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感情は、呼吸に翻訳される


    ──呼吸が浅いと、心も固まりやすくなる。


    呼吸が浅いとき。

    そこには、
    身体だけではなく、
    感情の緊張が関わっていることもある。

    横隔膜は、
    呼吸の中心にある筋肉。

    体幹の深部にあり、
    呼吸と姿勢を支えている。

    そして同時に、
    感情の反応とも深くつながっている場所でもある。

    怒り。

    不安。

    我慢。

    悲しみ。

    そうしたものが続くと、
    呼吸は少しずつ浅くなり、
    横隔膜の動きも小さくなっていく。

    ⸻

    横隔膜は、

    心臓。

    胃。

    肝臓。

    腎臓。

    副腎。

    そうした臓器とも近く、
    身体の中心で静かにつながっている。

    だから、

    泣けない。

    呼吸が浅い。

    眠りが浅い。

    みぞおちが硬い。

    肩が張る。

    胃が緊張する。

    そうした反応も、
    別々ではなく、
    どこか一本の線でつながっていることがある。

    東洋医学でも、
    多くの経絡が横隔膜付近を通ると言われている。

    それだけ、
    “感情と身体の交差点”として、
    大切な場所なのかもしれない。

    ⸻

    横隔膜がやわらかく動き始めると、

    呼吸が深くなる。

    姿勢が自然に整う。

    感情が少し流れやすくなる。

    集中が戻る。

    身体の奥に、
    静かな余白が生まれてくる。

    横隔膜は、
    感情と身体をつなぐ、
    静かな翻訳機なのかもしれない。

    ⸻

    今日の一日一呼吸。

    みぞおちに、
    そっと手を添えてみる。

    そして、
    ゆっくり長く吐いてみる。

    呼吸が変わり始めると、
    心も静かに動き始める。


     
     
    呼吸と身体の専門家|臨床もうすぐ30年 身体を通して、人生の見え方を変える。 呼吸・感覚・無意識から、自分の主導権を取り戻すためのnote。 初めての方へ ▶ 身体を知るための3つの入口 https://note.com/labo402/m/m921dacd5f7fa

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