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問いの解像度が、AIの天井を決める。


    確かにハルシネーションは存在する。

    でも、AIが答えられないのではない。

    問いが、AIの表層しか叩いていないからだ。

    「おすすめの本を教えて」

    と「自分が今、言語化できていない感覚を言葉にするための本を探している」のでは、
    返ってくるものが根本から違う。

    ツールもスペックも同じ。
    違うのは問いの立て方。

    優秀なインタビュアー、コーチは問いの立て方が上手い。

    これはAIに限った話ではないが、AIはその差を可視化する。

    なぜなら、AIは問いをそのまま鏡のように返すからだ。

    曖昧な問いは曖昧に、解像度の高い問いは深く。ごまかしが効かない。

    みんな知ってる検索エンジンとは、
    答えを「探す」ツールだった。

    キーワードを投げれば、
    それに対応するページを引っ張ってくる。

    問いの質は問われなかった。
    問いが雑でも、それなりの答えが返ってきた。

    AIは違う。
    AIは問いと対話する。
    ある意味、あなた自身と対話している。

    問いの背後にある文脈、問いが生まれた状況、
    問いの主体が何を本当に必要としているか
    ——それらを読もうとする。

    AIはあなたに問い返すこともある。
    その逆質問に答えられないなら、問いはまだ熟していない。

    だから、問いに深さがなければ、対話は始まらない。

    Google検索と同じ使い方をすれば、
    Google検索と同じ結果しか返ってこない。

    これはツールの問題ではない。
    使い方の問題。
    使う人間の内側の問題だと思う。

    では、良い問いとは何か。
    定義するよりも、構造を見た方が早い。

    良い問いには、
    たいてい自分の現在地が含まれている。

    「これを知りたい」だけでなく、「自分は今ここにいて、こういう文脈でこれを必要としている」という座標が埋め込まれている。

    そしてもう一つ。
    良い問いは、答えを急いでいない。
    答えを急ぐ問いは、選択肢を求める。

    それでは軸がどんどん自分の外にズレていき
    自立できなくなる。

    良い問いは、思考の展開を求める。
    この違いは、AIとの対話の質に如実に現れる。
    これは今後ますますAIが普及するほど加速する。

    神様からの贈り物レベルの
    超優秀なスペックのツールを全員が持つ時代に、
    差がつくとしたらツールの性能ではない。

    問いを立てる人間の解像度だ。
    情報を持っている人より、情報と対話できる人が希少になる。

    情報を引き出せる質問力と感覚を言語化する語彙力。
    知識を持っている人より、知識が生まれる問いを持てる人が必要になる。

    これは、AIリテラシーの話ではない。
    人間の内側の状態の話だ。

    からだの感覚を磨くことも、問いの解像度を上げることも、
    根は同じところにある気がしている。

    外から入れるのではなく、内側から引き出す力。

    それを育てるのが、これからの本質的な学びになると思っている。




    ここまで書いてきたことは、

    知識として理解するだけではなく、

    実際に身体で感じてみることで、

    見え方が変わることがあります。

    僕は普段、

    呼吸や身体の感覚を通して、

    自分の身体を観察し、

    自分で気づいていくための

    オンラインワークを行っています。

    記事を読んで、

    「一度、自分の身体でも確かめてみたい。」

    そう感じた方は、

    noteホーム画面右上のメール(封筒マーク)から

    ご連絡ください。

    オンラインワークについてご案内します。

    必要になったときに、

    思い出していただければと思います。

     
     
    呼吸と身体の専門家|臨床もうすぐ30年 身体を通して、人生の見え方を変える。 呼吸・感覚・無意識から、自分の主導権を取り戻すためのnote。 初めての方へ ▶ 身体を知るための3つの入口 https://note.com/labo402/m/m921dacd5f7fa

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