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裸足で歩くと、脳で何が起きるのか



    みなさんは最近、

    裸足で地面を歩いたのはいつですか?


    ちなみに僕は、

    裸足で砂浜を歩くのがとても好きです。


    その時の感覚を覚えていますか?

    ムズムズするような。

    どこか気持ち良いような。

    少しヒリヒリするような。

    なぜだか笑顔になってしまうような。

    たくさんの感覚や情報が一気に入ってくる、

    あの感じです。


    もしかしたら、

    子どもの頃以来かもしれない。

    そんな人もいるかもしれません。

    ⸻

    実は今、

    裸足で歩くこと(ベアフット・ウォーキング)が、

    脳や認知機能に良い影響を与える可能性があるとして注目されています。

    ⸻

    2024年に発表された研究では、

    裸足で歩くグループと、

    スニーカーを履いて歩くグループを比較したところ、

    裸足で歩いたグループに、

    認知速度の向上。

    集中力の改善。

    脳ストレスの低下。

    といった変化が認められたそうです。


    同じ距離を歩いても、

    裸足だと脳の反応が違ったということです。

    ⸻

    では、

    なぜそんなことが起きるのでしょうか。


    その答えのひとつが、

    足の裏にあります。

    ⸻

    足の裏には、

    メカノレセプターと呼ばれる感覚受容器が数多く存在しています。


    地面の硬さ。

    柔らかさ。

    傾き。

    温度。

    わずかな凹凸。

    そうした情報を常に脳へ送り続けています。


    私たちはただ歩いているつもりでも、

    実際には足裏を通して膨大な情報を受け取っているのです。

    ⸻

    よく考えてみると不思議な話です。

    現代人は一日のほとんどを、

    靴と靴下の中で過ごしています。


    クッション性の高い靴は、

    身体を守ってくれます。

    それは間違いありません。


    でもその一方で、

    足裏が本来受け取るはずだった情報の一部を遮断しているとも言えます。

    高性能なセンサーの上から、

    厚いフィルターをかけているようなものです。


    情報がゼロになるわけではありません。

    でも、

    本来受け取れるはずだった細かな情報は確実に減っています。

    ⸻

    裸足になると、

    足裏の感覚が目を覚ます。


    足裏の感覚が目を覚ますと、

    脳が目を覚ます。


    脳が目を覚ますと、

    姿勢や重心の感じ方が変わる。

    ⸻

    これは筋力の話ではありません。

    感覚の話です。



    私たちの身体は、

    思っている以上に感覚によって情報を得ています。


    どこに重心があるのか。

    どれくらい力が入っているのか。

    身体が今どこにあるのか。

    その情報の多くを、

    足裏は静かに、そして絶え間なく脳へ送り続けています。


    だから裸足歩きの価値は、

    単に足を鍛えることではありません。

    身体感覚そのものを思い出すことにあります。

    ⸻

    もちろん、

    いきなり道路を裸足で歩く必要はありません。

    というより危険です。


    芝生でもいい。

    砂浜でもいい。

    公園でもいい。

    家の中でもいい。

    畳も気持ちいい。

    無垢の床も気持ちいい。

    安全な場所で、

    ほんの数分、

    足裏の感覚に意識を向けてみる。

    それだけで十分です。

    ⸻

    現代人に足りないのは、

    新しい能力ではないのかもしれません。

    むしろ、

    もともと持っていた感覚を思い出すこと。

    取り戻すこと。



    足裏は今日も、

    たくさんの情報を受け取ろうとしています。

    たまには靴を脱いでみる。

    身体はそこから、

    静かに目を覚まし始めるのかもしれません。


    ⸻


    ここまで書いてきたことは、

    知識として理解するだけではなく、

    実際に身体で感じてみることで、

    見え方が変わることがあります。

    僕は普段、

    呼吸や身体の感覚を通して、

    自分の身体を観察し、

    自分で気づいていくための

    オンラインワークを行っています。

    記事を読んで、

    「一度、自分の身体でも確かめてみたい。」

    そう感じた方は、

    noteホーム画面右上のメール(封筒マーク)から

    ご連絡ください。

    オンラインワークについてご案内します。

    必要になったときに、

    思い出していただければと思います。



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