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教員採用試験の平等性とは?

    前回と同様に、私の教員採用試験体験記を述べてゆくことにする。

    今回は、ホワイト校での出来事についてである。

    【ホワイト校で採用された卒業生】


    私がホワイト校で非常勤講師をするようになった2年目、一人の卒業生が正規の社会科教諭として採用された。

    私と、もう一人の非常勤講師の先生が、新規採用された教諭の先生と組んで高校生の世界史を教える事になった。


    【困った出来事】


    「あの先生の授業が分かりにくいから、放課後に時間とって教えてください。」
    と、前年度に担当していた複数の生徒から言われるようになった。

    生徒の希望を断ることはできないが、新しい先生の顔を立てる必要もある。

    その先生の専門は地理らしいので、分かりにくいのは仕方ないけれども、大人としての関係性がある。

    私は非常勤講師であり、完全なボランティアを長時間引き受ける事となってしまう。

    また、教えている内容が間違っていた。
    テスト問題で作成した正誤問題の答えを、テストの巡回中に言ってしまうなどの出来事があった。

    1学期は補修をしないと言っていながら、なぜか、自分の担当していた部活の生徒だけを集めて補修をするという謎の出来事もあった。


    【相談してみた】


    このような状況に不安を覚え、非常勤でペアを組んでいたもう一人の先生と一緒に教科主任の先生に相談をすることになった。

    「彼はもともと能力が高くないから。
    部活で採用されたからな…。」

    と呟く教科主任をみて、???となった。

    まず、非常勤の私達に、そのような内部事情をほのめかしてもいいのだろうか。

    そして、採用をしたのは学校なのだから、その人を育てていくしかないのであり、私たちには関係のない話なのである。

    まずは、今困っている状況を改善してもらえるように伝えてもらうことになり、話は終了した。


    【何の為の試験なのか】


    この出来事の後に、私が感じた個人的な思いは、私学の採用試験は平等なのかどうか分からないということである。

    採用された先生は、特殊な部活を在学中からずっと続けており、指導者の先生が退職するタイミングでの採用となっていたのは事実である。

    部活採用はあるということだ。

    こうなると、採用試験を行う側の教科の先生も立ち入ることはできないのだろう。

    ちなみに、この学校は一人の採用枠に80~100人が筆記試験を受け、突破するシステムとなっている。

    不採用となった人はご縁がなかったといえばそれまでなのだが、モヤモヤとする事例ではある。

    ホワイト校での非常勤講師の任期は2年だったため、私は翌年別の学校に移った。

    その後、採用された先生が心がしんどくなっているという話を風の噂で聞いた。

    ご縁があったから順風満帆というわけではないのだ。

    どの場所でどう能力を活かすのか。
    どの職業も同じであるが、ワークライフバランスを大切にして、今後仕事と向き合っていきたいと思う今日この頃である。

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    私立の中高一貫校の社会科教諭の日々の出来事。 内容には諸説あります。

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