
名門校の中身教えます~ホワイト学校ってこんな学校~
「それってめっちゃホワイトやん!」
と教員仲間から言われていたことが懐かしい。
有名校で非常勤講師をしていたときに経験した恵まれた環境について、書いてゆくことにする。
【お世話をしてくれる職員の方が存在する学校】
「お昼ご飯を頼む場合は、ここにチェックを入れたら、後で料金をもらいに行くシステムやから。」
と説明を受けた。
はぁ。
そうですか。
と、最初は頷いていたが、よく見るとバリエーションがすごい。
3社のお弁当業者と、学校の食堂のお弁当が頼めるシステムになっていて、チェックを入れるだけで届いたら、お弁当を机の上に置いておいてくれるシステムだ。
しかも、メニューは豊富である。
料金は後払いで、お釣りも出してくれるシステムである。
そして、昼食時には、職員の方が温かい緑茶をポットに入れて職員室を回ってくれる。
コップを表向けに置いておくと、お茶が注がれるシステムである。
驚くことに、コップなどの洗い物は、桶に入れておくと綺麗に洗ってくれて、机上に返却をしてくれるのだ。
夏になると、職員の方がヤカンいっぱいに麦茶を沸かし、何本ものペットボトルに入れ替えて冷蔵庫で冷やしておいてくれるので、いつでも美味しい麦茶を冷えた状態で飲むことができる。
ごみ捨てや掃除なども、職員の方々が担ってくださるのである。
”とにかく仕事に集中をしてください”というシステムが整っていた。
【土曜日に学校説明会が実施される場合は、お弁当が出る】
私立の学校は、定期的に土曜日に入学希望者へ向けての学校説明会が行われる。
土曜日の勤務時間は、一応午前中ということになっているため、教諭の先生全員に食堂のお弁当が出ることになっていた。
こんな学校は、基本的にありえない。
とても職員のことを考えているなと、今となっては思う。
このお弁当は、いつも多い目に発注されているため、よく私は余ったお弁当にあやかれていた。
お金のない非常勤講師としては、とてもありがたいシステムだった。
【出入り業者が職員室に来る】
お昼時にはヤクルトの方が職員室をまわり、販売をしている。
ついつい買い物をしてしまうが、テスト中など疲れが溜まりやすい時期はありがたかった。
また、銀行の方が来て、その場で出入金可能というのも魅力的であった。
【考査問題はコピーをしてくれる】
期限内に考査問題を提出すると、事務の方々が手分けをして考査問題を印刷し、クラスごとに封筒に入れておいてくれる。
このシステムも非常に助かる。
クラス数が多いため、印刷をするのにも時間がかかるのだ。
この時間を短縮できるだけでも、他の仕事に集中できるので、ありがたい。
【教諭の勤務はフレックスタイム】
当時としては珍しく、正規雇用の教諭であれば、フレックスタイム制をとっていた。
朝の職員朝礼はない。
1時間目の授業担当者が、生徒の欠席を確認するのみである。
教諭は自分の授業が始まる時間帯に出勤をし、退勤したいときに退勤をする。
附属の大学が隣に併設されているため、運動部の顧問の先生などは、退勤時間が大学の施設を使用しての練習になるので、遅かったように思うが、出勤時間が遅ければトータルの労働時間はそこまで長くならない。
【給与体系がすごい】
*非常勤講師は別である。当時は非常勤講師にボーナスや私学共済はなかったが、現在は改善され、その2点が追加されているようである。
「この学校はトヨタの本社と張り合えるか、その上の給与だ!」
というのが名言であった。
また、給与だけでなく、教科用の雑費・個人研究費・部活用の雑費など、かなりの額の補助金が支払われることになっていた。
だからこそ、教員採用試験が行われるとものすごい倍率であった。
私は3回チャレンジしたが、いずれも落ちてしまった。
残念の極みである。