
【感想】スパロボ未経験東方にわかで『幻想少女大戦』を遊んでみた【紅の章】
タイトル通りです。
SRPG自体ファイアーエムブレムのGBA三部作ぐらいしか遊んだことがなく、東方も二次創作やBGMを触って本編は未プレイです。
大まかなあらすじやキャラ関係は把握済みですがスペルカードなどはさっぱり、神霊廟以降はキャラ把握すらおぼつかない状況です。
そのため以下の文にはシリーズ経験者の方からすると不自然な箇所があるかもしれません。予めご了承ください。
本記事は当東方project×SRPGのゲーム作品『幻想少女大戦 - DREAM OF THE STRAY DREAMER -』の感想になります。
ストーリー15話までのネタバレが含まれるのでご注意ください。
幻想少女大戦(Switch版)は2025/7/11までセール中!
PC版もあるよ!
ストーリー
はいはい紅魔郷ね!赤い霧を止めるため紅魔館に行くやつ!
まずはチュートリアルで霊夢が出てきてー、相方として慧音さんが来て―…
いきなり別シリーズのキャラがシレっと現れて仰天。そのまま霊夢の相棒ポジに慧音さんが来るわ、その次の仲間が妖夢だわ……序盤からインパクトが凄いです。
原作通りになぞるだけと思ってたので、こういうのもアリなんだ…と驚きました。
あとマジで知らない人もいる!!!
エリーって誰や…くるみってどなたですか………
もう幽香さんおるんじゃが?
幽香さん2人のお知り合いで!!?
紅魔郷の話なのにそれ以外の東方知識がどんどん増えていきました。
(ライブラリ読んだとこだと旧作の関係らしいです。そりゃ知らんわ…)
こういった具合に振り回された初プレイでしたが、本筋はキチンとしていました。
赤い霧を止めるべく元凶のレミリアに対して、霊夢と仲間たちが力を合わせて立ち向かう!かつて拳を交えた相手とも協力して背中を預けて戦いに臨む!王道だからこそ盛り上がるクライマックスであり大変感情移入できました。

バトルシステム
「装甲」やら「運動性」やら知らない単語が山ほど出てきて最初はさっぱりでした。
遊んだりして多少は理解できましたが、今回はwikiに頼ってなんとかしました。
お陰で終盤にはシステム周りを把握できたと思います。多分。
初心者の人は躊躇なくwikiで調べたほうがいいと思う!知識量がものをいうゲームなので。
難しい話だけじゃなく本作の新システムは十分楽しめました。
具体的にはスペルカードシステムが面白い!
すごーく大雑把に説明すると
・ボスのHPが0になると復活するよ
・周囲に「ボスが強くなるゾーン」を作るよ
・ボスによっては複数回復活するよ
・復活するたびにゾーンの効果や技が変わるよ
というもの。RPGなら第◯形態とかそんな感じ。

マスのデザインも凝ってて好き
一つ目の良いとこは「見せ場の増加」。
SRPGのボスといえばエース複数人で取り囲み、敵にターンを回さないよう集中攻撃して速攻を狙うのがセオリーです。
が、それによりエース以外は攻撃に参加できず出番やレベルアップ格差に繋がる事象が多かったです。
しかしスペルカードシステムならボスのHPが多い、それも形態毎に分割されるため必然的に手数を要求されます。
結果どのキャラでも大一番のボス戦に参加できる(参加しなきゃ火力が足らない!)結果につながってます。
二つ目の良いとこは「攻撃手段の変化」。
スペルカードが変わる毎にボスの攻撃および「ボスが強くなるゾーン」の効果がガラリと変化します。
近距離特化から遠距離技に、ステータスの弱体化から移動不能付与に、果ては広範囲に毎ターン全体攻撃をぶっ飛ばしてくる恐ろしいものもあります。
これにより「長いターンじっくり戦えるボス戦」と「バラエティ豊かな攻撃パターン」を両立していて必然的に盛り上がります。
スペルカード自体にターン制限もあるため勝てないなら逃げ回ってもいい難易度調整も巧いと思いました。抜け道を用意する事で誰でもクリアできるように、一方でターン以内に倒せば追加の報酬が貰えるためゲーマーにもリスクとリターンの選択肢が与えられる両得のシステムです。
キャラ個別感想
こっからは紅の章で活躍したキャラに感想。
ネタバレもあるので未プレイの人は注意してね!
霊夢
っぱ主人公すわ!!
主人公=出撃回数が多い=育成のリターンも大きい、と考えて重点的にリソースを注ぎ込みました。
その甲斐あって近距離遠距離万能のエースに育ちました。
夢想封印の「トドメ」感も大好き。
幸運スキルのおかげで後半はお金稼ぎに役立ってくれたのも素敵。

慧音さん
霊夢の相棒といえば!慧音さんだよなあ!
…そんな思想で1話からレギュラー出演してくれたお方。
仲間になってくれるのは嬉しいし性能も便利なんだけどこの先の話で敵になりますよね!?
一体どうするんだろう…ストーリーにアレンジを加えてる本作だから、敵対せずに永夜抄の話を進めるんだろうか。
ストーリーでも説教魔人っぷりを堪能できました。こんなに説教が多い人だったんだなあ…フワッとしたイメージしか持ってなかったからある意味新鮮。

妖夢
この先の話で敵になりますよね!?(2回目)
慧音さんと違ってこっちは仕える主人もいるし敵対回避は無理そう。
性能はわかりやすく近づいてぶった斬る!高火力アタッカーとして優秀でした。

ルーミア
かわいいね。
最初は面倒くさがりながらもなんやかんや協力して、霊夢にご飯をたかるくらいには懐いてるのが好き。
火力はそこそこですが、デバフ付与できたり妙に固かったりして道中の雑魚掃除やボス戦のHP調整で活躍してくれました。
魔理沙
やっと出てきた主人公!登場キャラ順で魔理沙が5人目になるゲームなんて他にあるんだろうか。
霊夢が異変解決の仕事へ実直に取り組んでる分、魔理沙の感情的な熱さが対比で目立ってました。
フランへの説得パートも良いなあ…これ魔理沙ルートを選べば前の会話も分かるんだろうか。
こっちも性能はシンプルに大火力で焼却!
…となれば良いんですが必要パワーが高い、すぐガス欠になる、強い武器がどれも近距離には撃てないと癖強め。
前者2つは育成でカバーできるんですが、3点目だけはどうにもならなかった。

アリス
この先の(ry
流石に慣れました。そういうもんだと割り切ります。
加入当初は霊夢にお株を奪われがちでやや不遇。弱くはないけど然程強みもない…と思ってました。
ところが終盤で魔理沙との合体技を取得!低燃費かつ高火力の技で一躍前線に踊りでました。
マリス砲って確か永夜抄のテクニックよね?プレイヤーの操作を合体技で再現するの面白いなあ。
にとり
タンクが優秀なゲームが好き!
誰でもほいほい空を飛べるゲームで盾役はキツそう…と思ってましたが援護防御が便利!
防御力が低いアタッカーへの攻撃を肩代わりして戦える場を用意するのが良かったです。
隣接しなきゃいけない手間はあるけど、アタッカーの安全というリターンもある。更に攻撃も支援してくれるし、やることない時はスキルで敵の弱体化もできる!なんなら回復だってできる!なんで!?
にとり1人が持って良いロール量じゃないよ…
チルノ
受けるダメージを一度だけ10に固定する「不屈」が超便利。1行動の重みが大きいSRPGでその効果はアカンでしょ!
欠点もなくは無いのですが、敵陣突っ込んでデコイにしたりボスのHPを安全に削ったりと非常に多芸。
全然バカじゃないじゃん…どっちかというと脳筋じゃん…

大妖精
かわいいね。
こちらも貴重なヒーラー。にとりと違って回復一筋!という実に分かりやすい性能。
にとりと違って脆いわ低火力だわで敵に狙われた時はヒヤヒヤしました。
早苗さん
出番早いって!!!!
こんな序盤から絡んでくるとは思いませんでした。突っかかってくる理由もむちゃくちゃ面倒くさい…
ただこういう因縁があると風神録のストーリーは盛り上がりそうな気がします。二次創作だからできるアレンジ!
咲夜さん
すっげえ刺々しい…紅魔郷の頃ってこんなにも荒れた言動だったんですね。ここからどうやって仲間達に馴染んでいくかも楽しみ。
ストーリーでは3回も手合わせするわ最終決戦では共闘するわですごく印象に残ったお方。
1回目の戦いではスペルを取れなかったり、最後の戦いでは地獄を見ることになったり(後述)で強敵でした…
紅美鈴
1戦目:エリーと門番組んでる!可愛いね!
2戦目:
めーさくヤッターーーーー!!!!!!!!!
(やめてください庇われるとマジでしんどいです)
百合オタクには情緒を、ゲーマーには絶望を叩き込んでくれたお方です。
誰も命令してないのに即座に咲夜さんの盾になる美鈴がさあ……マジで良いんですよ。
咲夜→美鈴はせいぜい職場の同僚程度の扱いで大した感情もなかった(多分)のに、知ったことかと一目散に駆けつけるの…コレって愛じゃねえか?
テキストを読み進めるスピードで察してください。
小悪魔

パチュリー
1戦目の図書館ギミック、2戦目のスペルカードのターン制限によるDPSチェックなどいやらしい妨害が印象的。
キャラ性能が強いんじゃなくてゲームシステムをフルに活用してこちらを追い詰めてくる感じ。咲夜さんとは別ベクトルに強敵でした。
レミリア
まずステージが良い。時計塔をバックに真紅に染まった夜空を縦横無尽に駆け抜ける!空を自在に飛べる東方ならではのマップだなあと感じます。

終盤に立ちはだかる黒幕としてもいい塩梅でした。
霊夢たち9人を相手取って互角に立ち回り、小細工を労せず一撃粉砕の超火力で迫りくる!非常に緊張感のあるバトルを楽しめました。
苦労した分倒した時の達成感も一塩でした。長かった戦いもようやく終わりエンディングへ………
フランちゃん
紅魔郷まだ終わってないわ!!!
レミリア戦が盛り上がりまくったせいで完全に終わった気でいました。
そりゃフランちゃんもいるよね……ごめん。
特筆すべきは戦闘の激しさ!スペルカード4枚という今までにない強大さ、そして激しい攻撃の応酬とバトルの楽しさは間違いなくトップクラスでした。
まず印象に残ってるのがスペルカード「フォーオブアカインド」の分身。
フランの四方を囲って封じ込めたぞー!と安心してたら分身が包囲をあっさり抜け出す始末。そんなのもアリかあ…と呆然としつつ必死に処理しました。

スペルカード「そして誰もいなくなるか?」も最高に楽しい!そしてしんどい!!
僅かな安全地帯以外のマップ全域に攻撃という衝撃的な形態。その安全地帯もターン毎に移動するため必死で移動しました。個人的にFF14の運動会ギミックが彷彿されて面白いです。SRPGでこういうことも出来るんだなあ。
安全地帯まで間に合わない、スキルで防御力上げて耐えよう!いやボムを使って安全地帯を作ろう!…と移動一つにもドラマが色々生まれて凄く楽しかったです。

以前の戦いの負傷がぶり返して思うように体が動かす安全地帯に間に合わない咲夜さんが背中を突き飛ばされたと思ったら、笑顔の美鈴さんが自分を犠牲に助けてくれていて気づいた時には弾幕の中に姿が消え去って、思わず名前を叫んだら土煙の中から返事が返ってきて気合いで普通に耐えていた美鈴さんに安堵と心配損と行き場のない感情が込み上がって尻を蹴っ飛ばす咲夜さんが良かったよね………(一息)
スパロボ未経験、東方も概要しか知らない状態でしたがとにかくむちゃくちゃ楽しかったです。
良いゲームだったなあ……
なんて終わる空気なんですが少なくともあと3作分のストーリー残ってるんですよね(妖々夢・永夜抄・風神録)
この熱い盛り上がりをまだ3回も楽しんで良いんですか!?!?!?
すげえや…
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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