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【設定集】魔法少女

    【魔法少女とは】
     超人的な身体能力と、固有の魔法が使える存在のこと。
     魔法少女になるための条件としては、女性であること、この一点のみである。より幼い者が多い傾向にあるが、大人でもなろうと思えばなれる。
     一人の魔法少女につき、一つの固有魔法を持っている。魔法少女になったきっかけ(動機)に関係する固有魔法であることが主。
     変身中は、この世とあの世の理から外れた者以外の時が止まる。同じ魔法少女と契約魔物だけが動ける時間となる。
     正体が契約魔物と魔法少女仲間以外に知られたら、魔法少女としては死んでしまう(変身できなくなる)。直接変身できなくなるというよりは、間接的に殺される。名前を知られてしまったら(身元を調べられて)弱点が伝わってしまうからだ。自分を知っている部外者をこの世から消せたら復活できる。
     一度魔法少女になると、二度と普通の生活には戻れなくなる。歳も取らなくなり、心もまた成長が遅くなる。食事はとらないと死んでしまう。
     変身用の"魔法の粉"は、敵を倒せば手に入る(自分のボトルに勝手に貯まっていく)。敵に一度でも攻撃を加えていたらその子の分がおすそ分けされる形。100が全体量だとして、三人いたら三分割される。一体の敵を一人で倒すとおおよそ四回分ほど変身できる粉が手に入る(魔法少女によって使用量が異なるため、あくまで参考程度に)。体に塗香のようにふりかけて使うが、舐めたりすることもある。好きなケーキの味がするらしい。
     最期には肉体は化粧道具として、精神はおとぎ話として世界に還っていく。魂は転生のために天界へと連れられていくだろう。
     死んでまた転生し、魔法少女の道をもう一度選ぶと、魂が魔法少女として受けた傷(トラウマ)を思い出して自壊する。そして、概念へと変わり、倒される敵となって現れるのだ。

    【契約魔物について】
     契約魔物は一人につき一体いる。ユニコーンや天使など伝説上の生物を思わせる見た目をしていることが多く、人型の者もいる。
     敵を感知する方法(負のエネルギーの発生源が分かる)を担っている。
     魔法少女の思い入れが強いほどに、石像として形に残る。

    【敵とは】
     皆の魂から漏れ出た負のエネルギーから作られており、捉えにくいものや概念と戦うことが多い。自然災害、精神疾患、悪徳。それらを魔法少女の魔法の力で具現化し(人間に近い形になってもらい)、戦って力を弱めることで取り憑かれた人を救う。ただし、敵を完全に消すことは相当に強い救済意識がないとできない。そのため、定期的に現れた彼らと戦う必要がある。
     魔法少女の魔法「コンヴァート」を使えば、救いたい人を救うことができる。例えば、対象者をなるべく名前や顔が分かる程度に具体的に思い浮かべて(敵を現したいところに視線を向けて)五芒星を描き、契約魔物と交わした契約の言葉を呟くことで取り憑いているものを具現化させられる。
     魔法少女同様、傍から視認することができる。そのため、魔法少女は敵を具現化する場所を選ぶ必要がある。
     具現化してから24時間がすぎたら、自動的に敵はその持ち主の元へと戻っていく。敵が弱っていたら状態は改善して、強くなっていたら状態は悪化する。
     敵を倒したら、相手の記憶が断片的に流れてくる。精神疾患であればその病が心を蝕み、自然災害だと敵との戦いの(建物などへの)被害が倍になるという、倒した敵の影響を受けるようになっている。その呪いを治す(というよりも上書きする)ために、また新しい敵と戦い続け、休むことを許されない。休めばそれだけ呪いが心体を蝕み、最終的には魔法少女自身を滅ぼしてしまうのだから。

    【豆知識】
     五芒星をどこから描き始めるかで、その魔法少女の性質が分かるという一種の都市伝説がある。
    真上:戦うことを心から楽しんでいる。逃げ足が遅く、敵から逃げる選択肢を滅多に取らない。一番敵を倒しやすいが、一番殺されやすい魔法少女でもある。
    右上:救済意識が非常に強く、敵でさえも味方と考えて慈愛の精神から倒す。数少ない、敵を完全に消滅させた(=世界から概念を消した)魔法少女もこのタイプがほとんど。
    右下:契約魔物や敵に惹かれて恋に落ちてしまう悲劇の魔法少女。その多くが叶わない恋とも知らずに、相手の言う通りに従って傀儡となる場合が目立つ。
    左下:魔法少女として敵と戦うのではなく、魔法少女向けの商売をしていたりと特殊な生き方をしている場合が多い。敵に対する根本的な恐怖心や絶望感を抱えていて、トラウマ持ちも少なくない。
    左上:自分に正直な性格で、何かと都合が良いちゃっかり者。ときには敵に寝返ることも選ばないが、寝返った魔法少女がどうなったのかを知る者はいない。

    【魔法少女の秘密】
    「魔法少女? なんですか、それは。そんな子どもが夢見るような言葉はありませんよ。……行ったか。さあ、魔法少女の開発を続けよう。新入りくん、魔法少女を知りたいならば今後に開かれる会議(Fantia)に来ることだね」

    関係者:
    ルル・・・魔法少女。

    *このインクがあなたの心に滲んだのなら、"スキ"のひとしずくをこぼしてください。その広がりの手がかりが、魔法少女たちに"幸せ"をもたらします。

     
     
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