
毎週ショトーショートnote「マッチョ華道」
このショートショートは田原にかさんの
#毎週ショートショートnote
#マッチョ華道
のお題作品です
田原様毎週大変とは存じますが、よろしくお願いいたします
またこの作品は「幼馴染はじめませんか」から始まる
正人と美智子の連載小説ともなっています
あと少しだけお付き合いをお願いします
ずっとあなたが側にいた
華道師範免許(24歳)
仕事帰りに、美智子と偶然会った
4年ぶりだった。
去年交通事故を見かけたが、声をかけなかった。
美智子はお花の帰り道。
さすがお嬢は違うと思った
「お前、花なんかならっとんか?」
「なんかとはなによ。お祖母ちゃんがさ、大学の勉強より 女は華道とか茶道とか剣道とか弓道とかなんでもええから、道の付くものを身につけんといかんいうて、学生のころから始めたんよ」
「それは、それは優雅なことで」
「道が付くものを習うのは優雅とは程遠いんよ」
「そんなもんか?サッカーとラグビーもきつかったぞ」
「華道の展示会とか、山に行って木から選ぶんよ。それを自分でのこぎりで切ってくるんだよ」
「へぇーそうか。そりゃ知らんかったわ」
「せっかくやから師範の免許取っとけっていわれて、マジ筋肉痛やわ」
「それで、師範になれるんか?」
「まあね。最後は道もお金よ!」
家によって、いろいろ違うのだと正人は身に染みた。
「これみてや、すごやろ?」
と、腕とふくらはぎを見せた。
確かに、女にしては筋肉ついてる。
「どうや、心は柔いけど、筋肉は固いんじゃ」
「心柔いってか!どこが?」
こんな時間がいつまでも終わらなければいいのにと
2人とも思った。
(420文字)
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