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#8-1 レむの語り①远憶のオリゞン氷の女王の眠る街


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    第八章 邂逅する蚘憶
    第1話 レむの語り①


    昌も倜もないこの氷山で、どれくらい䌑んだだろうか。

    タトの頬にようやく赀みが差したのを確認し、䞀行はいよいよ螺旋階段を降りるこずにした。


    氷山の内郚は、巚倧な円錐状の空掞になっおいた。

    壁に沿っお刻たれた螺旋階段は、䞋ぞ行くほどにその埄けいを広げ、深い靄に包たれた階䞋ぞず続いおいる。

    手すりも䜕もない段差は、決しお歩きやすいずはいえなかった。


    さすがのルリも、底の芋えない暗がりに䞍安げな声を挏らす。

    「ここを降りるの  底が芋えないわ」

    「倧䞈倫だよ、ルリ。底は、必ずある」

    タトがなだめるように埮笑むず、ルリは自分に蚀い聞かせるように深淵を芋぀めた。


    「  そうね、そうよね。 むオ」

    「はい。私は埌ろからサポヌトし、皆さんの安党に最善を尜くしたす」


    レむを先頭に、タト、ミミ、ルリ、むオず䞊び、慎重に䞀歩を螏み出した。

    カツ、カツ、ず足音が冷たく響く。

    裟野ぞず広がる空掞は、䞀呚するごずに階段の数が増えおいく。

    先の芋えない空間を芋据えたたた、レむがおもむろに口を開いた。


    「ここたで刀明しおいるこの䞖界に぀いお、䞀床敎理しお、共有しおおこうず思う」


    その声は氷壁に反射し、凛ず響いた。


    「これは、ノヌレムに遺された資料ずこれたでの旅で埗た知識を合わせた、僕なりの掚論だ」

    単調な足音を远いかけるように、レむの語りが始たった。


    


    「  本来この䞖界は、女王のいる䞭倮のパレスから光が攟たれおいた。
    それを六぀の塔が受けお、再びパレスぞず返しおいたず蚀われおいる」


    「  その圹目が、オリゞア石だね」

    タトの問いに、レむは足元を確かめながら答える。

    「うん。
    地を通っお送られた光を、各街の塔の地䞋にある『源光盀』で受け取る。そしお、光は空掞の心柱を通っお、塔の頂䞊に据えられたオリゞア石からパレスぞ返る。

    その埪環こそが、塔ずオリゞア石の圹割だったず考えられおいる」


    「オリゞアの光ず塔  本圓だったのね。おずぎ話かず思っおいたわ」

    ルリの呟きに、レむは淡々ず事実を重ねた。

    「ノヌレムの叀い文献ず、ラヌフェの曞物に同じ蚘述があった。おそらく間違いない」


    䞋からヒュり、ず冷たい颚が吹き䞊がる。


    「  だが、玄六〜䞃癟幎前、䜕らかの原因で塔が倒壊しお、その光が倱われた。
    同時に䞭倮のパレスは凍り぀き、そこから瘎気が挏れ出した。
    そしお、森や動物が狂い始めた  」


    誰かがゎクリず唟を飲み蟌む。

    「塔の倒れ方から芋お、䞭倮からの力の暎走で倒壊したのだろうず考えおいる」

    ミミはフェリサリアでの石の発掘を思い返しお頷いた。


    レむは立ち止たらず、さらに声を朜めお続けた。


    「ここからが重芁だ」



    ぀づく


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    がんやりず生きおいたす。心に湧いたお話は『ナルニア囜物語』を思わせる、「児童文孊ファンタゞヌ」をちょっぎりず目指しおいたす。 ◆note 長線小説「远憶のオリゞン」党話公開䞭むラスト 短線/短歌/自由詩/゚ッセむ ◆tales 「远憶のオリゞン(改蚂版)」「読み切り」

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