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"ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!"(日EP) 『ビートルズ名盤100』その82(Ⅷ-6)

    ヤァヤァヤァまわりのEPは英でも2枚出ていますが、こちらではまずは日本のものを紹介したいと思います。
    日本企画のコンパクト盤第2弾、シングルチャートで上位に入った4曲で構成されたミニベスト盤です。

    1965年1月5日 日本発売
    A面 : 1.ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! 2.恋する二人
    B面 : 1.プリーズ・ミスター・ポストマン 2.アンド・アイ・ラヴ・ハー

    実はここまでの私のnoteでは英EPを中心に紹介する中で日EPにも触れてきていたので、すでに3枚紹介していてこれで4枚目なのですが、発売としてはこれが第2弾です。

    第1弾『ツイストアンドシャウト』(その77)
    第2弾『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』(今回)
    第3弾『オールマイラヴィング』(その80)
    第4弾『のっぽのサリー』(その81)

    第1弾が1964年前半のヒット集、この第2弾が同年後半のヒット集です。2枚でかなりの日本ベスト盤、ということになります。
    さらに、この第2弾と、次の第3弾『オール・マイ・ラヴィング』を合わせると、アルバムヤァヤァヤァA面曲が6曲も揃うということにもなっています。オールマイラヴィングも映画に使われた曲でもありますので、この2枚で「ヤァヤァヤァベスト」の色合いも含んできます。 

    日本では各盤とも少し遅れての発売とは言え、このお得感は素晴らしい。また日本ではポストマンとオールマイラヴィングのステレオはここが初登場ということになったと思います。

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    英EPのヤァヤァヤァ関連の2枚、1枚目はアルバムA面からの抜粋、2枚目はB面からの抜粋です。

    1964年11月6日 イギリス2枚同時発売

    タイトルもジャケもけっこうそのまんま。1枚目は1位だったようです。

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    左が1枚目、ほんとにそのまんま。2枚目(右)もちょっとUnited Artists盤っぽいような…。

    イギリスではこの月の後半にすぐシングル"I Feel Fine"、翌月頭にアルバム"Beatles For Sale"発売です。こんな発売ラッシュでもそれぞれ1位を獲れちゃう恐ろしさ。

    それにしても、こちらも映画公開からはだいぶ経ってます。もう年末にさしかかろうかという頃です。

    ここではこの2枚は、「年の終わりに改めて、あの映画のことを皆さんに思い返してもらいたい」という意図もあったと思います。そろそろ1964年も終わり、あの映画、良かったよね、もう一回思い出してください、という感じです。
    前にも書きましたが、この頃はビデオの発売なんてありませんから。

    さらにこれ、よく見ると、米アルバム" Something New "の選曲とすんごく一致してるんです。

    EP : Extracts from the Album "A Hard Day's Night"
    Any Time At All / I'll Cry Instead / Things We Said Today / When I Get Home
    "Something New" side A 1 to 4
    I'll Cry Instead / Things We Said Today / Any Time At All / When I Get Home

    EP : Extracts from the Film "A Hard Day's Night"
    I Should Have Known Better / If I Fell / Tell Me Why / And I Love Her
    "Something New" side B 1 to 4
    Tell Me Why / And I Love Her / I'm Happy Just To Dance With You / If I Fell

    EP2枚目がA面の、1枚目がB面の最初の4曲とほぼ一致。1曲差し替えられただけで、きっちりグループ分けされています。
    差し替えた1曲も、米シングル"A Hard Day's Night"のB面だった曲で、アメリカでもこの映画がヒットしたことを、イギリスのみならずアメリカにも再認識させるかのような内容にもなっている。アメリカでもこの映画がヒットしたことへの喜び、そんな印象にもなります。
    (ちなみに"SomethingNew"は英アルバム"A Hard Day's Night"と同じ7月発売でした。)

    もちろん各国の一般の方々がこの2枚を見比べる機会があったとも思いませんが、、

    そして年が明けて2月、イギリス及びアメリカでこの映画から、アカデミー賞ノミネートが出ることになります。
    (イギリスでは新人賞、アメリカでは脚本賞及び編曲賞)

    おめでとうございます!

    < Ⅷ 英EP及び日コンパクト盤選 >

    ビートルズ名盤100

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