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日欧読曞の歎史に぀いおリンク

     読曞の歎史を簡単に。

    解説note


    読曞の歎史

    西掋孊問における叀兞曞のクリティック

    本曞が掲げる「クリティック」は、ふ぀う「批評」や「批刀」ずいう日本語に蚳されたす。しかし、それらの語では十分に衚されない意味が「クリティック」には含たれおいるこずを日本の知的䞖界は気づかずにきたした。その状況を憂える碩孊が、これたでの仕事を総括するずずもに、将来の知の土台を提䟛するべく、本曞を曞き䞊げたした。「クリティック」ずは「物事を刀断する堎合に䜕か前提的な吟味を行う」ずいう考え方です。その系譜をたどる道皋はホメヌロスから開始されたす。そこからヘヌロドトスずトゥヌキュディデヌスを経お゜ヌクラテヌス、プラトヌンに至る叀代ギリシャの流れは、キケロヌやりァッロヌの叀代ロヌマを経由する圢で、䞀四䞖玀むタリアのペトラルカ、ノァッラに至っお「人文䞻矩」ずしお開花したした。この流れの根幹にある態床――それは、あるテクストを読み、解釈する前に、それは「正しいテクスト」なのか、そしお自分がしおいるのは「正しい解釈」なのかを問う、ずいうものです。こうした知的態床は叀代ギリシャ以来のものであり、のちの者たちはその叀代ギリシャ以来の態床に基づいお叀代ギリシャのテクストを読み、解釈しおきたした。そしお、それこそがペヌロッパの知的䌝統を圢䜜っおきた営みにほかなりたせん。

    クリティック再建のために (講談瀟遞曞メチ゚) Kindle版 朚庭顕


    近䞖以前の読曞

    読曞は少数の人びずだけにゆるされた特暩で、私たちのようなふ぀うの人間の瀟䌚では読曞はむしろ悪埳ずみなされ、「だれにずっおも本を読むのはいいこずだ」どころか、「本なんか読んでいないで働け」ずいうほうが䞖間の垞識だったのです。

    https://kangaeruhito.jp/article/10435

    西掋の読曞

    䞭䞖の読曞家の蚘録

    Carlo Ginzburg

    Le fromage et les vers : l'univers d'un meunier du XVIe siÚcle

    Il formaggio e i vermi : il cosmo di un mugnaio del'500

    https://t.co/wlueLnREXx

    『チヌズずりゞ虫』は、16䞖玀末のむタリアの片田舎で、䞀人の粉屋が異端審問にかけられた蚘録から始たりたす。

    その粉屋メノッキオは、教䌚の目から芋れば危険な思想の持ち䞻でした。圌の残した蚀葉を読んでいくず、そこには圓時の知的䞖界の意倖な広がりが芋えおきたす。

    — えそおりか (@Esoterica_GIKO) July 24, 2025

    メノッキオは『マンデノィルの旅行蚘』『デカメロン』『コヌラン芁玄』など、様々な本を読んでいたした。

    圌はラテン語こそ読めたせんでしたが、俗語で曞かれた本なら手圓たり次第に読み持っおいたようです。そし、おその読曞から埗た知識を、粉屋ずしおの経隓や村での暮らしず結び぀けお、独自の

    — えそおりか (@Esoterica_GIKO) July 24, 2025

    䞖界芳を玡ぎ出しおいきたした。

    たずえば圌は、䞖界の始たりをチヌズ䜜りになぞらえお説明したす。

    最初にカオスがあり、そこから物質が凝固しお倩䜿が生たれた―これは、チヌズが凝固する過皋から着想を埗た䞖界創成論でした。

    たた圌は、神を「自然」ず同䞀芖し、教䌚の暩嚁を盞察化するような

    — えそおりか (@Esoterica_GIKO) July 24, 2025

    発蚀もしおいたす。「すべおの宗教に救いの可胜性がある」ずいう圌の蚀葉には、圓時ずしおは驚くべき寛容さが垣間芋えたす。

    この本の面癜さは、そうしたメノッキオの思考の跡をたどるこずで、私たちが思い描く「16䞖玀の民衆」のむメヌゞが倧きく揺らぐずころにありたす。

    圌は確かに正芏の教育は

    — えそおりか (@Esoterica_GIKO) July 24, 2025

    受けおいたせん。

    しかし圌の発蚀からは、曞物から埗た知識を自分なりに解釈し、批刀的に考える力を持っおいたこずが分かりたす。

    「民衆文化」ず「゚リヌト文化」は、実際にはもっず耇雑に亀わり合っおいたのかもしれたせん。

    ずりわけ印象的なのは、異端審問官ずの察話の堎面です。メノッキオは、

    — えそおりか (@Esoterica_GIKO) July 24, 2025

    自分の考えを決しお曲げようずしたせん。「私は自分の頭で考えたこずしか蚀っおいない」―この蚀葉には、近代的な意味での「個人」の芜生えのようなものすら感じられたす。

    結局圌は凊刑されおしたいたすが、その最期たで自分の信念を守り通したした。

    ギンズブルグは、

    — えそおりか (@Esoterica_GIKO) July 24, 2025

    こうした䞀人の人物の蚘録を䞹念に読み解くこずで、歎史の「底」に沈んでいた䞖界を浮かび䞊がらせたす。

    それは私たちが思い描く「䞭䞖」や「民衆」に぀いおの固定芳念を、静かに、しかし確実に揺るがしおいるように思えたす。​​​​​​​​​​​​​​​​#チヌズずうじ虫

    — えそおりか (@Esoterica_GIKO) July 24, 2025

    18䞖玀のブヌム

    「フヌコヌよりも19歳ほど幎䞋のアメリカの歎史孊者リン・ハント は、別の芋解を瀺しおいたす。『監獄の誕生』から33幎埌の幎に圌女が著した『人暩を創造する』によれば、18䞖玀半ばに起きた「曞簡䜓小説」のブヌムず、その埌の読曞習慣、ずくに小説を読む習慣の普及が、人々の共感胜力を䌞ばしお「人暩」の意識を根付かせた、結果ずしお残虐な身䜓刑は廃止されるようになった、ずいうのです。

    曞簡䜓小説ずは、その名の通り手玙の圢匏で進む小説で、18䞖玀のペヌロッパで倧流行したした。そのブヌムの先駆けずなったのが、幎に出版されたサミュ゚ル・リチャヌド゜ンの『パミラ、あるいは淑埳の報い』です。」


    「18䞖玀の読者には、この小説は衝撃を持っお迎えられたした。

     出版から玄ヶ月埌の幎月には早くも重版がかかり、月に第版が、月に第版、月に第版が発売されたした。瞬く間に倚蚀語に翻蚳され、幎にはフランス語版がロヌマ・カトリックの犁曞目録に茉るたでになりたした[23]。膚倧な数の批評、パロディ、海賊版が執筆され、今でいう「パミラグッズ」のようなものが制䜜・販売されたした。ある村では、氏ずパミラが぀いに結婚したずいう噂を聞いお、村人たちが教䌚の鐘を鳎らしたずいう逞話たで残っおいたす。

    『パミラ』の成功を受けお、ペヌロッパでは小説の刊行数が激増したした。

     むギリスでは幎代には毎幎玄30点、幎代には毎幎玄40点、幎代には毎幎玄70点の新䜜小説が䞖に出たした。これは18䞖玀の最初の10幎間に比べお倍の増加でした。フランスでは幎にはわずか点だった小説が、幎には52点、幎には点が出版されたした[24]。

     リチャヌド゜ンが幎から刊行を開始した『クラリッサ』は、再びベストセラヌになりたした。たた、ゞャンゞャック・ル゜ヌも『ゞュリ たたは新゚ロむヌズ』ずいう曞簡䜓小説を幎に出版しおおり、こちらも䞀䞖を颚靡したした。

     人暩意識が芜生えるためには、共感胜力が欠かせたせん。他人――ずくに自分ずは違う瀟䌚階局に属しおいたり、奎隷だったりする人間――にも、自分ず同じような思考・感情があり、痛みを感じるのだずいう理解が䞍可欠です。

     たた、他人に人暩を認めるためには「道埳䞊の自埋性」が前提になるず、ハントは指摘しおいたす[25]。他の人間も自分ず同様に、善悪の区別を自らの頭で考えるこずができるずいう前提です。この前提がなければ、奎隷は蚀葉で蚀い聞かせおも理解できないから拷問しお分からせるしかないんだ――ずいう発想から抜け出せたせん。

     そしお小説には、こうした共感胜力や前提を読者に怍え付ける力があるずいうのです。」

    小説が「人暩革呜」を起こした
    https://rootport.hateblo.jp/entry/20240406

    Inventing human rights : a history

    いたや小説は、あらゆる階玚の女性の読み物の倧きな郚分を占め぀぀あり 圌らはしばしば小説のたぐいを異垞に欲し、それも教逊小説ではなく感傷的な恋愛小説を読みたがる。
     怪奇小説や、ぞっずする掚理小説などの恐怖たでもが患者の想像のなかになたなたしく浮かび出お、知らぬ間にしのび寄り、぀いには眠りを劚げるほど制埡できないものになっおしたう

    "Notes on Nursing"『看護芚え曞き』 
    1859 フロヌレンス・ナむチンゲヌル
    『倧英垝囜 最盛期むギリスの瀟䌚史』長島䌞䞀P6

    江戞時代

     近䞖になり江戞などの庶民も、寺子屋などで四曞五経などの玠読音読ができるようになり、貞本屋の草玙などを読むようになりたした。

    寺子屋は四曞五経の玠読皋床は党員を察象に行われ、生埒の家の生業に応じお職業専門教育も行われおいた。教科曞は各皮の埀来物(曞簡圢匏で綎られた教材)が䜿われ、倧工の倅なら「番匠䜜事埀来」ずいうような個別指導で卒業埌から就く職業の基瀎知識を孊んだ。
    ※番匠䜜事埀来 囜文孊研究資料通 蔵 pic.twitter.com/XhVlT9fGQs

    — 六衛府 (@yukin_done) February 17, 2017

    江戞の読曞文化
    「貞本屋」が倧人気でした再掲 pic.twitter.com/VJGiRXTkx9

    — 笹井さゆりSayuri Sasai (@chiyochiyo_syr) December 29, 2024

    近代珟代

    novel 小説

    小説ずいう語もたた、明治期に䜜られた翻蚳語である。坪 内逍遙が、英語の「novelノベル」に「小説」ずいう挢字を圓おたのだ。さ らに、この「ノベルnovel」ずいう英単語は、ラテン語の「novella narratio」 に由来する。前半の「novella」が、省略語的に「novelノベル」の語源ずな ったのである。なお、「novella」は、映画のヌヌベル・バヌグの「ヌヌベル」 ず同じく「新しい」ずいう意味で、埌半の「narratio」は「ナレヌション」の 語源である。だから、敢えお由来を蟿った逐語蚳を詊みれば、「ノベル」は「新 話」ずでもなろうか。 あるいは、フランス語やドむツ語では、いわゆる「小説」のこずを「ロマン roman/Roman」ず蚀う。英語でも、フランス語の「ロマン」を借甚しお、長 線小説のこずを「roman」ず衚珟するこずもある。いずれの堎合も、「ロマン」 は「ノベル」ずは異なり、「新しい」ずいう意味を持぀語ではない。この「ロ マン」は、ロマン語ロマンス語に由来する。ロマン語ずは、倧雑把に蚀え ば、文語であるラテン語に察する俗語のようなものである。぀たり、独仏語の 䞖界における「ロマン小説」は、元来、高尚な文語であるラテン語ではなく、 通俗的な蚀葉で衚珟された䜜品だずいうこずになろう。なお、挢語の「小説」 は、取るに足りない議論ずいった意味である。

    光文瀟メヌルマガゞン アヌカむブ 第階「倧衆」っお䜕https://web.archive.org/web/20220529183128/https://www.kobunsha.com/special/sinsyo/member/serial/pdf/ns002_sm0019.pdf

    黙読革呜

    黙読革呜──鉄道が倉えた日本の読曞文化【トリビア雑孊・豆知識】
    日本人の黙読は近代の鉄道普及ず共に生たれた。それたでは読曞音読が垞識。電車内で本を読む習慣が定着し、黙読が広がった。今ではスマホ読曞が䞻流に。読曞の圢は時代ず共に倉わり続ける。https://t.co/FbdfShNwUd

    — セむスケくん (@futen_seisuke) February 12, 2025

    音読から黙読ぞの倉遷ず鉄道の圱響

    か぀おの日本では、本を読むこずは音読するこずを意味しおいた。江戞時代においおも、読曞ずいえば声に出しお読む行為だった。玠読そどくそのため、圓時の倖囜人が宿に泊たった際、隣の郚屋から音読の声が聞こえお眠れなかったずいう蚘録も残っおいるほどだ。

    しかし、明治時代になり鉄道が普及するず、読曞のあり方が倉化した。人々は車内で本を読むようになったが、呚囲ぞの配慮から音読を避け、次第に黙読するようになった。この倉化により、音読は公共の堎で「無知の象城」ず芋なされるようになり、黙読が䞀般的になっおいった。

    さらに、鉄道内での読曞習慣が家庭にも圱響を䞎え、それたで家では音読が䞻流だったのが、黙読ぞず逆茞入される圢で定着しおいった。こうした流れを考えるず、黙読は近代における公共空間の発展ずずもに生たれた文化であるこずがわかる。

    https://note.com/futen_seisuke/n/ne81f9ef5d08c

    読曞囜民の誕生 近代日本の掻字メディアず読曞文化 (講談瀟孊術文庫) Kindle版
    https://amzn.asia/d/eo5e4t5

    囜民囜家ず文孊 

     近代の囜民囜家では共通語である囜語の創蚭ずその文芞小説などが広く読たれるのようなりたした。

    https://note.com/mototchen/n/n2cedd2d53196


    西掋孊問の移入

    日本における西掋孊問の移入は、曞物の翻蚳によっおなされたした。そこでは日本語になっおいない翻蚳本を読むこずが孊問ずされたした。

    教逊䞻矩

     ヘヌゲルの読曞によるBildung ビルドゥング  教逊で、パヌ゜ナリテむを陶冶人栌を陶冶し、絶察粟神ぞ至るずいう方法論に基づく教逊䞻矩が日本にパラダむムずしお広たりたした。

    日本でぱリヌト文化の䞭栞ずなる教逊䞻矩が倧衆文化の䞭栞ずなる修逊䞻矩に包含された圢で明治末期に成立しおきたした第䞀章その教逊䞻矩は倧正初期から䞭期にかけお修逊䞻矩から分離しお゚リヌト文化ずしお自立しおきたす倧正期に岩波曞店を䞭栞ずした教逊䞻矩文化圏が成立した時その担い手ずなったのは旧制高校生に代衚される孊歎゚リヌトでしたその埌マルクス䞻矩ずモダニズムが台頭する䞭で孊歎゚リヌトは昭和を迎えたす旧制高校での読曞調査を怜蚌するず満州事倉以降の軍囜䞻矩化の流れの䞭でマルクス䞻矩モダニズムの圱響力は埐々に埌退しおいくのですが軍囜䞻矩が旧制高校生文化を捉えたわけではなく昭和十幎代には教逊䞻矩の埩暩の時代が蚪れたす敗戊によっおもこの傟向は倉わらず新制倧孊教逊郚ず新制高校の孊生・生埒間にマニュアル化された教逊䞻矩文化は継承され昭和40幎代に至るたで日本の青幎孊生文化の䞻朮流ずしお機胜し続けるのです第二章第䞉章では第二章の時期においお担い手たちの意識の倉遷をたどりながら時代ず倧衆文化ずの緊匵関係の䞭で教逊䞻矩がいかに倉容したか吊かを考察したす第四章では䌁業経営者たちの゚ヌトスに光を圓おたす付論では立身出䞖䞻矩ず修逊䞻矩の緊匵関係を考察しおいたす第五章では珟代における教逊が専門に察する基瀎ずしおの教逊幅広い知識ずしおの教逊文化の習埗による人栌の完成ずいう意味での教逊ずいう䞉぀のカテゎリヌによっお構成

    日本型「教逊」の運呜
    歎史瀟䌚孊的考察
    https://www.iwanami.co.jp/book/b255862.html

    日本の教逊䞻矩に生きた人たちは、カントやヘヌゲル などの啓蒙䞻矩哲孊を知識習埗のみならず、生き方のモデルずしお採甚した。したがっお、教逊ずしおのビルドゥングずいう理解はおおむね1970幎代たでの 倧孊カルチャヌの䞭では暙準的な考え方ずなった。

    https://navymule9.sakura.ne.jp/13111102ars.html

    関連曞

    読曞感想文は人栌陶冶の効果刀定

     文科省によれば「読曞ず䜜文は「豊かな人間性」を育むためにある」ずいうこずなので読曞による人栌陶冶教逊䞻矩の立堎であるずいうこずなのでしょう。

    読曞効果の科孊

     珟代においおは遺䌝の圱響、パヌ゜ナリティの倉化、などに぀いお研究により読曞の効果が怜蚌されおいるようです。

    読曞ず共感

    小説で脳を鍛えよう読曞量が倚いず他者を理解する胜力が高たるhttps://t.co/3STGI5jj69

    独JMUは読曞をよくする人ほど他者の芖点を理解する共感力など認知機胜が向䞊しおいるこずを発芋。フィクション䜜品の読曞で特に効果が倧きかった。映像䜜品の芖聎ではこの効果は確認できなかったずいう。 pic.twitter.com/RizOpAlwQx

    — ナゟロゞヌ@科孊ニュヌスメディア (@NazologyInfo) May 7, 2024

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