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FXを含めた投資では、なぜ『安定』が求められるのか?①|安定の表の顔と裏の顔

    当り前を、言うは易き、行うは難き。

    なぜFXを含めた投資では安定が求められるのでしょう?
    この誰もが自明と思っている問いを改めて考え・整理したいと思います。


    1.そもそも投資での安定とは?

    安定:物事が激しく変動せず、落ち着いた一定の状態を保っていること

    それでは安定の反対は?投資のお話なので「バラツキ」とします。
    バラツキ:同一の条件や測定であっても、数値、品質、結果などが一定にならず、不規則にふぞろいになる現象

    つまり投資の安定とは・・・
    ・【表】損益が激しく変動せず、落ち着いた一定の損益を保っていること
    ・【裏】損益が不規則にならず、ふぞろいにもなっていないこと


    2.『安定』の「表の顔」と「裏の顔」

    突然ですがクイズです。
    以下の4つの戦略(表を参照)の中で
    ①一番安定している戦略は?
    ②一番バラツキが大きい戦略は?

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    4つの戦略の損益表
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    4つの戦略の損益グラフ



    答え

    ①一番安定している戦略は?  ➡️戦略A
    ②一番バラツキが大きい戦略は?➡️戦略C

    目視でもわかったと思います。

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    戦略別の計算表

    安定(表の顔)から判断する指標は「平均値」「中央値」
    バラツキ(裏の顔)から判断する指標は「標準偏差」

    安定(表の顔)だけで判断すると
    平均はどれも10、中央値は戦略Dだけが20、よって戦略Dが一番安定?
    安定を表の顔だけで判断すると危険なことがよくわかると思います。

    バラツキ(安定の裏の顔)を見ると一目瞭然です。
    戦略Aはバラツキゼロ。バラツキとはリスクです。この期間において戦略Aはリスクゼロと判断できます。

    一番バラツキが大きいのは戦略Cの66万円。
    これは平均値の10万円から±66万円も変動があるということです。恐い。

    そして、表の顔では一番安定しているように数値上は見えた戦略D。
    バラツキは平均値の10万円から±33万円も変動があるのです。

    この事例は3つの事を教えてくれます。
    ①安定は表の顔(平均値、中央値)だけでは判断できない
    ②安定は裏の顔(標準偏差など)も見て判断する必要がある
    ③数値だけでなく目視(この事例では表、グラフ)での確認も必要


    3.まとめ

    💡安定には「表の顔」と「裏の顔」がある
    💡表の顔は「平均値」「中央値」など
    💡裏の顔は「標準偏差」など

    ⭐安定は3つの視点から判断する
    1⃣表の顔(平均値、中央値)
    2⃣裏の顔(標準偏差)
    3⃣目視

    次回の②では、もう少し突っ込んで安定が必要な理由を紹介したいと思います。

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