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30年近く前、英会話教材を売りつけられようとした話

    「英会話に興味はありませんか?」
    から始まり、マンションの一室に連れて行かれ、大人2人で約50万円の教材を買うように迫ってくる。

    今も昔もやり方はあまり変わっていない気がします🤣


    当時を振り返りながら、現代にも活かしていきたいと思います!

    当時、「世の中がわかっていない、社会経験が足りない学生」でしたので、その気持ちで読んでいただければと思います。


    最初はすごく普通


    まあ、最初から怪しかったら、うまくいきませんからね。

    「英会話に興味ありませんか?」

    そんな普通の一言から始まります。
    学生なので、そりゃあ、興味はあります。


    素敵な未来をイメージさせる

    会話を続けて相手の情報を引き出します。

    「将来、どんなことをしたいですか?」
    「それはすごいですね」

    そんな感じで、相手の情報を引き出します。

    「私も英会話苦手で、しゃべれなかったんですよ」

    という共感が入り、
    「でも、英会話ができるようになって素敵な未来になりますよ」
    という展開が待ってます。

    夢や素敵な未来に反応したら、猛アプローチが来ます。

    「皆さんもこんな結果を出されていますよ」
    「ぜひ一度無料で体験してみてください」

    そうやって、自分たちの領域に引き込むわけですね。


    形勢逆転


    無料体験、無料〇〇などに誘導された後は、徐々に立場が逆転します。


    無料体験ができる場所へ移動中、
    「私は〇〇大卒なんですよ、今でも学食を利用してます。」
    なんて会話があります。


    私の大学よりもランクが上とPRして、権威性を印象づけるのです。
    「そうですか。(いやいや、嘘でしょ、そうは見えませんけど)」
    と思いつつ、疑惑が育っていきます。


    そして、連れてこられた先がマンションの一室。

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    「うわぁ~、やべぇ」

    危機感がMAXになりますが、ここから簡単には逃がしてもらえません。


    想定以上の恐怖の2時間


    英会話の体験ビデオを見せられます。
    当時もインターネットはありましたが、動画は見れるレベルではなく、アニメーションgifやFlashが、全盛期でした。

    そのため、ビデオを見るためにわざわざその場所に行く必要がありました。
    (いまはとても便利になりました)


    ビデオを視聴中、考えていることは

    「どうやって断ろう」

    ただ、それだけです。


    恐怖を感じたのは、これだけ断る意思をはっきり持っていても、そう簡単には逃がしてくれないところです。

    「いまやらなかったら、何も変わりませんよ、だからダメなんですよ」
    「それじゃモテませんよ」

    もはや、「英会話関係なくないか?」という内容で🤣
    大人2人が学生相手に人格否定のような圧迫をしてきます。


    ああ、これ心理学であったな、なんだっけ。
    自尊心を下げて心理的な圧力をかけ、判断力を奪って非論理的に商品を購入させる手法

    そうそう
    ポイントは『判断力を奪う』だったな。


    私、記事で「一度、立ち止まって考える」とたまに書いていますが、それはこの経験から来ています。

    判断力があるうちは比較的安全です。
    疲れたり、感情的になったり、追い詰められたりして、判断力がなくなると危ないです。


    で、判断力が残っていた私は、壊れたロボットのように
    「いま判断できないので、とりあえず今日は帰らせてください」
    とひたすら繰り返し、

    「こいつ、無理だな(話聞いてねぇな)」
    という作戦で行きました。


    それでも

    「何が判断つかないんですか?
     お金ならローンを組めば、大丈夫ですよ」

    などと言ってくるので
    (シュタインズ・ゲートの阿万音鈴羽のイメージで)
    「いま判断できないので、今日は帰らせてください」
    「いま判断できないので、今日は帰らせてください」
    「いま判断できないので、今日は帰らせてください」

    と繰り返しました。 


    どっちが心が折れるか勝負です!


    ビデオは確か30分くらいだったはずなので、
    90分間暑い密室でのバトルです。
    学生相手にローン組ませようとする業者に負けてたまるかです。

    「帰らせてください」
    「帰らせてください」
    「帰らせてください」


    「ヤベーやつだな」と思われたのか、解放していただけました。

    勝利です🎉



    「このパターン=悪い」ではない


    上記は、極端な例です。

    「◯◯に困っていませんか?」から始まるパターンや、素敵な未来をイメージさせるパターンは販売促進のための王道パターンです。

    このパターンだからといって「怪しい」「悪い」わけではなく、実際に売上が伸びやすいので、よく利用されています。

    問題は、意図的に判断力を奪って非論理的に商品を購入させる場合で、
    その場合は、注意したほうがよいかなと思います。



    あとがき


    この記事、内容的に若干きわどいので、ボツになりかけていましたが、よく訪問させていただいている、爽快さんのつぶやきで、

    「あなたは◯◯に困っていませんか?」から始まるパターンは、流行り廃れなき王道なんですかね?
    を読んだのをきっかけにリライトして復活させました。

    ボツにならずに済んで、よかったです。
    ありがとうございます😁


    見出し画像は、ChatGPTで生成(+Figmaで加工)しています。
    プロンプトはこちらです。

    下記の内容で、写真風で1280×670ピクセルの画像を生成してください。
    舞台:日本の古いマンションの一室。
    背景:小さなテレビ、閉められたカーテンで室内はやや暗い。
    人物:
     ・真ん中に20歳の私服の男性学生。座っている。
     ・左右に30歳と38歳のスーツ姿の男性。両者とも少し怒った表情で説明している。
    状況:「英会話教材の契約を迫る」ような緊張感。


    判断力を奪う方法は、「圧力」だけではありません

    今回のように、強く迫られて判断力を失いそうになるケースは分かりやすいです。でも、もっと気づきにくい方法もあります。

    たとえば、
    「実際にこんな効果がありました」
    「調査では2倍の効果が出ています」
    と言われたら、つい信じたくなります。

    ところが、嘘をつかなくても、見せる事例や数字の切り取り方によって印象を大きく変えることはできます。「怪しい壺」を例に、数字やデータで判断を誘導する方法について考えました。


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