
【九州の”うまくち醤油”と”さつま揚げ”の話】

北九州の小倉に5年ほど住んでいたのですが
最初に驚いたのは
醬油が甘い事でした。
小倉と言えば、
なんと言っても魚が美味しいので
お店に入ってお刺身定食を頼んだら
添えられた醬油が甘くてビックリ!
こんなに美味しい刺身
普通の醤油で食べかったわ
って、最初は思いました。
そもそも、スーパーに濃い口しょうゆが売ってないんです。
スーパに売っているのは
うまくち、という甘い醬油。
濃い口を手に入れようと思ったら
ちょっと値段の高いものを置いている高級スーパーか
デパートでないと手にはいりませんでした。
(30年くらい前の事なので、今は売っているかもしれません)
まあ、そんなこんなで
甘口醬油になれるしかないと思って
最初の頃は頑張って、いろいろ使いました。
それで、とりあえず使い続けているうちに
つけだれに甘い醬油というのは慣れて
普通に甘い醤油でお刺身も、美味しく食べられるようになったのですが
問題は料理に使う時
普段使っている濃い口しょうゆと同じように使うと
なんか、上手く味が決まらないんです。
けれど
どこをどう調整したら良いのかがよくわかりません。
砂糖とかみりんの量を加減すればいいのかというと
そういう単純な事でもなく
なんか、そう、なんか味が決まらないんです。
結局、結論から言うと
5年住んでも、
甘口醤油を使いこなすことは、できませんでした。
でも、そのおかげで分かったこともありました
実は、九州にいる時
私は自宅で料理教室をやっていて
7~8人くらいのグループが10以上あって
かなり本格的に料理教室をやっていたのですが
その料理教室で使う醬油をどうすればいいか
それ、教室を始める時に
すごく悩みました。
って言っても
甘口醬油は、うまく使いこなせないので
教室では、濃い口しょうゆを使うしかありません
これで九州の人の舌に合うのだろうか
最初は、かなりドキドキしました。
でもね、これ、不思議なんだけれど
大丈夫だったんですよ。
料理教室で作った料理は
皆さん普通に美味しく食べて下さったし
子連れOKの料理教室だったので
試食の時は子供たちも一緒に食べるんですが
九州の子どもたちも、普通に美味しく食べてくれたのです。
そして、教室で紹介したレシピ
来て下さった方が、お家でもう一度作られる時は
うまくち醤油で作ることになるんだけれど
これも、まったく問題なかったんですよね。
食べなれた味の醤油を使えば
食べなれた味になる!!
その事を確信したのでした
このことは、今Youtubeで料理を配信する時にも
すごく役に立っていて
使っている醬油やみそが違っても
作り人が食べなれた味の調味料を使えば
食べなれた味になる
そう思っているので
そこは、安心してレシピを紹介しています。
ところで、
今日は、人参とさつま揚げの煮物をレシピに追加したのですが
実は、さつま揚げって
九州でめちゃめちゃ食べたので
さつま揚げを見ると九州を思い出すくらい。
そんなわけで
今日は、九州の話を書いたのでした。
まあ、”さつま”揚げっていう名前からして
九州の食べ物ですが・・。
九州のさつま揚げはちょっと甘めです。
醤油と同じです。
小倉の人は
ちゃんぽんの具とか、炒めものとか、鍋の具とか
けっこう、なんにでもさつま揚げを入れてましたね
友達の家でご飯をごちそうになると
何かしら、さつま揚げが入っていたりして
それもまた、懐かしい思い出です。
ちくわもいいですが
たまには、さつま揚げもいいものです。
是非、料理してみてくださいませ。
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人参とさつま揚げの甘辛煮 ←レシピページはこちら

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