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猫に会えたらいいな、ビジネスクラスで世界一周旅行|episode 9:エストニア、フィンランド(最終回)

    2023年、私は世界一周の旅に出ました。

    7ヶ国目のクロアチアの滞在を終え、旅はいよいよ終盤です。
    次に向かうのはエストニア、そして最後はフィンランド。

    クロアチアからエストニアへ

    クロアチア・ドゥブロヴニクでの滞在を終え、次の目的地であるエストニアへ向かいます。

    宿のオーナーさんにお礼を伝えていると、急に空が黒い雲に覆われました。
    稲妻が走り、激しい雨も降り始めました。
    それまで穏やかな天気が続いていたのに、最後の最後でまさかの雷雨。
    帰る間際で見せてくれた劇的な景色のおかげで、ドゥブロヴニクでの思い出がより深く刻まれた気がします。

    ドゥブロヴニク19時45分発のフライトに乗り、まずはフィンランドのヘルシンキへ向かいます。
    なかなか暗くならない空。
    ずいぶん北に向かっているんだな、と実感します。

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    ヘルシンキに到着したのは、日付が変わる少し前。
    それでも外はうっすらと明るく、不思議な感覚でした。

    ヘルシンキで少し休んだ翌朝、飛行機でエストニアの首都タリンへ向かいます。
    タリンには一泊だけして、フェリーでヘルシンキへ戻る予定だったため、必要な荷物だけを持ち、残りはヘルシンキ空港に預けました。

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    身軽になって到着したタリンの空港は、とてもおしゃれな雰囲気。
    空港の外には桜のような花が咲いていました。

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    なかなか日の沈まない街、タリンを歩く

    空港からバスに乗ってホテルへ向かい、荷物を預けて街を散策することにしました。

    ヘルシンキへはフェリー(Tallink)で戻るつもりだったので、港でチケットを買ったりしながら、街をぶらぶら。

    世界遺産にも登録されているタリン歴史地区も訪れました。
    気になった雑貨屋さんに何軒か入ってみると、どの店にも猫をモチーフにした商品がたくさん並んでいます。
    エストニアの人って、猫好きが多いのかな?
    そんなことを考えながら歩いていたのですが、街中では猫に出会うことはありませんでした。

    印象的だった建物のひとつが、「太っちょマルガレータ」と呼ばれる塔です。
    名前は可愛らしいのですが、なかなかの迫力があります。

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    ほかには、「Cat's Well」と呼ばれる井戸もありました。
    この井戸には、井戸の中に住む邪悪な精霊を鎮めるため、羊や牛など動物を供物として投げ入れていたという言い伝えがあります。
    猫もその供物に含まれていて「Cat's Well」という名前の由来になったともいわれています。
    胸が痛くなるような話ですが、こうした歴史や言い伝えが残っているからこそ、この名前が今も語り継がれているのでしょう。

    それにしても、この時期の北欧は本当に日が長い。
    日没の時間は22時頃だったでしょうか。
    なかなか暗くならないので、夕飯を食べるタイミングがなかなかつかめません。

    20時を過ぎてようやく何か食べようと思うのですが、外はまだ明るいまま。
    夕食というより、まだ午後のおやつを食べているような感覚です。

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    23時くらいの景色

    あと、ホテルで少し昼寝もしたのですが、人生で初めて金縛りに遭いました。
    ……滞在時間は短かったのですが、タリンは不思議な思い出の多い街でした。

    タリンの猫カフェ

    タリンでは、猫カフェ『Nurri Cat Cafe』を見つけ、入ってみることにしました。
    店内は広く、多くのお客さんで賑わっています。

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    猫と遊ぶことを目的に訪れるというよりは、普通のカフェに猫がいるような雰囲気でした。
    おしゃべりを楽しんでいるグループも見かけます。
    猫が脱走しないように入り口が二重構造になっているなど、店は猫カフェの造りになっています。

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    店員さんが、猫を私の膝の上に乗せてくれました。
    名前はCripiちゃん。
    この子が本当に大人しくてふわふわで可愛くて、しばらく膝の上でくつろいでくれました。

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    服が毛だらけになるのも、うれしいものです。
    ここでしっかり猫分補給ができました。

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    バルト海を渡ってヘルシンキへ

    翌朝はフェリーでフィンランドのヘルシンキへ向かいます。
    バルト海を渡る約2時間の船旅。ワクワクしながら乗り込みました。

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    まず驚いたのは船の大きさでした。
    こんなにもたくさんの人が移動するんだ、と圧倒されました。

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    船内にはショップやカフェも充実していて、お土産を見たり食事をしたりしながら過ごせます。

    朝食は船内で食べました。
    サーモンが厚切りで、とても美味しかったです。
    北欧らしいサーモンに、朝から幸せな気分になりました。

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    船旅は想像以上に快適で、船内を見て回ったり買い物をしたりしているうちに、あっという間にヘルシンキへ到着してしまいました。
    もう少し乗っていたかったくらいです。

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    マリメッコとムーミン、そして帰国

    ヘルシンキに到着して向かったのは、マリメッコ本社に併設されたアウトレットショップです。
    フィンランドといえばマリメッコ!
    ということで、ついついたくさん買い物をしてしまいました。

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    その後はヘルシンキ空港へ向かいます。
    ヘルシンキの電車はわかりやすく、とても移動しやすかった記憶があります。

    空港ではムーミングッズがたくさん売られていました。
    気になって、つい買ってしまいます……
    こうして最後の買い物を済ませ、いよいよ日本へ帰ります。

    世界一周の最後のフライトです。

    機内食はサーモン!

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    ……とはいえ、13時間のフライトのほとんどを寝ていたので、機内の記憶がほとんどありません。笑

    気がつけば、日本に到着していました。

    さすがに疲れがたまっていたようですが、ビジネスクラスで座席をフルフラットにしてたっぷり寝られたおかげで、翌日からの仕事復帰もバッチリでした!

    世界一周旅行、終了

    こうして、2023年に始まった世界一周の旅は終わりを迎えました。

    振り返ればあっという間だった世界一周旅行。
    たくさんの景色や人々、そして猫たちとの出会いは、今でも鮮明に心に残っています。

    旅を通して感じたことについては、また別の記事で書いてみるかも。

    最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


    写真集『CINEMATIC』には、世界一周旅行で撮影した写真もたくさん収録しています。


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    世界各地で出会った猫を通して、その土地の文化や空気感を写す。独特な色彩と視点による表現が特徴。41ヶ国訪問🌎パワーリフティング世界ジュニアチャンピオン🏆SONY α7RⅥ📷 ■連載:YKK AP Facebook「ねこまど」、「猫に呼ばれて世界の街へ」(緑書房)

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