
猫に会えたらいいな、ビジネスクラスで世界一周旅行|episode 0:旅が始まる
2023年5月、私は世界一周の旅に出ました。
といっても、数ヶ月にわたる壮大なものではなく、1ヶ月弱でさらっと世界一周する旅でした。
アメリカから始まりアフリカにも足をのばしつつヨーロッパをちょこちょこ回って日本に戻ってくる——ちょっぴり強引な気もするスケジュールでした。
きっかけ
「いつか世界一周してみたいな」
そんなふうにぼんやり思っていましたが、「いつか」のまま時間だけが過ぎていきました。
ところが、コロナ禍を経験して、その「いつか」が永遠に来ないかもしれない、行けるときに行かないと(気力と体力の面でも)、という感覚が急に現実味を帯びてきました。
そして何よりも、旅に出て海外の風を感じ、日本語が聞こえない環境に身を置き、猫にも会いたい…そんなコロナ禍で溜まりに溜まった“旅欲”に背中を押され「今、行くしかない!」と実行に移したのでした。

世界一周ルート
ルートはこんな感じです:
日本→アメリカ(西海岸・東海岸)→マルタ→イギリス→モロッコ→スペイン(ミハス・グラナダ)→モンテネグロ→クロアチア→エストニア→フィンランド→日本
この旅では、日本からの直行便がなかったり、辿り着くまでに時間がかかったり、“日本からのアクセスがあまり良くない場所”を優先的に選びました。
逆に、比較的気軽に行ける地域や、ベストシーズンを外れている場所は思い切って省略しました。特にアジアエリアは「またいい時期に、身軽に行けばいい」と割り切ってルートから外しました。(案の定、帰国して1ヶ月ちょっとでマレーシア等に行ってしまいました。笑)

移動手段
基本は飛行機移動でした。
ワンワールドのマイルを使って、ほぼすべてのフライトをビジネスクラスでつなぎました。贅沢したかったわけではなく、短期間で多くの場所を回り切るため。移動中にしっかり休んで体力を回復し、現地では元気いっぱい歩き回れるように、効率重視のビジネスクラスの選択でした。

猫に会えたらいいな
旅の第一目標は何と言っても「世界一周をやり遂げること」。
そして、もうひとつ密かに抱いていた目的がありました。それはもちろん、「各地の猫たちとの出会い」です。旅先で猫に出会えたらいいな、くらいの軽い気持ちでスタートした旅でしたが、現地に着いてみると、無意識に街角をきょろきょろと見回している自分がいました。バスやタクシーでの移動中にも、どこかに猫の気配はないかと、ついつい目が探してしまうのでした。
知らない町の片隅で猫に会えると、やはりホッとしますね。猫は、私の旅にいつも自然に寄り添ってくれる存在です。

そんな世界一周の旅を、これからゆっくりと振り返っていきたいと思います。観光ガイドにも、旅行ハウツーにもなりそうにありませんが、猫との出会いも含めて、旅の記録を綴っていきたいと考えています。
次回は、旅のはじまり。アメリカ・西海岸からお届けします。
写真集『CINEMATIC』には、世界一周旅行で撮影した写真もたくさん収録しています。ぜひ!