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1日の値動き(値幅)とは? ドル円が1日50pips動くと、損切り幅とロットはどう変わるか計算してみた

     こんにちは、にかけです。会社員をしながらFXを続けて、今年で11年目になります。

    「ドル円って、1日に何pipsくらい動くの?」

    FXを始めた人が一度は気になる質問だと思います。僕も始めたころは、この数字を知らないまま損切りを決めていました。その結果、ちょっとした上下ですぐに損切りにかかり、そのあと思っていた方向に動く……ということを何度も繰り返しました。

    今日は、1日の値動き(値幅)を計算して、損切り幅とロットの決め方にどう使えるかを見ていきます。

    ※この記事の数字は、すべて説明用の仮の数字です。実際の相場の数字ではありません。

    値幅とは?

    値幅は、ある期間の中で一番高い値段(高値)と、一番安い値段(安値)の差のことです。

    値幅 = 高値 − 安値

    ドル円の場合、この差をpipsに直します。ドル円の1pipsは0.01円です。

    例:1日の高値が150.50円、安値が150.00円なら、差は0.50円。これは50pipsです。

    1万通貨の取引なら、1pipsで100円変わります(0.01円 × 1万通貨 = 100円)。50pipsなら5,000円です。つまり「1日のうちに、高いところと安いところで5,000円分の差があった」ということです。pipsの数え方は、こちらで詳しく書いています。


    1日だけでなく、数日分の平均で見る

    値幅は日によって大きく違います。そこで、数日分を平均して目安にします。

    仮に、5日間の値幅が次のようだったとします。

    ・1日目:40pips
    ・2日目:60pips
    ・3日目:30pips
    ・4日目:50pips
    ・5日目:70pips

    平均 =(40 + 60 + 30 + 50 + 70)÷ 5 = 50pips

    この期間の「ふつうの1日」は、だいたい50pips動いていた、と考えます。

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    使い方1:損切りが狭すぎないかを確かめる

    値幅を知って一番役に立つのは、損切り幅を決めるときです。

    たとえば、1日の平均の値幅が50pipsの相場で、損切りを10pips先に置いたとします。10pipsは、ふつうの1日の動きの5分の1です。

    これは、相場がふだんどおりに上下するだけで、損切りにかかりやすい幅だということです。僕が昔よくやっていたのが、まさにこれでした。

    もちろん「何pipsなら正解」という答えはありません。取引の方法や、どれくらいの期間ポジションを持つかで、適した幅は変わります。大事なのは、損切り幅を決めたら「1日のふつうの動きと比べて、どれくらいの大きさか」を一度確かめることです。損切りの考え方は、こちらでも書いています。


    使い方2:損切り幅から、ロットを逆算する

    損切り幅を広くすると、1回の損失が大きくなります。そこで、ロットを小さくして調整します。

    例:資金10万円、1回の損失は資金の1%(1,000円)まで、損切りは25pips先とします。

    1. 1万通貨で25pips負けると:25pips × 100円 = 2,500円
    2. 1,000円に収めるには:1,000円 ÷ 2,500円 = 0.4 → 0.4万通貨 = 4,000通貨
    3. 4,000通貨なら、1pipsで40円。25pipsで1,000円

    多くの業者では1,000通貨単位で取引できるので、この例なら4,000通貨が目安になります(最小の単位は業者によって違います)。

    損切り幅を広げたら、ロットは下げる。この組み合わせで、1回の損失の大きさを一定に保てます。

    使い方3:1日の動きで、資金がどれくらい揺れるか

    最後に、決めたロットで「ふつうの1日」と「大きく動いた日」に、資金がどれくらい揺れるかも見ておきます。

    ・ふつうの日(50pips):4,000通貨 × 50pips = 40円 × 50 = 2,000円(資金の2%)
    ・大きく動いた日(150pipsと仮定):40円 × 150 = 6,000円(資金の6%)

    値幅が平均の3倍になる日もあると考えると、含み損益の揺れ方を前もって想像しやすくなります。重要な経済指標の発表の前後などは、大きく動きやすいと言われています。

    値幅は「予想」ではない

    ここで計算した値幅は、過去の動きを整理した数字です。明日も同じだけ動くとは限りません。相場の状況が変わると、平均の値幅そのものも変わります。

    だから、値幅は「当てるための数字」ではなく、「損切りとロットが無理のない大きさか確かめるための目安」として使うのがよいと思います。

    今日からできる3つのこと

    1. 日足のチャート(ローソク足1本=1日)で、直近5日分の高値と安値を書き出し、値幅をpipsにする
    2. 5日分の平均を出し、自分の損切り幅と比べてみる
    3. 損切り幅と資金の1%から、ロットを逆算する

    この3つをやるだけで、「なんとなく決めていた損切りとロット」に、数字の根拠が持てるようになります。

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    ※この記事の数字は説明用の仮の計算で、実際の相場や運用成績ではありません。値幅は過去の動きで、将来の値動きを示すものではありません。取引単位は業者によって異なります。特定の業者・商品の勧誘ではありません。FX・CFDなどの証拠金取引には、元本を失うリスクがあります。

     
     
    19歳からFXを始め、現在も会社員として働きながらトレードを続けています。約6年間結果が出ず500万円以上の損失を経験。7年目にトータル収支をプラスにし、2023年には年間収支1,000万円を達成。 人の倍は失敗した自信があるので、自分の失敗から学んだ事や知識を共有していきます!

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