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Photo bybluefield045

「流行りに乗るのは楽しいけど、“流されて行く”のはやめな」【96歳おばあの呟き】

    あんたは「流行り」に乗るほうかい?

    流行りっちゅーのは、その時代を映す鏡みたいなもん。
    不安な時代には安心できるものが流行るし、余裕のある時代には遊びが流行る。

    みんな同じ方向を向いて、同じ服を着たり、同じ言葉を使ったり、同じタイミングで笑ったりする、不思議なもんだよねぇ。

    だって昨日まで誰も気にしてなかったものが、「流行ってる」と聞いた瞬間、急にそこに価値が生まれるんだよ。
    でも流行りは時代を映すから、「流行り」にもちゃんと意味があるもんさ。

    だけどねぇ、あんたは流行りにどうやって乗っているんだい?

    もし流行りに乗った理由が「流行ってるから」「皆がやってるから」とかだったら、今すぐにそれは止めな──。

    何故かって?

    そんなもん分かり切っているだろう。

    それは流行に乗っているんじゃなくて、ただ「流されて行ってる」だけだからだよ。

    ほら、そこには無いじゃないか。
    自分に一番大切な「意思」っちゅーもんが。

    あんたは乗ってもいないし、選んでもいないよ。「ただ流行っている」だけの社会に流されてるだけさ。

    だからここで一回、自分を客観的に見てみな。

    世間の流行りに対して、

    自分が好きかどうか。
    心が動いたかどうか。
    本当にやりたいかどうか。

    もし自分の意思と流行りが合っているなら、それはもちろん良いことじゃないか。全力で乗ればいい。
    だけど自分の意思っちゅー大事な判断を全部放り投げての答えなら、ばあちゃんはどうかと思うよ。

    確かに流行りに乗るのは簡単だし、周りの人達とも話が弾む。

    でもそれ、あんたの人生で本当に必要なことかい?

    人間は忙しくなると、考えるのをやめたがる生き物なんだよ。面倒くさいから、忙しいからって、考えなくていい理由が欲しくなる。
    その結果の一つとして、「流行り」っちゅー道に辿り着くのさ。

    いいかい?
    「流行り」はちょうどいいんだよ。

    「自分でいちいち決めなくていい」チケットを手に出来るからねぇ。

    でもねぇ、ばあちゃんは思うよ。

    自分の意思を使わない選択を重ねると、一番大事にしなくちゃいけない「自分」が何者か分からなくなる。

    流行りの表面が「皆で共通のものを楽しむこと」だとすれば、

    流行りの裏面は「“自分”をおごそかにすること」だよ。


    無意識に流行りに乗った分、それは自分を雑に扱ってるのと同じさ。

    もちろん、「流行に乗る=悪」では決してないよ。

    ただ重要なのは、自分の意思で流行りに乗っているのか、それともただ流れて行ってるだけなのか。そこが肝だねぇ。

    一言目に「流行ってるから」っちゅー言葉が出たら気をつけな。
    それは流行りに流され始めるサインだよ。

    流行りは楽しい。
    それはばあちゃんもよ~く分かってる。

    だからこそ、自分の意思で流行り乗れると更に面白いし、あんたの人生にも良い経験になる。

    ただ流されただけの先になんて、何も得るものはないよ。
    気が付いたら、流行りのせいで時間とお金を無駄に流してるだけさ。

    流行りに乗るなら、ちゃんと自分の意思で乗りなさい。

    まぁばあちゃんぐらいになると、そろそろ流行を生み出す側になれるかもねぇ(笑)

    ばあちゃんのnoteが流行るかもしれん。


    最後に、ばあちゃんから一言

    流行には乗ってもいいよ。楽しいからね。
    だけど、自分の意思でしっかり決めな。

    それが出来ていないなら、今のあんたは自分を粗末にしてる。
    このまま流行りに乗れば乗るほど、自分っちゅーかけがえのない個性が消えてしまうよ。

    いきなりは無理でも、少しずつ変えていき。

    なぁに、今日はそれに気づけただけで上出来さ。
    あんたは変われるよ。


     
     
    96歳のおばあちゃんの、何気ない独り言や会話を「世界に届ける遺言」として記録に残しているコンテンツ。 96歳のおばあはデジタルに弱いので、ライターである孫が執筆しております。 読んだ人の気持ちが、少しだけ温かくなりますように。

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