
「流行りに乗るのは楽しいけど、“流されて行く”のはやめな」【96歳おばあの呟き】
あんたは「流行り」に乗るほうかい?
流行りっちゅーのは、その時代を映す鏡みたいなもん。
不安な時代には安心できるものが流行るし、余裕のある時代には遊びが流行る。
みんな同じ方向を向いて、同じ服を着たり、同じ言葉を使ったり、同じタイミングで笑ったりする、不思議なもんだよねぇ。
だって昨日まで誰も気にしてなかったものが、「流行ってる」と聞いた瞬間、急にそこに価値が生まれるんだよ。
でも流行りは時代を映すから、「流行り」にもちゃんと意味があるもんさ。
だけどねぇ、あんたは流行りにどうやって乗っているんだい?
もし流行りに乗った理由が「流行ってるから」「皆がやってるから」とかだったら、今すぐにそれは止めな──。
何故かって?
そんなもん分かり切っているだろう。
それは流行に乗っているんじゃなくて、ただ「流されて行ってる」だけだからだよ。
ほら、そこには無いじゃないか。
自分に一番大切な「意思」っちゅーもんが。
あんたは乗ってもいないし、選んでもいないよ。「ただ流行っている」だけの社会に流されてるだけさ。
だからここで一回、自分を客観的に見てみな。
世間の流行りに対して、
自分が好きかどうか。
心が動いたかどうか。
本当にやりたいかどうか。
もし自分の意思と流行りが合っているなら、それはもちろん良いことじゃないか。全力で乗ればいい。
だけど自分の意思っちゅー大事な判断を全部放り投げての答えなら、ばあちゃんはどうかと思うよ。
確かに流行りに乗るのは簡単だし、周りの人達とも話が弾む。
でもそれ、あんたの人生で本当に必要なことかい?
人間は忙しくなると、考えるのをやめたがる生き物なんだよ。面倒くさいから、忙しいからって、考えなくていい理由が欲しくなる。
その結果の一つとして、「流行り」っちゅー道に辿り着くのさ。
いいかい?
「流行り」はちょうどいいんだよ。
「自分でいちいち決めなくていい」チケットを手に出来るからねぇ。
でもねぇ、ばあちゃんは思うよ。
自分の意思を使わない選択を重ねると、一番大事にしなくちゃいけない「自分」が何者か分からなくなる。
流行りの表面が「皆で共通のものを楽しむこと」だとすれば、
流行りの裏面は「“自分”をおごそかにすること」だよ。
無意識に流行りに乗った分、それは自分を雑に扱ってるのと同じさ。
もちろん、「流行に乗る=悪」では決してないよ。
ただ重要なのは、自分の意思で流行りに乗っているのか、それともただ流れて行ってるだけなのか。そこが肝だねぇ。
一言目に「流行ってるから」っちゅー言葉が出たら気をつけな。
それは流行りに流され始めるサインだよ。
流行りは楽しい。
それはばあちゃんもよ~く分かってる。
だからこそ、自分の意思で流行り乗れると更に面白いし、あんたの人生にも良い経験になる。
ただ流されただけの先になんて、何も得るものはないよ。
気が付いたら、流行りのせいで時間とお金を無駄に流してるだけさ。
流行りに乗るなら、ちゃんと自分の意思で乗りなさい。
まぁばあちゃんぐらいになると、そろそろ流行を生み出す側になれるかもねぇ(笑)
ばあちゃんのnoteが流行るかもしれん。
最後に、ばあちゃんから一言
流行には乗ってもいいよ。楽しいからね。
だけど、自分の意思でしっかり決めな。
それが出来ていないなら、今のあんたは自分を粗末にしてる。
このまま流行りに乗れば乗るほど、自分っちゅーかけがえのない個性が消えてしまうよ。
いきなりは無理でも、少しずつ変えていき。
なぁに、今日はそれに気づけただけで上出来さ。
あんたは変われるよ。