
秋バテと食欲の秋。油を味方に
夏の疲れは秋に出る
夏の疲れは、秋になってから出てくる。
そんな話を聞いたことがあります。
冷たい飲み物を飲んだり、エアコンのきいた部屋で過ごしたり。
夏のあいだは気にならなかったことも、
涼しくなってくると、
なんとなく体が重いなと感じることがあります。
さんま、さつまいも、きのこ。
スーパーに並ぶものも、少しずつ秋らしくなってきます。
涼しくなると、温かいものや、しっかりしたものがおいしく感じる。
夏のあいだに落ちていた食欲が戻ってくるのはうれしいけれど、
ついつい食べすぎてしまうことも。
そんな秋の食卓で、少し意識してみたいのが「油」です。
油は、できれば減らしたいもの。
そんなイメージがあるかもしれません。
でも、油も体にとって必要な栄養のひとつ。
大切なのは、量だけではなく、
どんな油を選ぶかということなのだと思います。

亜麻仁油を、いつもの料理に
亜麻仁油には、オメガ3脂肪酸のひとつ、
α-リノレン酸が含まれています。
毎日の食事に取り入れるなら、
たくさん使う必要はありません。
小さじ1杯くらいから。
サラダにかけたり、納豆に混ぜたり。

料理の仕上げに、ひとまわし。
これくらいなら、いつもの食卓にも取り入れやすいと思います。
亜麻仁油は加熱には向かないので、
火を止めてから使うのがおすすめです。

秋になると、なんとなく気分が落ち込みやすい。
そんな人もいるかもしれません。
気分に関わる物質として知られているのが、セロトニン。
オメガ3脂肪酸とセロトニンの関係についても研究されています。
もちろん、亜麻仁油を摂れば気分がよくなる、
という単純な話ではありません。
でも、毎日の食事から必要な脂質をきちんと摂ることは、
体を整えていくうえで大切なこと。
そう考えると、油も少し見方が変わります。
食べすぎ防止にもつながる可能性
「食欲の秋」につきものの悩みが、食べすぎ。
ここでも亜麻仁油が役立ちます。
研究では、
オメガ3が「満腹ホルモン(レプチン)」の働きを整えたり、
食後の血糖値の急上昇を抑えたりすることが示されています。
油で満腹感をサポート。

ちょっと意外ですが、
良質な油が食欲コントロールの助けになる可能性があると言われます。
秋の味覚との組み合わせ
亜麻仁油は熱に弱いため、調理の仕上げにかけるのがおすすめです。
焼きサツマイモ × 亜麻仁油
サツマイモをアルミホイルに包み、オーブントースターか魚焼きグリルでじっくり焼く。
熱々を半分に割り、亜麻仁油を小さじ1ほど垂らす。
→ 甘みがぐっと引き立ち、ナッツのような香りが加わって驚くほどおいしい。

きのこのソテー × 亜麻仁油
しめじ、舞茸、エリンギなどをオリーブオイルで軽く炒め、塩こしょうする。
火を止めてから、亜麻仁油をひと回し。
→ 香りがふくらみ、コクが深まる。秋の定番おかずに変身。

※内容には十分配慮しておりますが、誤りが含まれる可能性もあります。あくまで参考情報としてご活用いただき、最終的な判断はご自身でお願い申し上げます。