第2章 #57 武士の祖先の健全で素朴な性格はありふれた断片的な教訓から独特な人間の道を作り上げた
#57 The wholesome unsophisticated nature of our warrior ancestors derived ample food for their spirit from a sheaf of commonplace and fragmentary teachings, gleaned as it were on the highways and byways of ancient thought, and, stimulated by the demands of the age, formed from these gleanings a new and unique type of manhood.


私の訳:我々の武士の祖先の健全で素朴な性格はありふれた断片的な教訓の稲穂の束から彼らの精神にとっての豊富な糧を引き出した。彼ら(武士の祖先)は、その教訓を、いわば古代の思想の大道や脇道で集めた。そして、その時代の要求によって刺激されて、武士の祖先は新しく独特な型の男の道(人間の道)を形成したのである。



難しい文章でいろいろな解釈があると思うが、ここでは4つの対等節から成ると考えると簡単に考えられるのではないか。










本文中に「餌食」とあるが、これは食料一般を指しているので、「えじき」ではなく「じしょく」と読むのが良いと思う
「匹稀」は「ひつちゆう」と読み、匹敵すること、同じたぐい・仲間とみなすこと、 その相手。
ひっ‐ちゅう〔‐チウ〕【匹×儔】
[名](スル)匹敵すること。同じたぐい・仲間とみなすこと。また、その相手。 例文「スタンダアルなどの―ではない」〈芥川・文芸的な、余りに文芸的な〉
著者コメント:本文中に「比匹稀」とあるが、これは「匹稀」(ひっちゅう)だけかもしれない。あるいは「比」ではなくて「此」であり「此匹稀」(これとひっちゅう)と読むのかもしれない。
【儀表】. 〘 名詞 〙 手本となること。また、そのもの。模範。手本。























