メインコンテンツへスキップ
見出し画像
Photo bynanasuzuki

​「守ってくれてありがとう」―パパの守り神は、君が見つけてくれた場所だった

    はじめまして、emcOmi_in_progress と申します。

    このページに立ち寄っていただき、ありがとうございます。​

    このnoteでは、家族を守るために
    「仕組み」で戦ってきた私の実体験を綴っています。

    ​先日の記事では、数字を武器に
    現場を守った「算数」の話を書きました。

    ​​今回の記事は、それとは対照的な、
    数字や理屈では説明できない
    「夜の静寂」と「心のバトン」についてのお話です。

    ​本稿をお読みいただく前に、
    少しだけ私の背景に触れたいと思います。

    私はかつて、家族と自分自身を守るため、
    環境を変える(転職する)決断をしました。

    ​「環境」を整え家族を守り抜くと決めたお話です。


    ​今回の記事は、そんな激動の最中、
    私を支えてくれた、理屈では説明できない
    「心の拠り所」の物語です。



    1. 約束

    ​小学4年生を迎えようとする春先。

    長男が学校で嫌なことがあり、
    「守り神がいたらいいのに」と吐露した日のこと。

    「パパには守り神がいるよ」と答え、
    長男をある場所へ連れて行く約束をしました。



    ​2. 道端の小さな神社の思い出

    ​長男がまだ1〜2歳だった頃。

    近所の公園に遊びに行くたびに、
    長男は、道端の小さな神社に、
    トコトコと吸い寄せられるように
    歩いていったのです。

    当時は、
    なぜそこへ惹かれるのか不思議に思っていました。



    ​3. パパの守り神

    ​時が経ち、

    私が転職の不安で押しつぶされそうな時。

    早朝、1人落ち着いて面接の準備をしようと、
    近所の公園を訪れました。

    そこで、ふと目に入ったのは、
    あの頃、
    幼い息子がトコトコ歩いていった
    道端の小さな神社の景色でした。

    「きっとなにかあるんだろう」

    私は手を合わせました。

    転職活動中、面接の準備をするため、
    面接の結果が出るまでの間、心を落ち着けるため、
    早朝に公園を訪れては、
    道端の小さな神社で手を合わせました。

    転職が叶い、それ以来、
    そこは私の「守り神」となりました。

    今も、不安になった時、気合いを入れる時、
    そこで手を合わせています。



    ​4. バトンを返す日

    ​長男は、自分が幼い頃に、
    道端の小さな神社に何度もトコトコと
    歩いていったことを忘れていました。

    長男と2人で買い物に出かけた帰り道。

    「ここがパパの守り神だよ」

    2人並んで手を合わせました。

    かつて彼が教えてくれた場所を、
    今度は彼自身の「守り神」として、
    もう一度手渡したのでした。

    ここで2人で手を合わせたのは初めてだったので
    嬉しくもあり、なんだか特別な時間でした。




    ​5. 夜の静寂と、長男からの手紙

    ​帰宅して部屋で1人、
    紅茶を飲みながらゆっくり過ごしていた夜の時間。

    ふいに長男が手渡してくれた手紙。
    そこには、たった一行。

    ​「まもってくれてありがとう」

    ​

    「君がパパを守ってくれていたんだよ」

    私は心の中でそう答えながら、
    部屋で1人、短い手紙を何度も読み返すのでした。



    ​私の言葉が、
     日々、大切な人を支えるため
      不安と闘っている誰かの、
       足下を照らす小さな灯火になりますように。


    emcOmi_in_progress


    ✔あわせて読んでいただきたい記事

    息子はパパに転職に挑む勇気も与えてくれました。


     
     
    ​家族を守る防波堤。発達凸凹長男、癇癪次男、鬱と依存を抱える妻。戦場からの帰還を目指し、育児の悩みを偵察する【探偵】、負の感情と戦う【兵士】となる。親の物差しを捨て【愛を仕組みに、日常を自伝に】家族の世界を彩る。いつか大人になった息子たちが誇れる足跡を残す。固定記事・マガジンへ⇩

    あなたへのおすすめ