
本当に怖い人とは自分の醜さと弱さを理解させる人
サムネイルはジョジョの奇妙な冒険第2部、主人公ジョセフの母にしてジョセフと相棒シーザーの波紋の師匠にして最強の波紋戦士リサリサをイメージしてみました。実は存在だけなら3部冒頭でも触れられています。このときのリサリサはかなりの高齢のはずです。

今回のお話の本筋とは関係ありませんが、このリサリサ、強力な波紋のおかげで2部当時でも既に50歳なのですが全くそのように見えません。ジョセフも3部の時点で68歳で年齢の割にはかなり若く見えますしそもそも戦闘ができる時点で凄いのですが、リサリサはそれを超越しています。きっと3部でもとても100歳程度には見えないのでしょう。なお、ジョセフはこの後4部では完全に老化しています。波紋を使っていなかったのでしょう。ただ、そもそもジョセフは生まれつき波紋の呼吸をしている設定だった気がしますが…。

さて、今回のタイトルからなぜリサリサを選んだかというと、今まで見てきたマンガやアニメで一番怖い目というのはこのリサリサだからです。

この「養豚場のブタでもみるかのように冷たい目」という表現と絵がマッチし過ぎていると思いませんか?
と、いうことで私にとって怖い目のイメージとはリサリサなのです。
ようやく本題です。
みなさん、怖い人というのはどのような人をイメージするでしょうか?暴力的な人もそうかもしれません。何考えているかわからないサイコパスな人も怖いですよね。あるいは多重人格かというくらいコロコロ機嫌が変わる人とか…機嫌は人間なのでいいときも悪いときもありますがコロコロ変わるのは私としては不気味で怖いです。
なお、荒木飛呂彦先生はジョジョの45巻あたりだったかと思いますが、「「悪いことをする敵」というものは「心に弱さ」を持った人であり、真に怖いのは弱さを攻撃に変えた者なのだ」と言っています。これも確かに怖いです。自己愛の人が怖いのはまさにこれでしょう。何をしでかすかわからないところがあります。ストーカーとかもこれに入るでしょう。(そもそも4部はかなり人間の弱さを描いています)
しかし、そんな中でも最も怖い人は、と考えたときに、私は自分の醜さをわからせてくる人だと思いました。
機動戦士ガンダムZZのプルが「───人はね、人間はね、自分を見るのが不愉快なのよ。でもね、どんなに不愉快でも、どんなに憎くっても、自分自身を殺すことも、自分自身をやめることもできないのよ!」と言っていましたが、人にとって一番嫌なのは自分自身の弱さ、醜さを自分で見つめることだと私も思います。思わずを目を背けてしまいたくなりますよね。

自分の愚かさ、醜さをそのままストレートにわからせようと冷静に返してくる人、これが私にとっては一番怖いです。そういう人は概して普段は極めて優しく、他者に怒ることは滅多にありません。そういう人を本気で怒らせてしまった場合、このような怒り方になると私は思います。
私が言う優しい人とは甘やかす人ではありません。メリハリのある人です。そしてミスは起こるものと考えよほどのミスでない限りは対策を考えてくれる人です。
そういう人が怒るときというのは、自分の欲求を満たすために嘘をついて他者を利用したり、改善を全くしようとしなかったり、責任を取ろうとしなかったりといった筋が通らないことが生起したときだと思います。
責任感の強い人は怒らせない方がよさそうです。逆に言えば、責任感の強い人は味方になると非常に頼もしいとも言えるでしょう。
怒ると自分の醜さや弱さをわからせてくる人とは責任感の強い人であり、責任感が強い人は怒らせてはならない、責任感が強い人を怒らせたときにはそれ相応の報いが与えられることを覚悟しなければならないことを考えると、一番怖いのは責任感の強い人ということになりはしないでしょうか。
そしてそういう人を怒らせてしまうのは筋が通らない人と言いましたが、要するにテイカー気質の人です。自己愛なんかも含まれます。
責任感が強く甘さではなくメリハリのある優しい人こそが最も怒らせてはいけない人ではないかと私は思うのです。責任感が強い人が本気で怒ったとき、養豚場のブタを見るような目になっているはずです。
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