
TOEIC915でも英語が話せなかった私が、全英語学習者へ伝えたいこと。
「勉強してるけど、本当にこのやり方でいいのかな?」
「もっといいやり方があるんじゃ?」
今この記事を読んでいるあなたは、きっとこんなふうに思っているのではないでしょうか?
それって、ごく当たり前の感覚だと思うんです。
人からどんなに
「こうしてください」
「これが一番いい方法です」
と言われても
実際に経験したことないからわからないですよね。
たとえば
知らない場所を歩いていて
「この道をまっすぐ行けば着きますよ」
と言われて
言われた通りに歩いてるのに
5分経っても10分経っても
目的地らしきものが見えないと
「あれ?もしかしてどこかで曲がらないといけなかった?」
「道、間違えた?」
「あの人に嘘教えられた・・・?」
と不安になることありませんか?
(ちなみに私は方向音痴なので、最初のパターンめっちゃあります笑)
英会話学習もそれと同じなんです。
自分がそのやり方をちゃんと知らなくて
人が「それがいいから」と言われても
具体的にどのくらい距離があるのか(時間がかかるのか)
本当にそれが自分に合っているのか
それはなぜなのか
それを自分自身で納得していないと
途中で不安になってしまうのは仕方ないことです。
特に独学で勉強していると
相談できる人もいません。
するとYouTubeで検索して
「やっぱりこっちの勉強法がいいのかな」
と別の方法を試す。
しばらくすると、今度は違う人が
「そのやり方では話せるようになりません」
と言っている。
そしてまた別の方法を探す。
それで「勉強法ジプシー」になってしまう人は少なくないです。
というか、私がそうでした(笑)
「初心者でもできる」って、本当に……?

シャドーイングがまだあまり有名でないころやってみたのですが難しすぎて…
諦めて他の勉強法を探してたんですね。
でもしばらくすると
「初心者が英語を話せるようになるにはとにかくシャドーイングをやれ」
「とにかくシャドーイングをやるべき!」
という動画があまりにも多くて
「私初心者ではないはずなのに難しかったんだけど…初心者で出来るの?私の口がおかしい?私滑舌は良い方なはずだけど…」
って不思議に思ったんです。
だからもう一度やってみたんですが、全然ダメだったんですよね(泣)
何度やっても難しい。
できるようになる気もしない。
そして何より
これを続けて、本当に英語が聞けるようになるの?
という疑問がずっと消えなかったんです。
ところがその後、別のやり方に変えてから、英語の聞こえ方が本当に変わりました。
今まで
「なんかモゴモゴ言ってる」
としか聞こえなかったものが
「あ、こういう発音だと思ってたけど、実際はこう発音されるから聞こえなかったのか」
とわかるようになったんです。
そのとき初めて
「できなかったのは、努力が足りなかったからだけじゃなかったんだ」
と思いました。
シャドーイングそのものが悪いと言いたいわけではありません。
シャドーイングが合う人もいるし、やった方がいい段階もあると思います。
でも、
みんながやっているから
有名なインフルエンサーが勧めているから
という理由だけで
「今の自分にも必要」とは限らないんですよね。
実は、英語はそれなりに勉強してきました

ここまで読むと
「もともと英語が苦手だった人なのかな」
と思うかもしれません。
でも実はそうでもありません。
小学生の頃から成績は可もなく不可もなく。
3段階評価の「2」ばかりでした。
(体育だけ「1」になりかけました笑)
でも教育熱心な父親に
小5の時に塾に入れさせられ
毎日夜中の3時まで勉強
学校の後は塾へ直行
土日も塾
週一で全国模試
弟は家出を100回以上繰り返しましたが
負けず嫌いな私は
勉強が好きだったわけではありませんが
「いつか見返してやる」
という気持ちでやってました。
ただ、英語だけは違いました。
特に理由はありませんが
漠然と英語に憧れを抱いていて
中学生になって英語を勉強できることがとても嬉しかったんです。
なので英語だけはめちゃくちゃ勉強しました。
接頭辞、接尾辞、前置詞の細かい意味・・・
テストにすら出ないことを覚えまくりました(笑)
その結果、中学卒業時点で英検2級。
少しの期間英会話スクールに
通ったりはしたものの
ほぼ独学で
英検準1級
TOEIC915点
その後はイギリスの大学院にも留学しました。
数字だけを見ると
「英語できる人じゃん」
と思われるかもしれません。
私自身も、当時は完全に
「自分は英語ができる」
そう思っていました。
ネイティブと話す機会は
英会話スクールくらいでしたが
特に問題はなかったし
まさかイギリスへ行って
「自分英語できないの?」
と絶望するハメになるとは思っていませんでした。
・授業で先生が何を言ってるのかわからない。
・言いたいことはあるけど英語でなんて言えばいいかわからない。
・バカにされた気がするけど、言い返せないから笑顔で誤魔化す。
テストでは解ける。
英文も読める。
文法だってある程度知っている。
なのに
リアルな場面になると使えない。
これがものすごくショックでした。
しかも大学院では
イギリス人だけではなく
いろいろな国の人が英語を話します。
当然、話し方もアクセントも違います。
「英語を知っていること」と
「実際に英語でコミュニケーションできること」は同じではない。
今なら当たり前のようにわかります。
でも当時の私は
その違いがよくわかっていませんでした。
そして結局、私は大学院を修了できないまま日本へ帰ることになりました。
当時はリーマンショック前で
1ポンド250円。
学費だけで500万以上。
それをドブに捨てたわけです。
自分自身への情けなさと
離婚して女手一つで育ててくれた
母親への申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
今でも思い出すと泣きそうになってきます…
「あれだけ勉強したのに、なんで?」

帰国してからも
ずっと自分の中に残っていた疑問があります。
あれだけ英語を勉強したのに、なんで私は話せなかったんだろう?
単語が足りなかった?
文法?
発音?
リスニング?
会話経験?
何が足りなかったのか、
自分でもよくわかりませんでした。
だからいろいろ試しました。
英会話アプリ
オンライン英会話
有名教材
ネットや本で紹介されている学習法
自分でも、かなり色々試してきた方だと思います。
「これなら話せるようになるかも」
と思って始めて、
うまくいかなかったらまた別の方法を探す。
ずっと「正しい英語学習法=聖杯」を探していたんですよね。
でもいろいろ試して
英語を学び直して
そして人に英語を教えるようになって
少しずつ見えてきたことがあります。
それは、
「一番いい勉強法」は人によって違う
ということ。
そして同じ人でも
今どの段階にいるかによって必要なことが違う
ということです。
「人気の勉強法」と「今の自分に必要な勉強法」は違う

英語が聞き取れない人が10人いたとして
10人とも同じ理由で聞き取れないとは限らないんです。
そもそも単語を知らない人
文字で見ればわかるのに、実際の音になるとわからない人
一語一語を全部聞きとろうとして、結局話に追いつけなくなってしまう人
ある程度聞こえているのに、意味を理解するスピードが追いつかない人
「英語が話せない」も同じです。
文法がわからなくて
話せない人もいれば
文法は知っているのに
頭の中で日本語から英語に訳そうとして
時間がかかる人もいます。
英語以前に
「そもそも何を言いたいのか」
が頭の中でまとまっていないことだってあります。
だから私は
「英語が話せないなら、とりあえずこれ!」
という考え方には、少し慎重です。
大事なのは
今の自分は、どこでつまずいているのか。
そのために、なぜこの練習をするのか。
そこを知ることだと思っています。
目的地まであと100メートルなのに
「もっと速く歩かなきゃ!」
と思って走る必要はないですよね。
逆に
方向を間違えているなら
どれだけ一生懸命走っても目的地から遠ざかってしまいます。
英語学習も同じです。
努力することはもちろん大切。
でも
その努力がどこにつながっているのかを知ることも、同じくらい大切
だと思っています。
私がこのnoteで書いていきたいこと

現在私は英会話を教える仕事をしています。
これまで小学生から社会人まで
1,000名以上の方に英語を教えてきました。
でも私は
「この勉強法だけやれば絶対に話せます!」
という発信をしたいとは思っていません。
むしろ
「なぜ聞き取れないんだろう?」
「なぜ英語が出てこないんだろう?」
「なぜこれを練習するんだろう?」
という
「なぜ?」の部分をできるだけわかりやすく伝えたい
と思っています。
それは
私自身が
「これをやればいい」
だけでは続けられなかったからです。
理由がわからないと不安になるし
成果が見えないと
「もっといい方法があるんじゃないか」
とまた探したくなる。
でも
「今はここを鍛えているんだ」
「だから、この練習をしているんだ」
とわかれば
同じ勉強でも意味が変わります。
このnoteでは
英語の聞き取り方や話し方
学習法についてはもちろん、
私自身がうまくいかなかったことや
「昔の自分にこれを教えてあげたかったな」
と思うことも書いていきたいと思っています。
キラキラした成功談だけではなく
「これ、全然できなかった(笑)」
という話もたぶんかなり出てきます。
というか、すでに出ています(笑)
でも
英語ができなかった経験があるからこそ
今まさに悩んでいる人に伝えられることもあるんじゃないかなと思っています。
こんな方に読んでもらえたら嬉しいです

もしあなたが
・英語を勉強しているのになかなか話せるようにならない。
・TOEICや英検はある程度できるのに会話になると止まってしまう。
・リアルな英語になると急に聞き取れなくなる。
・YouTubeを見るたびに違う勉強法が出てきて、何を信じればいいかわからない。
・定番の学習法を試してみたけど、うまくできなくて落ち込んだ。
・「私には英語の才能がないのかな」と思ったことがある。
そんな経験があるなら
このnoteで何か一つでもヒントを見つけてもらえたら嬉しいです。
「英語を勉強すること」
そのものが目的ではなく
英語を話せるようになったその先で
外国の人と話したり
行ってみたかった場所へ行ったり
仕事の可能性を広げたり
今まで知らなかった世界を知ったり。
英語を使って
できることが一つずつ増えていく。
そのためのお手伝いができたらいいなと思っています。
私自身、かなり遠回りしてきました。
だからこそ
これを読んでくださっているあなたには
できるだけ遠回りしてほしくない。
そんな思いで書いています。
もし
「ちょっとわかるかも」
「また読んでみたいな」
と思っていただけたら
noteをフォローしてもらえると嬉しいです。
これからも
流行っているからではなく
「なぜそれをやるのか」がちゃんとわかる英語学習
について
できるだけわかりやすく書いていきます。
一緒に少しずつ進んでいきましょうね。
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