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怠慢なサイレントリスナーのくせに、ラジオみたいな人になりたい

    なんとなく孤独だな。

    勉強がうまくいかないな。

    同級生ともめちゃって、もやもやするな。

    部活の人間関係がうまくいかなくて、むしゃくしゃするな。

    中学校のときも、高校のときも、そういうしんどい夜に、私は幾度もラジオに救われました。

    こんにちは、くもり豆です。

    チャンネル権を譲って、ラジオになった

    ラジオを聴き始めたのは、小学校の高学年くらいだったかな。
    テレビのチャンネル権を、弟たちに早々に譲ってしまって。部屋にこもってひとり、ラジオとCDばっかり聴いていました。

    しんどい夜にラジオをつけると、同じような悩みを抱えているリスナーさんの相談に、パーソナリティが答えていて。いい曲が流れて。ああ、もう少し頑張ろうかな、って思えたり。

    そういう曲って、いつまでも忘れないんですよね。なんか元気が出ないときに、ふと流れた曲とか。

    私が好きな音楽って、ラジオから摂取したものがほとんどです。

    音楽でいえば、山下達郎さんの「サンデー・ソングブック」がきっかけで、私は山下達郎さんを聴くようになりました。CDをちまちま集めています。
    ライブにも参戦しました。

    ラジオのおかげで、自分の趣味も広がって、豊かになっています。

    今も毎朝、ラジオをつける

    家には今も、ラジオが置いてあります。CDラジオというやつ。

    波長を、プログラムしておくんです。1番はTOKYO FM、2番はFMヨコハマ、3番はJ-WAVE、4番は文化放送、5番はニッポン放送、という具合に。

    毎朝、起きたらラジオをつけます。ラジオって、CMの時間とか結構細かく決まっていて、大体同じような進行です。だから朝起きたときに、とりあえずラジオをつけると、時計を見るより前に時刻がわかったりします。ちょうど時刻を言っているときもあるし。

    この前の朝、びっくりしたことがありました。

    時計の長針だけ見て、おおー6時半か、って起きたんです。
    でもラジオをつけたら、明らかに6時台のコーナーじゃない。
    あれ?と思って時計をよく見たら、短針が自分の思っているより進んでいました。

    そう、7時半でした。びびった。

    6時にめざましをかけていたので、あー、30分なりっぱなしだったんだな、と思ったんです。
    ちがった。90分なりっぱなしでした。

    朝の部屋で、ラジオをつけたまま、目覚まし時計を見て目を丸くして驚いているくもり豆

    ちょっと離れても、同じ人がしゃべっている

    ラジオって、ちょっと離れても、同じ時間に同じ人がしゃべっているんです。毎日とか、毎週とか、毎年、同じ声が聴こえる。
    そういうのって、ほっとするでしょ。安心するでしょ。

    それから、ラジオのいいところは、パーソナリティとリスナーの距離が近いことです。リスナーとともに、番組を作り上げていこうという温度がある。

    人間の声って、あったかいんです。笑い声とか、息づかいとか、そういうものがダイレクトに伝わってくる。

    たしかに表情は見えないんだけど、ラジオならではの表情ってあると思うんです。他人じゃないみたいに思えてくるでしょ。

    温度があるから、ファンになるんだと思います。

    だから、リアルに会ってみたいって思うんですよね。ラジオのイベントって、そこがいい。

    怠慢なサイレントリスナー

    とはいえ、とてつもなくマメにお便りを出すかと言われると、全くそうではないんです。

    毎日ラジオを聴くけど、怠慢なサイレントリスナー。

    それでも聴いちゃう番組は、いくつもあります。リアルなイベントにも、ひっそり足を運んでいます。

    グッズ目当てで、スペシャルウィークにはバンバンお便りを出したりもしています。現金なやつだ、まったく。

    周りに言っても、ラジオを聴いている人が少なくて、話が共有できないんです。

    それに、そもそもラジオが生活の一部すぎて、これがめっちゃ好きです、とか外では言わない。テレビを見るのがめっちゃ好きです、っていう人より、テレビをなんとなくつけて見てる、っていう人のほうが多いでしょ。あんな感じです。

    ほんとは、誰かと語りたい。この番組の、このパーソナリティの、ここの言い方が好き、とか言いたい。

    ちなみに私は小山薫堂さんの声がめっちゃ好きです。
    聴いてて落ち着く。低くて、いい声。

    ラジオみたいな人になりたい

    私はね、ラジオみたいな人になりたいんです。

    ラジオみたいな人っておしゃべりな人だと思いきや、違うんですよね。
    寄り添う人って感じ。

    あったかい温度っていうのは、パーソナリティがべらべらしゃべっているだけじゃ伝わらない。
    心からリスナーに耳を傾けているか、ここが大事になる。

    ラジオじゃなくたって寄り添える、温度のある人っていうのは、往々にしておしゃべりじゃあないんです。

    誰かがちょっと孤独を感じたときに、ふふっと笑えて力が抜けて、ああ一人じゃないんだって思える。

    そんなラジオみたいな人でありたいです。

    なんとなく孤独だなって夜は、ラジオをつけてみてもいいかもしれません。誰かの相談と、誰かの笑い声と、いい曲が、部屋に入ってきます。

    明日の朝もラジオをつけよう。めざましは、ちゃんと止めよ。


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