
🌸経営未来手帳・第236号「なぜ、共鳴は強力な経営ツールなのか」―経営者は、会社の最初のメトロノーム
🌸経営未来手帳・第236号「なぜ、共鳴は強力な経営ツールなのか」―経営者は、会社の最初のメトロノーム
(執筆:安村明史/ビジネス能力開発株式会社)
■100個のメトロノームがそろっていく
100個ほどのメトロノームを同じ台の上で、バラバラに動かします。
ところが数分すると、互いの振動が影響し合い、同じリズムを刻み始めます。
「共鳴」です。
私は多くの会社を訪問してきましたが、会社にも同じようなものを感じます。
社長と30分話しただけで、「この会社の社員は、きっとこんな雰囲気だろう」と想像できることがあります。
実際に役員に会い、社内を歩くと、その予想が驚くほど当たるのです。
入った瞬間に、社員の表情、言葉、仕事の進め方が整っている会社がある反面、経営者、幹部、社員がそれぞれ違うリズムで動いている会社もあります。リズムが整っていない会社は、人が辞めやすい。
■マイナスも共鳴する
「どうせ無理だ」
「また失敗する」
「なぜ出来ないのか」
経営者がこうした言葉を発し続ければ、その振動も組織に広がります。
出来る経営者は逆です。
「どうすれば出来るか」
「まだ可能性がある」
と考え続ける。
十分な根拠がなくても、経営者が一貫して可能性を信じていると、人は少しずつ動き始めます。
やがて、
「この会社なら出来る」
という組織全体のリズムになっていく。
経営者は、会社の最初のメトロノームなのかもしれません。
■編集後記
経営者が焦れば、会社も焦る。
経営者が未来を信じれば、社員も少しずつ未来を見るようになる。
制度を変える前に、
自分がどんな振動を会社に発しているのか。
経営者には、とても大切な問いだと思います。
■今日の問いかけ
あなたは今日、社員にどんな「リズム」を発信していますか?
■ネコのつぶやき
「社長の機嫌も、意外と社内に共鳴してるにゃ」
第2弾🌸経営未来手帳「今、経営者が読むべき3選(組織編)」
経営者向けに、まず読む3本をまとめました。
https://note.com/quiet_gnu5848/n/n1e5a79df83ef
🌸経営未来手帳の編集長が選んだ40選はこちら
─経営者が未来を読むための“構造地図”
https://note.com/quiet_gnu5848/n/n3596a857d755
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■次回9月1日予告
「日経記事より。なぜ、財務精通の役員4割超えなのか」
■安村 明史
🌸経営未来手帳
組織・経営の相談役(静かに伴走する役割)
#経営者の深夜食堂
■付録
