
🌸経営未来手帳・第242号「日経記事より。商社、しくじりから学ぶ勉強会、大好評」―見誤らない投資、穴を見逃さない商社
🌸経営未来手帳・第242号「日経記事より。商社、しくじりから学ぶ勉強会、大好評」―見誤らない投資、穴を見逃さない商社
(執筆:安村明史/ビジネス能力開発株式会社)
■はじめに
日経新聞に、商社が「失敗」から学ぶ動きが紹介されていました。
丸紅は過去の大型投資の失敗を題材に勉強会を開催。住友商事は過去の投資案件や損失報告をAIに学ばせ、現在の投資案件のリスクを探らせています。
成功事例より、失敗事例のほうが役に立つ。
なぜなら、投資で大切なのは「当てる力」以上に、
見誤らない力。
穴を見逃さない力。
だからです。
■失敗を組織知に変える
伊藤忠商事も「高値づかみ」「パートナーへの依存・過信」「知見のない分野」など、過去の失敗を教訓として共有しています。
失敗そのものが問題なのではありません。
組織としては、失敗を個人の記憶の中だけで終わらせることが問題です。
失敗を記録する。
原因を言語化する。
次の判断に使う。
この積み重ねが、企業の「見る目」を強くします。
■編集後記
この話は、商社だけではないと思います。
これからの銀行融資でも、財務数字だけではなく、
「この経営者、この事業に本当に貸してよいのか」
を正しく見る目が、ますます求められます。
融資も投資も、本質は同じです。
可能性を見る力と、穴を見逃さない力。
金融機関の伴走支援でも、ここが重要になってくると思います。
■今日の問いかけ
あなたの会社は、成功事例よりも「失敗事例」を活用していますか?
■ネコのつぶやき
「穴を見つけるのは、ネコのほうが得意かもしれないにゃ」
第2弾🌸 経営未来手帳「今、経営者が読むべき 3選(組織編)」
経営者向けに、まず読む3本をまとめました。
https://note.com/quiet_gnu5848/n/neadfef5848157983
🌸経営未来手帳の編集長が選んだ40選はこちら
―経営者が未来を読むための“構造地図”
https://note.com/quiet_gnu5848/n/n3596a857d755
■感想をぜひお寄せください
yasumura@biz-noukai.com まで。必ずお返事いたします。
■次回9月7日予告
「日経記事より。『AI課長』が官僚育てる?」-ヒトの役割 再定義迫る」
■安村 明史
🌸経営未来手帳
組織・経営の相談役(静かに伴走する役割)
#経営者の深夜食堂
■付録
