
猫と話す女から遺骨と話す女にクラスチェンジした私のお気持ち構文
旅立ってしまった愛猫への想いを綴っています。
やや生々しい描写があります。
ご自身の責任で、閲覧されるかをご判断ください。
一部に科学的根拠を説明できない比喩表現を用いています。
あくまでも詩的表現を用いた「問いの共有」であり、事実を断定するものではないことをご理解賜りたく存じます。
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あまりにも急すぎて、白昼夢でもみてたような気分になる。
次の瞬間には、なんかやたらキラキラの袋に入ってる君を撫でてまた涙が吹き出す。
さっきまで、いつもより少し硬い、でもよく見慣れたマーブル模様の毛だったんだ。
ピンクのぷにぷに、あんなに白くなるんだね。初めて見たよ。
でも、まだぷにぷにだったんだ。冷たくても、ぷにぷにだった。
あともう10年は一緒にいるつもりだったんだ。
いつもの君だったから、私は今日も明日もいつも通りの君と生きてると信じて疑いもしてなかった。
でもきっと、君が一番ビックリしてるよね。
君は本当に、ずっと手のかかる子だったのに。
最期はほんの一瞬だった。
苦しいのも一瞬だったよね?
諦められなくて、息を吹き込んだり胸を押したりしてごめんね、きっと痛かったよね。
でも、まだ信じられなくてさ。
この袋の中に君の欠片があるって解ってるのに、それはそういうことなんだって解ってるのに、まだ君の存在を感じる気がするんだ。
リビングに行くと、足に君の温もりがついてこないことが不思議だよ。
お喋りに育った君と毎日毎日会話してきたのに、君の可愛いお返事がないのが不思議だよ。
君の半分以上はもう量子に還ったんだね。次は何に成るの?
君はビビリだけど好奇心旺盛だったから、たくさんの何かに成って、広い世界を見られると良いね。
この容れ物の中に残ってる分だけは、もう少し側に居させてね。
2025年7月28日
君へ。