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Photo byhtohsaki

【学校教育】山岳県の伝統行事である「学校登山」の実施校が急減している【学校行事/安全対策】※追記有り


    かつては長野県内のほぼ全ての公立中学校が取り組んでいた、「学校登山」というイベントが岐路に立っている。


    というニュースを読みました。

    ※2026年07月23日追記有り。

    ーー

    登山部という性質上、柔道部などと同じように、顧問など大人には「学生に教えることが出来るくらい能力があり、万が一トラブルがあったときにも対応出来るくらい経験豊富」な必要があります。

    そうでないと、もし何事もなく行事が終了したとしても「生徒の安全について充分でない」と言われてしまうため、学校としても難しい所でしょう。

    さらに、登山というと、経験豊富な人でさえ様々なトラブルに巻き込まれてしまう可能性があるほどの危険性があるスポーツです。

    上記のような外部からの声が無かったとしても、出来るだけの対策をとることが重要です。

    しかし、伝統行事を継続するため、長野県の学校も上記に対する対策をとっています。


    ー

    それが、ボランティア派遣制度です。

    これは、学校登山に同行できるボランティアと希望校をつなぐ仕組みです。

    県内の学校に、山岳団体でつくる県山岳協会を通じて募集した登山知識が豊かな会員らを派遣し、生徒や教員の安全をサポートした。

    ボランティアがいれば、けがや体調不良で途中下山する生徒に付き添うことができる。引率する人員を充実させることで、生徒らへの細やかな目配りもできる。

    今回の制度を利用し、生徒約50人に対し、教職員の他、山岳ガイドや消防士、看護師、保護者のボランティアら15人が同行したそうです。

    私は登山についての知識がほとんど無いのですが、ニュースによると上記のように「約50人の生徒に対し引率者は15人必要」とありました。

    このくらいきっちりしないといけない、ということから登山行事を行うことの厳しさを感じます。


    ー

    現在、様々な学校行事が縮小傾向にあります。

    以前、徹夜で歩き続けるという学校行事が縮小されたという記事を書きましたが、

    今回も、根本的な問題点は同じです。

    上記の伝統行事は「学校を午前中にスタートし徹夜で一晩中歩き、翌日の正午に戻ってくるという、二日間で約85㌔を歩く」という、文字で書くととても苛酷な行事です。

    私も高校時代は男子校だったため、似たような伝統行事がありました。

    伝統行事というのは、昔から(数十年も前から)続いていることが多く、それにともない苛酷なことも多いです。

    しかし、達成した際に自身の成長と、周囲との連帯感が増すといった効果も間違い無くあります。

    (これをハラスメントと言われてしまうと、もうどうしようもないのですが・・・)

    こういったプラス面もあることを踏まえつつ、伝統行事については、様々な見直しをしつつ続けて欲しい、という勝手な気持ちがあります。

    教員の働き方改革を推進している現在、学校周辺との連携が進められるようになってきています。

    今回の件についても、そういったことから、上手い運営方法を見つけて欲しいと思います。

    ーー

    ※2026年07月23日追記

    北アルプス奥穂高岳のザイテングラードで、女子高校生が滑落して足などの骨を折る大けがをし、警察のヘリコプターで救助されました。
    女子生徒は高校の山岳部で、顧問とともに20人パーティで4泊5日の日程で入山していました。

    というニュースが入ってきました。

    いくら熟練のパーティでも、高校生では体力や経験でばらつきが出てしまうことは避けられませんし、登山部で充分な準備をしていてもこのような事故が起こってしまうことはあるでしょう。

    こういった事故を経験とし後世に繋げて欲しいですし、今回の事故について検証せずに「やっぱり登山は危険!即刻中止!」といった流れにならないことを望みます。



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    今回の画像は【H.Tohsaki】さんからお借りしました。ありがとうございます。

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