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【簡単あらすじ】神様ゲーム(微ネタバレ)【麻耶雄嵩/講談社文庫】


    『 ぼくがきみの憎む犯人に天誅を下してあげる 』


    連続ネコ殺し事件を解決しようとする主人公。
    軽い気持ちで、転校生の自称・神様に相談すると…

    読了した多くの方が、転校生が「神様」でなく「仏様」なら幸せになれたかもと思う一作。

    是非ご一読ください。



    ―

    『はじめに』
    日に日に暖かくなり日本各地で桜の開花宣言が聞かれるようになりました。そうすると(私もそうですが)花粉症に悩まされる季節でもあります…しかし、外出しにくい気候ということは、読書の時間を多くとることが出来るというようにポジティブに考えることを心がけています。
    このように、読書をするための絶好のシチュエーションを得られる時期ですので、最近読んで印象に残ったり、買ったまま積んでいたりした本の感想を書こうと思います。この感想で、その作品や著者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたと思いながら書いていますが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』を含む記載がありますので、その点にご注意ください。

    ーー

    『 その情報は意外でしたよ、心底 』

    市内で勃発している、連続ネコ殺し事件。

    主人公・芳雄にとっても重要な関心事だ。

    それは芳雄が密かな恋心を持つ、ミチルちゃんが可愛がっていた猫も被害に遭っていたからだ。

    刑事である芳雄の父にも相談したが、犯人は中々捕まらない。

    ある日、転校生の鈴木くんと学校のトイレ掃除をしながら話していると、鈴木は「自分は神様だから、何でも知っている」と答えた。

    半信半疑の芳雄だったが、軽い気持ちで「ネコ殺し事件の犯人は誰?」と聞いてみると、鈴木はあっさりと、市内の大学生の名前を伝える。

    本当にその大学生が犯人なのか。

    芳雄が所属する少年探偵団(浜田探偵団)が動き出す。


    ―

    この作品に興味のある方に、これだけは言っておかなくてはいけないことがあります。

    それは、


    読了しても、決してスッキリするタイプの小説ではありません!


    と言い切ることが出来る作品ですし、そして、ミステリー好きの知人から、『神様ゲームを読みたいと思うのだけどどう思う?』と聞かれた場合には、


    うーん、面白いけれどおススメはしにくいよ・・・


    と歯切れが悪くなる作品、ということです笑

    しかし、だからといって、「謎がうすっぺら」であったり「筆者が謎を投げっぱなしのような、読んでいてつまらない」といった気持ちになる作品ではありません。

    以前レビューしました、隻眼の少女や貴族探偵がそうですが、

    麻耶雄嵩さんの作品は、読者を選ぶものが多く、そして今回の「神様ゲーム」もそれに当てはまる作品だというだけです。

    麻耶雄嵩さんが好きであれば、是非読んで欲しいですし、初読みの方も、「麻耶雄嵩さんの作品の雰囲気」を味わうのに最適の一作です。

    是非ご一読ください。

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