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【簡単あらすじ】暁星(微ネタバレ)【湊かなえ/双葉社】


    『 クッキーに、きつねうどん 』


    ある男女の、学生時代から社会人までの物語。

    素晴らしかったとしか言えません。

    このテーマを、ここまで深く描けるのは湊さんしかいないです。

    出来れば、事件の記憶が薄れないうちに、この装丁で読了して欲しい作品です。



    ―

    『はじめに』
    まだ雪が降る日もあるものの、三寒四温という言葉のとおり、少しずつ温かい・春の陽気を感じられる季節になってきました。そして、明るい日の光が部屋に差し込むようになると、気持ちも穏やかになり、読書が捗る季節になってきたとも言えます。
    このように、読書をするための絶好のシチュエーションを得られる時期ですので、最近読んで印象に残ったり、買ったまま積んでいたりした本の感想を書こうと思います。この感想で、その作品や著者に少しでも興味を持って頂ける内容にしたと思いながら書いていますが、登場人物やぼんやりしたあらすじなど、『微ネタバレ要素』を含む記載がありますので、その点にご注意ください。

    ーー

    『 金星、半分こしよう 』

    文部科学大臣・清水義之が、講演会で暴漢に襲われ死亡してしまう。

    その犯人は、小説家を親に持つ男・長瀬暁であり、現場で取り押さえられ現行犯逮捕された。

    捜査によると、長瀬は、殺害動機について「母親が多額の献金をしていた宗教団体への恨み」と話している。

    その後、長瀬は留置場から自らの手記を週刊誌へ掲載することを依頼する。

    その手記は、

    犯行、つまり、あの日の俺のことを知りたいか。
    動機、つまり、あの日までの俺のことを知りたいか。

    という言葉から始まっていた。


    ―

    本作も、あまり中身を詳しくレビュー出来ないタイプです。

    しかし、間違い無く言えることは、

    このテーマをここまで深く、そして高いエンタメ性も含めて作品に出来る作家は数少なく、読了した方の多くが、さすが湊かなえさんだと感じるだろう。

    ということです。

    私は、最終ページを読了した際には震えが起こりました。

    この感覚は久しぶりですが、湊かなえさん作品で、以前レビューしました「リバース」

    でも同様になりましたので、私は、湊かなえさん作品とは相性も良いのでしょう。

    東野圭吾さん、伊坂幸太郎さんもそうですが、長年作品を刊行されている作家さんで、今でも強烈な作品を残すことが出来る方には尊敬しか感じません。

    内容を話すことは避けますが、

    本作については、あの事件の記憶が薄れないうちに読了することをおすすめします。

    つまり、なるべく早いうちに読了することが良いと思います。

    それに、カバーを外した際の中身もとても良いので、
    ハードカバーで是非ご購入ください。

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    カバーを外すとこんな感じです。

    ―

    本作を含め、今年の本屋大賞ノミネート作品はかなり納得です。

    ここ数年の中で一番理解出来ます。

    大賞に選ばれたら納得ですし、
    選ばれなくとも、他の作品のクオリティなら仕方ない納得出来ます。

    湊かなえさんを既読の方でも初読みの方でも、
    間違い無く満足出来る作品、是非ご一読ください。


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