
【音楽配信】SUNO AIで作成した楽曲を・AppleMusic・AmazonMusic・Spotifyなどにリリースしてみた - TuneCore編
はじめに
SUNO AIで高品質な楽曲を生成したら、次のステップは音楽配信サービスへのリリースです。
この記事では、筆者が実際にTuneCore Japanを利用してSUNO AI楽曲をApple Music、Amazon Music、Spotifyなどの主要配信サービスにリリースした手順を詳しく解説します。
重要: AI楽曲の配信には特別な注意点があります。適切な手順を踏まないと、配信が拒否される可能性があります。
ちなみにSUNO AIで楽曲を生成する方法についての前回の記事はこちらです。
音楽配信の仕組みを理解する
SUNO AIで生成した楽曲を直接Apple MusicやSpotifyにアップロードすることはできません。音楽ディストリビューター(配信代行サービス)を介する必要があります。
主要なディストリビューター比較

重要: AI楽曲のアップロードが許可されていないディストリビューターもあるため、利用前に必ず各サービスの最新利用規約を確認してください。
なぜTuneCore Japanを選んだのか
筆者がTuneCore Japanを選択した理由:
日本語完全対応:問い合わせもサポートも日本語
AI楽曲対応:明確にAI楽曲の配信をサポート
信頼性:大手配信サービスとの確実な連携
豊富な配信先:55以上の音楽ストアへ一括配信
TuneCore Japanでのリリース手順
ステップ1:アカウント作成

TuneCore Japanにアクセス
「新規登録」をクリック
メールアドレスとパスワードを設定
アーティスト情報を入力
ステップ2:料金プラン選択
TuneCore Japanには2つの料金体系があります。
年間従量料金プラン
シングル(1曲):1,551円/年(税込)
アルバム(2曲以上):5,225円/年(税込)
Unlimitedプラン(おすすめ)
スターター:4,400円/年(税込)
1名のメインアーティストで配信
55以上の音楽ストアへ一括配信
収益100%還元
スタンダード:9,900円/年(税込)
スタータープランに加えて
速報レポートで毎日の再生数を把握
スプリットで収益を自動分配
プロ:23,100円/年(税込)
スタンダードプランに加えて
2名以上のメインアーティストで配信
公式プレイリストへのピッチ機能
私は単独のアーティスト登録で、5曲以上リリース予定があったので、Unlimitedプランにしました。
ステップ3:ダッシュボード設定

アカウント作成後、ダッシュボードが表示されます。左のメニューから「マイアーティスト」を選んでアーティスト情報を登録しましょう。

ステップ4:リリース登録開始

右上の「リリース登録」ボタンか、左メニューの「配信・収益化」から配信・収益化画面へ移動し、リリースの種類を選択します。
リリース前の準備物
配信には以下のファイルが必要です:
1. 楽曲の音源データ(WAV)
音源ファイル要件


SUNO AIからの音源ダウンロード手順:
曲の右にある「⋮」マークをクリック
「Download」を選択
形式を選択:WAV(高音質、有料プランのみ)
2. ジャケット画像
ジャケット画像要件


SUNO AIからのジャケット画像取得手順:
曲の右にある「⋮」マークをクリック
「Song Details」を選択
画像を右クリックして「名前をつけて画像を保存」

SUNO AI上で「Replace Image」からプロンプトで画像を再生成することも可能です。ダウンロードした画像がサイズ要件を満たしていない場合は、アップロード時に拡大するオプションがあります。
3. AI楽曲の証明書類
AI楽曲をリリースするには、特別な証明書類が必要です。

AI楽曲リリースのガイドライン
TuneCore JapanのAI楽曲リリース要件:
必須条件
楽曲が100%AI生成でないこと
人間による創作的表現が含まれている必要がある
クエリ(スタイルのプロンプト)入力のみでは不十分
必要な許諾がすべて取得済みであること
学習データの第三者権利を侵害していないこと
著作権が利用者に帰属していること
必要な証明書類
商用利用許諾証明
SUNO ProプランまたはPremierプランの領収書
有料プランでのみ商用利用が許可されているため

著作権帰属証明
SUNO利用規約のURL:https://suno.com/terms
Pro以上のプランでは「生成された出力に関する権利のすべてを利用者に譲渡」される旨が記載
リリース情報の入力

ジャケット画像のアップロード後、「編集」ボタンから以下の情報を入力します:
リリース情報
ジャンル:最低1つ、最大3つ選択(必須)
発売実績の有無:はい/いいえを選択(必須)
レーベル名:(任意)
JANコード:取得済みの場合(任意)
リリース説明文:国内向け、海外向けそれぞれ(任意)
楽曲情報
楽曲区分:オリジナル/カバー/アレンジ/パブリックドメイン/環境音を選択(必須)
楽曲タイトル:国内向け/カナ/海外向け/バージョン(必須)
メインアーティスト:(必須)
フィーチャリングアーティスト:(任意)
インストゥルメンタル:歌詞なしの場合は「はい」(必須)
暴力的・露骨な表現:含まれる場合は「はい」(必須)
楽曲言語:言語を選択(必須)
著作権管理:JASRAC/NexTone委託なしの場合は自己管理を選択(必須)
第三者権利物・生成AI使用:はい/いいえを選択(必須)
著作者:作詞者と作曲者を入力(必須)

配信先の選択

Unlimitedプランの場合、すべてのストアへ自動配信されます。
主な配信先
音楽ストリーミング:Spotify、Apple Music、YouTube Music、Amazon Music
販売:iTunes Store、Amazon MP3
日本特化:LINE MUSIC、AWA
その他:TikTok、Instagram Music(Reels用)
最終申請と審査
全情報入力後、「申請」ボタンをクリックしてTuneCoreによる審査に進みます。
審査のポイント
音源品質:音質や音量レベルの確認
著作権関連:AI楽曲の証明書類
メタデータ:楽曲情報の正確性
ガイドライン遵守:各配信サービスの基準
審査期間
通常:3-5営業日
AI楽曲の場合:追加確認で若干長くなる場合がある
配信開始後の管理
収益確認
TuneCoreダッシュボードから以下が確認できます:
再生回数
収益額
地域別データ
プラットフォーム別データ
プロモーション
プレイリストピッチ:Proプラン以上で利用可能
SNS連携:Instagram、TikTokでの楽曲利用
分析データ活用:リスナーの傾向を把握してマーケティングに活用
実際にリリースした結果
筆者は6曲ほどリリースしており、すべてデモテープをSUNO AIでアレンジした楽曲です。
スタータープランでは、審査が通ってから配信開始まで10日間を要するため、待ち遠しい限りですが、各種音楽配信サービスに自分の楽曲が並ぶことの感動はひとしおです。
出来に関しても、他の楽曲に比べても引けを取らないくらいと思えるので、デモテープをデータできちんと残しておいてよかったと改めて思いました。
なお、TuneCore Japanでは、独自のアーティストページが作られるので、こちらをプロモーション用のページとして使うことができます。
私のアーティストページは以下のとおりです。
avexニュースにてMVのショートムービーを紹介してもらえました。
「聞きたい言葉」各音楽配信サービスでリリースされました。
— avex news エイベックスニュース (@avexnews) September 30, 2025
恋愛における男性側の目線と女性側の目線で歌った男女が掛け合う楽曲です。
歌詞を眺めながらぜひお楽しみください。
よければコメントもお願いします。
🎶聞きたい言葉 / 🎤吉田大輔 feat. TeAmS
◇Youtube(フル尺)… pic.twitter.com/bFrdzVpDhr
「空から空へ」各音楽配信サービスでリリースされました。
— avex news エイベックスニュース (@avexnews) October 1, 2025
失恋を乗り越えて次のステージへ向かおうとする男性目線の楽曲です。
歌詞を眺めながらぜひお楽しみください。
よければコメントもお願いします。
🎶空から空へ / 🎤吉田大輔 feat. TeAmS
◇Youtube(フル尺)… pic.twitter.com/zFZ4DckCSO
まとめ
SUNO AI楽曲の音楽配信サービスへのリリースは、適切な手順を踏めば誰でも実現可能です。重要なポイントは:
SUNO Proプラン以上の契約
適切な証明書類の準備
100%AI生成でない楽曲の作成
配信要件を満たす音源・画像の準備
TuneCore Japanなら日本語サポートでスムーズにリリースできるため、初心者にもおすすめです。
個人でも魂を込めた楽曲が世界中のリスナーに届く時代になりました。SUNO AIを上手に活用して、あなたの音楽を世界に発信してみてください。
もっと詳しい内容は以下の記事で詳しく紹介しています。
この記事は2025年8月時点の情報に基づいています。AI技術と法規制は急速に変化しているため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。