
心がほどけるエッセイ【本の処方箋 #004】
朝は、まっさらな時間のようでいて、
ほんとうは昨日の気持ちを少しだけ引きずっている。
だからこそ、一日が始まる前に、心をほどく言葉がほしくなる朝があります。
よし、今日もがんばろう。
そう思いたいのに、気持ちだけが少し置いていかれているような朝。
そんなときにわたしは、「本の処方箋」を開きます。
本の処方箋とは?
気分に合わせて、
1冊を“処方”する読書メモです。
処方本
効能
⏰ 用法・用量(読む時間の目安)
✍️ ひとこと
を、短くやさしく記録していきます。
忙しい日でも、心を立て直せる“ことばの常備薬”を増やすために。
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今朝の処方箋
―― 心がほどける朝のあなたへ
〖効能〗
✔ 朝のこわばりが、少しやわらぐ
✔ 「ちゃんと始めなきゃ」の力みが、そっと抜ける
✔ 自分のペースで一日を始めたくなる
(副作用:何気ない一文に、ふっと肩の力が抜けるかもしれません)
〖用法・用量〗
おすすめの読む時間:朝の10〜15分
白湯やコーヒーを片手に、出かける前に少しだけ。
「読み進める」より、「呼吸を整える」つもりでどうぞ。
〖ジャンル〗
コミックエッセイ
〖ひとこと〗
朝は、前向きでいられる日ばかりではありません。
眠りはしたはずなのに、気持ちが追いついていない。
今日の予定を思っただけで、少しだけ肩に力が入る。
そんな朝も、ちゃんとあります。
でも、だからだめということではなくて。
そういう朝に、無理に気合いを入れるよりも先に、
心をほどく時間があってもいいのだと思います。
エッセイのいいところは、
誰かの日常にふれながら、
自分の気持ちも静かに整っていくところです。
大きな出来事じゃなくていい。
何気ない景色や、ささやかな感情や、
暮らしのなかの小さな揺れにことばが与えられていくうちに、
自分の心も少しずつやわらかくなっていく。
今朝は、そんなふうに
“心をほどいてくれる”1冊を置いていきます。