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人より少し字がきれい。それだけから始めた私が気づいたこと


    「得意なことは何ですか?」

    そう聞かれると、

    昔からちょっと困ります。

    これといって、

    胸を張って「得意です」と言えるものがない。

    人よりすごくできることもない。

    ずっと続けてきた趣味もない。

    資格や経験で、

    「これなら仕事にできます!」

    と言えるものもない。

    だから、

    子どもたちとの時間を増やすために、

    これからの働き方を変えたいと思ったとき、

    最初にぶつかったのが、

    「じゃあ、私に何ができるんやろう?」

    ということでした。


    「得意なことがない」と思っていた

    今の仕事を辞めるとしたら。

    会社員じゃなくなったら。

    私は何ができるんやろう。

    何なら仕事にできる?

    好きなことは?

    得意なことは?

    そうやって考えてみても、

    最初は本当に何も出てきませんでした。

    「好きなことを仕事に」

    「得意を活かして働く」

    そんな言葉を見ても、

    そもそも、

    その“得意”が見つからへんねんけど。

    という感じでした。


    昔までさかのぼって、やっと出てきたもの

    そこで、

    今の自分だけじゃなく、

    子どもの頃までさかのぼって考えてみました。

    昔やっていたこと。

    人から褒められたこと。

    人より少しだけできること。

    その中で、

    やっと出てきた一つが、

    「字が少しきれいかもしれない」

    ということでした。

    私は子どもの頃、

    習字を習っていました。

    以前の記事にも書いたのですが、

    習字だけではなく、

    ピアノやそろばん、公文など、

    いろいろな習い事をしていました。

    でも当時の私は、

    「これが大好き!」

    というより、

    どちらかというと、

    やらされている感覚の方が強かったと思います。

    ▶︎ 子どもの頃の「やらされる学び」と、育休中の「自分で選ぶ学び」について書いた記事

    だから、

    「昔から字を書くのが大好きでした」

    というわけではありません。

    ただ、

    習字をやっていたからか、

    「字きれいやな」

    と言ってもらうことは時々ありました。

    自分でも、

    人よりほんの少し、字はきれいな方かもしれない。

    それくらいでした。


    でも「仕事にする」となると、一気に自信がなくなる

    ただ、

    それを仕事にできる?

    と考えた瞬間、

    すぐに自信がなくなりました。

    もっと字がきれいな人なんて、

    いくらでもいる。

    書道を何年も続けている人もいる。

    すごく個性的な文字を書ける人もいる。

    一目見ただけで、

    「この人の字や」

    と分かるような人もいる。

    そんな人たちを見ると、

    私は、

    「人よりちょっと字がきれいかな?」

    くらい。

    それを、

    「得意なこと」と呼んでいいのか。

    それを、

    「仕事にしてみたい」と思っていいのか。

    全然、自信はありませんでした。


    それでも、小さな「できるかも」を拾ってみた

    でも、

    何もないと思っていた自分の中から、

    なんとか絞り出した一つが、

    「字」でした。

    そしてもう一つ、

    出てきたのが、

    お花が好き

    ということ。

    だったら、

    この2つを組み合わせたら、

    何かできるかもしれない。

    そう考えて思いついたのが、

    命名書×フラワーアレンジメント

    でした。

    赤ちゃんの名前を書いた命名書に、

    お花を合わせる。

    出産祝いにもできるかもしれない。

    お家に飾ってもらえるかもしれない。

    「これなら、私にも何かできるかも」

    そう思いました。


    もちろん、お花だって得意だったわけじゃない

    ここで大事なのは、

    私がフラワーアレンジメントを得意だったわけではないことです。

    むしろ、

    仕事としてやってみたいと思ったから、

    そこから習い始めました。

    レッスンを受けて、

    16作品を作って、

    資格も取りました。

    でも、

    資格を取った今でも、

    Instagramを開けば、

    私よりずっと素敵な作品を作っている人が、

    本当にたくさんいます。

    「こんなの作れるんや」

    「かわいい」

    「すごい」

    と思う反面、

    「私なんかが仕事にしていいんかな」

    という気持ちは、

    今でも普通に出てきます。


    比べたら、たぶんずっと始められない

    字もそう。

    お花もそう。

    自分より上手な人を探せば、

    いくらでも見つかります。

    というより、

    SNSを開いたら、

    勝手に見つかります。

    だから、

    「もっと上手くなってから」

    「もっと自信がついてから」

    「もっと人と違うものが作れるようになってから」

    と思っていたら、

    私はたぶん、

    いつまで経っても始められません。

    最近、

    そんなことを思うようになりました。


    最初に考えたものと、少しずつ形が変わってきた

    最初は、

    命名書×フラワーを作って、

    販売することを考えていました。

    でも実際にお花を習って、

    いろいろ考えて、

    ChatGPTとも何度も壁打ちしていく中で、

    少しずつ、

    「やってみたいこと」が広がってきました。

    親子で楽しめるワークショップ。

    子どもが自分で色やお花を選んで、

    「自分で作れた」

    と思える時間。

    そして、

    毎日子ども中心で過ごしているママが、

    少しだけ自分のために使える時間。

    最初から、

    そんなことまで考えていたわけではありません。

    動き始めたから、後から見えてきたもの

    でした。


    最初のアイデアが「正解」じゃなくてもいい

    今でも、

    命名書×フラワーはやってみたいと思っています。

    でも、

    それがこの先、

    私の仕事の中心になるのかは、

    まだ分かりません。

    最初に思いついたものが、

    そのままずっと続く必要もないのかもしれない。

    一つやってみて、

    「こっちの方が好きかも」

    と気づいたら、

    変えてもいい。

    やってみたからこそ、

    別のやりたいことが見えてくることもある。

    そう思うようになりました。


    「得意」って、最初から特別じゃなくてもいいのかもしれない

    私はずっと、

    「得意なこと」って、

    人より明らかに上手で、

    誰かに教えられるくらいで、

    仕事としてお金をもらえるレベルのもの。

    そんなふうに考えていた気がします。

    だから、

    「私には得意なことがない」

    と思っていました。

    でも、

    もしかしたら、

    最初はそんなに大きなものでなくてもいいのかもしれません。

    「人より少しできる」

    「昔ちょっと褒められた」

    「やってみたら意外と楽しい」

    「これならもう少しやってみたい」

    そのくらいの小さなものでも、

    一度拾ってみる。

    そこから始めてもいい。


    あの時、拾わなかったら今はなかった

    もし、

    あの時、

    「もっと字がきれいな人なんていっぱいいるし」

    で終わっていたら、

    命名書×フラワーを考えることも、

    お花を習うこともなかったかもしれません。

    16作品を作ることも、

    資格を取ることも、

    「花結和」という名前を考えることもなかった。

    親子で楽しめる時間を作りたいとも、

    ママが少し自分に戻れる時間を作りたいとも、

    思っていなかったと思います。

    そう考えると、

    最初に拾った

    「人より少し字がきれいかもしれない」

    という小さなものが、

    思っていたより遠くまで、

    私を連れてきてくれました。


    「人より少し得意」くらいでも、始めていい

    今でも、

    私は自分のことを、

    「字が得意です」

    と胸を張って言えるわけではありません。

    お花だって、

    まだまだ勉強中です。

    自信がなくなることも、

    比べて落ち込むこともあります。

    それでも、

    今は少しだけ、

    考え方が変わりました。

    最初から、

    仕事になるくらいの得意を持っていなくてもいい。

    最初から、

    正解を見つけなくてもいい。

    「これ、人より少しできるかも」

    くらいから、

    始めてもいい。

    始めてみて、

    違ったら変えたらいい。

    その先で、

    本当にやりたいことを見つけてもいい。


    私も、まだ途中

    今も、

    資格を取ったその先で、

    「何を作ろう?」

    と普通に迷っています。

    その迷いについては、

    前の記事に書きました。

    ▶︎ お花の資格を取ったのに、何を作ればいいかわからない

    でも、

    最初の頃の

    「私には何もない」

    からは、

    少しだけ変わりました。

    人より少し字がきれい。

    お花が好き。

    本当に、

    それくらいから始めました。

    もし今、

    「私には得意なことなんてない」

    「何か始めたいけど、自信がない」

    と思っている人がいたら、

    いきなり、

    “仕事にできる得意”

    を探さなくてもいいのかもしれません。

    自分の中にある、小さな「これなら少しできるかも」を、一つ拾ってみる。

    私も、

    そこから始まりました。

    その小さな一つが、

    今はまだ想像していない場所まで、

    連れていってくれるかもしれません。

     
     
    ​高齢出産で3人の母に。子育てに追われながらも「子供達の為に今自分に何ができるか」「自分も輝きたい」と一念発起。遅咲きでも今が1番若いと信じ、日々の葛藤と挑戦を綴ります。AmazonのアソシエイトとしてLino|高齢出産ママ 遅咲きでも夢を叶えるは適格販売により収入を得ています

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