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Photo bytasty_whale780

作品について|大事にしていること

    夏休みで1万歩生活から解放されて日に日に体力の低下を感じています。

    創作大賞へのエントリー期間や応援期間が終わっていますが、応募した作品のつづきを執筆して、他の方の作品を読ませていただく日々は変わらずつづいています。
    9月中旬の中間発表まで、あと1ヶ月毎日どきどきです。

    先日思うことがあり、Xで今書いている作品で大事にしていることをぽつぽつとつぶやいてみました。
    今回はそのまとめを。

    物語を読んでいる読者に、どんな気持ちになってほしいか

    文章を書きながら、この場面を読んだ時に読んだ人がこういう気持ちになってほしいな、というのを渦を描くような感じで綴っているので、コメントや感想をいただいた時に描いていたものを感じ取ってくださっていたり、それ以上のものを感じ取ってくださっているとすごくうれしくなる。

    — 稿累華@Tales・なろう・カクヨム (@ko_ruiqua) August 11, 2025

    書き手である自分が感じられる感情を、読者も感じることができるか、というのはとても意識しながら書いています。
    「楽しいわくわく」とか「つらい」といった言語化ではなく(そう考える時もあるけれど)、渦のような螺旋のような色合いの持つ感情を描きます。
    同じ渦を描いてもらえるだろうか、と悩みながら書いていますが、コメントや感想で描いたものを感じ取っていただけたのだとわかると、とてもうれしいものです。

    これはnoteのイベントで、創作大賞受賞された秋谷りんこさんの記事を拝読して、無意識にやっていた!ということに気付かされて、あらためてもっと意図的にやっていきたいなと思いました。

    すべて解決ではなく、どうやったらうまくいくのか

    特にまほまどは、あえて解決というものを目指していない。それぞれの子どもたちが魔法が使えない事象は解決させるけど、それに関連する子どもたちと周囲とのあいだで起きていることは解決という形では終わらせていない。読んだ人によってはむず痒くなってしまうかもだけど、それは大事にしている。

    — 稿累華@Tales・なろう・カクヨム (@ko_ruiqua) August 11, 2025

    ※まほまど:拙作。『魔法が使えない魔導師と、霧の大陸の教え子たち』

    ざまぁ!して、すかっと!ではないし、悪役成敗!でもない。
    子どもにひどいことした親が悪い、先生が悪い、でもない。子ども自身が悪い、でもない。
    関係性のなかで起きて、どうしようもなく折れ曲がってしまったものを、どうすれば導くことができるか、そういう物語。

    — 稿累華@Tales・なろう・カクヨム (@ko_ruiqua) August 11, 2025

    なので、読み手によって受け取り方は異なるだろうし、もやもやする人もいるだろうけれど、書きながらこういう気持ちになってほしいな、というのはしっかりある。

    — 稿累華@Tales・なろう・カクヨム (@ko_ruiqua) August 11, 2025

    だれかのせいにするのは簡単で、なにかの問題にすることも簡単だから、どうやったらうまくいくのか、を常に考えつづける。
    途中でまた折れ曲がってしまっても、それでもどうやったら導けるのか、を考えつづける。これは案外難しい。難しいから、物語にしている。

    — 稿累華@Tales・なろう・カクヨム (@ko_ruiqua) August 11, 2025

    創作大賞2025にエントリーした『魔法が使えない魔導師と、霧の大陸の教え子たち』で意識していることです。
    ジャンルとしては、ハイファンタジーですが、ヒューマンドラマを大事にしています。

    自分の仕事でも言えることですが、おおよそ現実というものはとても厳しく、なにか問題があった時にその問題がすべて解決ということは難しいなと思っています。
    特に人間が絡めば絡むだけ、どんどん色んな人の想いを吸っていって、複雑になって、最初なにがはじまりだったのかわからなくなってしまうことがあります。
    そういう複雑さから、だれも悪くないのにだれかが悪者にされてしまうことを聞くと、なんとも虚しく感じてしまうことがあります。

    だからこそ、まほまどは、
    すべて解決ではなく、どうやったらうまくいくのかを考える
    ことを主人公シェイラの行動動機として描いています。
    難しいからこそ、こうあってほしい、というものが詰まっているし、
    難しい葛藤あるよね……というものをファンタジーに詰め込みました。

    子どもたちそれぞれの「魔法が使えない」問題に向き合う、
    担任教師や周囲の大人たち、
    もともと「魔法が使えなかった」魔導師シェイラの
    魔法世界を舞台にしたファンタジーです。

    現在は、空気の読めない男子×空気を読みすぎる新任教師をメインにした、
    「空気の読めない孤児」を連載中です。
    よろしければ、応援お願いいたします!

    その他、作品で描いていきたいことやテーマなどは下記より。


     
     
    【創作大賞2025入選|ファンタジー部門】 異世界ファンタジーを通して、現実に住まう人の、心や生活、物語を書きたい。 フルタイムでお仕事と6歳長男の子育てしつつ、朝4時半〜6時半が執筆タイム。公認心理師・精神保健福祉士。

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