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研究 × キャリア|海外への準備は早ければ早いほどいい?

    「いつか海外で働いてみたい!」

    そう思ったとき、

    「まだ何年も先の話だから、必要になってから準備すればいいかな…」

    と考える人も多いのではないでしょうか?

    実際、これまで周りを見てきても、就職や卒業が近づいてから海外を考え始める人を何人も見てきました。

    しかし、準備を始める時期によっては、

    「もう少し早く動いていれば、別の選択肢もあったのに……」

    という状況になることがあります。

    一方で、

    「じゃあ、とにかく早く準備すればいいの?」

    というと、そう単純でもありません。

    今回は、私自身の経験や、これまで周囲で見てきた失敗例を振り返りながら、「海外で働く準備のタイミングを間違えると、どんな損をする可能性があるのか?」について書いてみたいと思います!

    前回の記事では、実際に海外で働いて感じた「年収」「働きやすさ」「価値観」の変化について紹介しました!
    *前回記事はこちらから↓


    1.準備が遅いと海外に行けなくなることもある

    海外で働きたいと思っても、思った瞬間にすぐ海外へ行けるとは限りませんよね?

    行きたい国や地域に、ちょうど良い求人があるとは限りませんし、採用のタイミングや予算、ビザなど、こちらではコントロールできない事情が山のようにあります。

    実際、これまで周囲を見てきても、卒業や就職が近づいてから海外を考え始めた人がいました。

    しかし、その時点では準備する時間が十分になく、希望するポジションを見つけられないまま、いったん日本に残ることになりました。

    もちろん、

    「また次の機会に海外を目指せばいい」

    と考えることもできます。

    でも、国内で仕事を始めれば、新しい仕事や生活が始まります。

    数か月、数年経てば、仕事上の責任が増えたり、生活環境が変わったりして、以前より海外へ動きにくくなることもあります。

    結果として、

    「一度タイミングを逃しただけ」のはずが、そのまま海外へ行く機会を失ってしまう。

    そんなケースも実際に見てきました。

    準備が遅いことで失うことは、

    海外で働くという選択肢そのもの

    となる可能性もあります。

    これは、早めに海外という選択肢を意識しておく大きな理由の一つだと思います。


    2.1年の遅れは「1年分」だけの損ではない

    準備が遅れることで失うのは、海外へ行く機会だけではありません。

    時間と収入にも影響します!

    例えば、本来なら25歳から海外で働けたはずなのに、準備が間に合わず、渡航が1年遅れて26歳になったとします。

    仮に、

    日本で働いた場合:年収500万円
    海外で働いた場合:年収800万円

    だったとすると、その1年間だけでも、

    約300万円

    の収入機会を失うことになります。

    もちろん、これは単純化した例です。

    もっと重要なポイントは「1年遅れたから、300万円損した」で終わらないことです!

    もし25歳から海外で働いていれば、その1年間で、

    • 海外での実務経験が1年増える

    • 新しい人脈ができる

    • 次の転職や昇進に1年早く近づく

    • より高い給与のポジションへ移る機会も早く来る

    可能性があります。

    一方、スタートが1年遅れれば、これらもすべて1年後ろにずれる、あるいはさらにずれる可能性があります。

    たった1年ですが、キャリアが10年、20年と続くことを考えると、この差は意外と小さくありません。

    準備の遅れで失うのは、「その年の収入」だけではなく、その1年間で得られたはずの経験や次のチャンスでもあります。

    だからこそ、「まだ1年あるから大丈夫」と考える前に、その1年を失った場合に何が後ろへずれるのかまで考えておく必要があると思います。


    3.早ければ早いほどいいわけではない

    ここまで読むと、

    「じゃあ、できるだけ早く準備を始めればいいじゃん!」

    と思うかもしれません。

    でも、私はそう単純ではないと思っています。

    準備が早すぎると、本来いま積み上げるべきものに使う時間を失うこともあるからです!

    例えば、

    英語の勉強ばかりして、肝心の専門性や実績が増えていない。

    これは十分あり得ます。

    英語ができることはもちろん大切です。

    でも、海外で働くときに見られるのは、英語力だけではありません。

    「この人は何ができるのか?」

    という部分がなければ、英語だけ話せても強い武器にはなりにくいと思います。

    また、

    何年も先の海外就職について、求人や働き方を延々と検索している。

    これも、やりすぎれば時間の損失になります。

    情報を集めること自体は大切ですが、その数時間を今の仕事や勉強、成果を出すことに使った方が、将来の選択肢が増える場合もあります。

    私自身もそうですが、将来のことを考え始めると、つい調べ続けてしまいます。

    でも、

    将来の準備をしているつもりで、現在の成果が出なくなってしまったら本末転倒です。

    早く動くことそのものが正解なのではなく、

    その時点の自分に必要な準備に、必要なだけ時間を使う。

    これが大切だと思っています。


    4.適切な時期に、適切なレベルで準備する

    ここまで書いてきたように、

    準備が遅すぎると、海外に行く機会そのものを失うことがあります。

    一方で、

    早すぎる準備に時間を使いすぎると、今の成果や成長を削ってしまうこともあります。

    つまり、

    早ければ早いほどいいわけでも、必要になってから始めればいいわけでもない。

    大切なのは、

    適切な時期に、適切なレベルで準備すること。

    だと思っています!

    海外で働くことに少しでも興味があるなら、今すぐ生活を海外向けに極端に変える必要はありません。

    でも、

    「まだ先だから何もしなくていい」

    と完全に後回しにするのも、危険です。

    将来必要になるものの中には、短期間では手に入らないものもあります。

    逆に、今の段階ではまだ深く準備する必要がないものもあります。

    だからこそ、

    今の自分は、何に時間を使うべきなのか?

    を考えることが大切です!

    それだけでも、数年後に持っている選択肢はかなり変わると思います!


    おわりに

    海外で働くための準備は、

    遅すぎると機会を失う。
    でも、早すぎても時間を失う。

    だからこそ、

    適切な時期に、適切なレベルで準備すること

    が大切だと思っています。

    「じゃあ、海外で働くために、何をどれだけ準備すればいいの?」

    と気になった方へ!

    次回は、

    「海外で働くために、何を・いつ・どこまで準備すればいいのか?」

    について、私自身の経験をもとに、もう少し具体的にまとめてみます!

    特に、学生や大学院生など、これから専門性を身につけながら海外で働く可能性を残したい方には参考になる内容にしたいと思います!!


    今回の記事を通して、

    「海外で働くなら、準備のタイミングも大事なんだな」

    と少しでも感じてもらえたら嬉しいです。

    また、参考になった方は、ぜひスキで教えてください!

    疑問があれば、ぜひコメント欄までお願いします!

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    アメリカ在住の研究者 × 子育てパパ。 家族と暮らす海外生活や、研究と育児の葛藤などを発信中。 海外で働く・家族を支えるあなたに、共感とヒントを届けられたら嬉しいです。

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