
AIに文章を任せるとき、あるいは壁打ち相手として活用するとき、ついやりがちな「実は遠回り」…
僕も最初はそうでした。ChatGPTやClaudeといった高性能なAIを前にすると、なんだかすごい魔法の杖を手に入れたような気分になるんですよね。でも、プロンプトの工夫次第で出力は劇的に変わります。
今日は、AIを賢く使いこなすために「これは避けたほうがいい」と思う行動を3つ紹介します。
指示を詰め込みすぎない
一番多い失敗は、一度のプロンプトで全てを解決しようとすることです。
「ブログの構成を考えて、さらに執筆して、ついでに推敲までやって」と一気に投げかけてはいませんか?これだとAIは器用にこなそうとしますが、結局どれも中途半端な仕上がりになります。

一度の指示には役割を一つだけ与えるのがコツです。まずは「構成案を3パターン出してくれる?」と頼み、そこから選んだものに対して「この構成で本文を書いて」と進める。
この手順に変えるだけで、AIが暴走して的外れな文章を書く確率がぐっと減ります。
文体を「丁寧」に頼みすぎない
プロンプトで「丁寧で分かりやすい文章で書いてください」と指示していませんか?これ、実はお利口すぎて面白みのない、AI特有の無難な文章を引き出す原因です。
AIは「丁寧」と言われると、教科書のような型にはまった表現を並べ立てます。それよりも「30代のパパが友人に語りかけるように」とか「断定的な言い回しを多用して」といった、具体的なトーンを指定するほうが、ずっと人間らしい文章が出てきます。
僕の場合は、自分が書いた過去の記事のスタイルをプロンプトに含めて、「この調子で書いて」と頼むこともあります。これだけで、AIの出力が自分自身の声にぐっと近づくはずです。
修正指示を「丸投げ」する
推敲をお願いするときに「もっと良くして」とだけ伝えていませんか?
AIは「良くして」と言われると、ただ言葉を修飾したり、少し表現を変えたりするだけで、文章の本質は変わらないことが多いです。もし文章を改善したいなら、どこが不満なのかを明確に伝えなければなりません。
「もう少し具体例を増やして」「冗長な言い回しを削って」「もっと短く言い切って」というふうに、具体的な「注文」を付けるのが正解です。

料理と同じで、素材を出すだけではAIは思い通りの味付けをしてくれません。どの部分をどう変えたいのか、こまめにフィードバックを返すことで、AIは最高のパートナーに変わります。
ぜひ、これまでのやり方を一度見直してみてください。小さな工夫だけで、AIとのやり取りがずっとスムーズになるはずです。