
自己紹介
noteをはじめたんだから、まずは礼儀として自己紹介をすべきではないのかという自責の念に駆られる一方、何をおこがましい、そもそも知り合いしかこんなの読むわけないだろうという思いとがせめぎ合い、延長引き分け再試合を繰り返しています。
そもそも自己紹介というものが苦手です。
当然自己はあるものの、それは人様に紹介するほどの自己なのかと。
出身地・居住地だとか、その場に適した経歴や所属があった場合にはある程度なんとかなりますが、それ以外は実に困ったものです。
趣味なんかを紹介したりするじゃないですか。
それも問題なんです。
本も読むし、映画も観るし、たまに料理もするし、体を動かすことも食べ歩きも旅行も好きで、ライブとかフェスに行ったり、キャンプに行ったり、美術展に足を運んだりもします。
掘り起こせばもっと他にも色々とあるけども、ピックアップするほど飛び抜けてることも突き詰めてることもないわけで…。
改めて考えてみれば、その趣味を紹介することによって〇〇の人とカテゴライズされるのを恐れているんじゃないかと思うんです。
読書が趣味の人 = インドア派と思われやしないかと不安になります。インドア派かと聞かれれば決してインドア派というわけではないし、じゃあキャンプが好きだしアウトドア派かと聞かれてもアウトドア派というわけでもない。
好きな食べ物を聞かれた時に、「カレーライス!」と即答できる人を羨ましく思います。
好きな食べ物なんて山ほどあります。
「何が1番好きかなんて決められないので、嫌いな食べ物を答えます。嫌いな食べ物はおはぎです。あんなのあんこおにぎりじゃないですか。」
その瞬間からおはぎの人になります。
おはぎの人と呼ばれる人間は変な人じゃないですか。
自己紹介によらないカテゴライズは、その人からの正当なる評価の上でのことなので、それは大いに結構。
会話の中で…、お付き合いの中で…、あーこういう人なのねと徐々に知ってもらえばありがたいことこの上なし。
まあ、中身を知ると結果「変な人」という評価になるんでしょうけど。
自己紹介をしてもしなくても結果が変わらないのであれば、ちょっとだけ自己紹介に前向きになれた気がしますが、「私が変な人です。」だなんて自己紹介もどうかと思います。
だっふんだまで言わないと成立しないんじゃないかと、またちょっと悩むわけです。
そして、長々と書いたわりに、タイトルに反して自己紹介をしないことも含め、これもまた色即是空であり、空即是色なのだなとマインドセットするのです。