
【上十条シェアハウス】漫画1,000冊計画 Vol.2|設置が前倒しに!その他の進捗報告

先日、上十条シェアハウスの共用リビングに1,000冊の漫画を導入するプロジェクトについて記事を公開しました。
前回の記事では、なぜシェアハウスに大量の漫画を置こうと思ったのか、導入費用やコミックレンタルの仕組み、そして最初のラインナップなどをご紹介しました。
《前回の記事》
あれからプロジェクトにいくつか進展がありました!
今回は、設置スケジュールの変更、GPTを使った掲示物の制作、そしてラインナップ第2弾のご紹介です。
さらに、ある女性入居者さんとの会話から、私自身の漫画選びに意外な盲点があったことにも気づかされました。
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11月の予定が10月末に!漫画1,000冊の設置が前倒しになりました

嬉しいお知らせです。
前回の記事では、漫画1,000冊と本棚の設置は11月中旬頃になる予定とお伝えしていました。
ところが、業者さんとの調整が進み、なんと10月末には設置が完了する予定になりました!
当初の予定よりも早く、漫画ライブラリーをスタートできそうです。
今回の導入に協力いただいているのは、サウナやスーパー銭湯などの漫画コーナーを多数手掛ける株式会社ハイドマネジメントさん。
1,000冊の漫画を月額11,000円(税込)でレンタルでき、さらに本棚も無料で貸与していただけるという、なかなか魅力的なサービスです。
実際に1,000冊が並んだら、リビングの雰囲気がどう変わるのか。
私自身、今から楽しみにしています。
利用ルールの掲示物はAIで作成

漫画1,000冊を導入するにあたり、当然ながら利用に関するルールも必要です。前回の記事でもお伝えしたとおり、今回のライブラリーは共用リビング内での閲覧限定とします。
これは漫画の紛失や管理上のトラブルを防ぐためでもありますが、リビングに自然と人が集まる仕掛けにしたいという狙いもあります。
そこで、入居者さん向けの利用ルールをまとめた掲示物を作成しました。
今回も制作に活用したのは、ChatGPT(GPT)です。
これは私の印象ですが、最近は簡単な指示でGeminiの画像生成よりもGPTの方が生成される画像のレイアウトやバリエーションがより豊かです。
ルールの内容を整理して、イラストやデザインを調整しながら、A4サイズの掲示物に仕上げました。

漫画の利用については、主に次の6つのルールを設けています。
1. 漫画の閲覧は共用リビング内のみ
2. リビング外への持ち出し禁止
3. 読み終わった漫画は元の本棚・元の位置へ戻す
4. 長時間の独占や、まとめての取り置きは禁止
5. 汚損・破損させないよう丁寧に取り扱う
6. 破損・汚損・紛失を発見した場合は運営へ報告する
そして、掲示物の下部には「読みたい漫画のリクエスト」を受け付けるQRコードも設置することにしました。
実は今回のコミックレンタルサービスでは、3か月ごとに漫画の一部を入れ替えられる仕組みになっています。
せっかくなら運営側が一方的にラインナップを決めるのではなく、実際に利用する入居者さんにも選書に参加してもらいたい。
そんな考えから、スマホで簡単にリクエストできるようにしました。
もちろん、漫画の総数が1000冊での契約なので冊数の都合上リクエストした漫画がすべて導入されるわけではありませんが、次回の入れ替え作品を決める際の貴重な参考にしていきます。
ラインナップ紹介 Vol.2!今回も個性的な5作品をご紹介

さて、ここからはお待ちかね(?)のラインナップ紹介第2弾です。
前回は『葬送のフリーレン』『チ。―地球の運動について―』など、5作品をご紹介しました。
今回は、名作SFから話題のヒューマンドラマ、ミステリーまで、さらにジャンルを広げた5作品をご紹介します。
①『薬屋のひとりごと』
【後宮ミステリー・歴史ファンタジー】
中華風の宮廷を舞台に、薬学の知識を持つ少女・猫猫(マオマオ)が、後宮で起こる事件や謎を解き明かしていく物語。
アニメ化でも大きな話題となった人気作品です。
単なる謎解き漫画ではなく、人間関係や宮廷内の駆け引きも面白く、読み進めるほど世界観に引き込まれていきます。
男性にも女性にもおすすめしやすい作品です。
②『海が走るエンドロール』(たらちねジョン)
【人生・青春・ヒューマンドラマ】
夫と死別した65歳の女性が、ある青年との出会いをきっかけに映画制作の世界へ飛び込む物語。
この作品の魅力は、何と言っても「新しいことを始めるのに年齢は関係ない」というメッセージです。
新しいことに挑戦しようとしている人、これから自分の道を探そうとしている人。そんな人たち向けの作品です。
③『ミステリと言う勿れ』(田村由美)
【ミステリー・心理ドラマ】
天然パーマがトレードマークの大学生が、さまざまな事件や人間関係に巻き込まれていく物語。
この作品の面白さは、事件の謎解きだけではありません。
主人公が発する何気ない疑問や言葉が、世の中の常識や思い込みに鋭く切り込んでいくところです。
④『AKIRA』(大友克洋)
【SF・サイバーパンク・不朽の名作】
1980年代に連載され、日本の漫画・アニメ文化に大きな影響を与えたSF漫画の金字塔です。
舞台は、巨大都市ネオ東京。圧倒的な描き込みとスケール感、疾走感のあるストーリーは、今読んでもまったく色褪せません。
全6巻という比較的コンパクトな構成でありながら、その世界観は非常に濃密。興味深い点のもう1つが単行本自体。本のサイズがB5判と通常のコミックよりもかなり大きなサイズなので存在感が強いのと、本の表面がエンボス加工されているので独特の肌触りと立体感があります。
最近の漫画を中心に読んでいる若い世代にも、ぜひ実物を手に取ってもらいたい伝説の名作です。
⑤『【推しの子】』(赤坂アカ・横槍メンゴ)
【芸能界・サスペンス・人間ドラマ】
華やかな芸能界の裏側を描きながら、ミステリーや復讐劇の要素も織り交ぜた人気作品です。アイドル、俳優、テレビ、SNS、インフルエンサーなど、現代のエンターテインメント業界を題材にしています。
SNSで情報発信をしている私としても、興味深いテーマが数多く登場します。
全16巻で完結しているので、休日に一気読みするのにもぴったりです。
新しい作品ばかりではなく、『AKIRA』のような昔の名作も取り入れているのがポイントです。
「自分では購入まではしないけど、あったらせっかくだし読んでみたい」
そういった痒いところに手が届くラインナップにしていきたいですね。
1,000冊という限られた枠の中で、できるだけ多くの作品との出会いを生み出していきたいと思っています。
女性入居者さんのおすすめで気づいた、私の選書の盲点

さて、今回のプロジェクトを進めている中で、もう一つ興味深い出来事がありました。先日、弊社が運営する別のシェアハウスで、ある女性入居者さんと漫画の話になったんです。
そこで、おすすめの漫画をいくつか教えてもらいました。
そのうちの2作品がこちら。
『愛したいのは、お前だけ~天才外科医の甘い策略~』(灯美咲・一ノ瀬千景)
【大人の恋愛・契約結婚・溺愛ラブストーリー】
幼い弟の命を救うため、財閥の御曹司でもある天才外科医から「手術費用を免除する代わりに俺と結婚しろ」と迫られ、契約結婚から始まるラブストーリー。クールなエリート医師がヒロインにだけ見せる一途で甘い溺愛ぶりが魅力の、女性から根強い人気を集める王道作品です。
『きょうは会社休みます。』(藤村真理)
【大人の初恋・オフィスラブ・ラブコメディ】
彼氏いない歴=年齢のまま33歳を迎えた生真面目な会社員が、職場の9歳年下の大学生アルバイトと一夜を共にしたことから始まるラブストーリー。
不器用でこじらせ気味な主人公が、初めての恋愛に戸惑いながらも一歩ずつ前に進んでいく姿に共感と応援が集まり、テレビドラマ化もされた大ヒット作品です。
どちらも、私がそれまで作成していたラインナップにはなかったタイプの漫画でした。というのも、これまでの私の選書は、自分が読んできた作品をベースに、GPTにおすすめ作品を提案してもらう方法が中心だったんですね。
少年漫画、青年漫画、SF、サスペンス、歴史もの、アニメ化作品などはかなり幅広くチェックしていました。
ところが、改めてリストを見返してみると女性向けの恋愛漫画やレディースコミック系の作品が、薄い状態でした。
自分ではかなり幅広いジャンルを選んでいるつもりでも、どうしても個人の好みや経験による偏りが出てしまうんですね。
もちろん、女性が恋愛漫画だけを読むわけでも、男性が少年漫画だけを読むわけでもありません。
だからこそ、さまざまな人からおすすめを聞くことに意味があるのだと思います。
今回の女性入居者さんからの推薦は、私自身が普段あまり触れてこなかったジャンルを知る貴重なきっかけになりました。
こうした作品も含め、今後のラインナップをさらに充実させていきたいと考えています。
AIだけでは完成しない。入居者と一緒に育てるライブラリーへ

今回、漫画の選定を進めていて改めて感じたことがあります。
それは、AIは大量の作品を提案してくれるけれど、実際に暮らしている人にどこまで訴求できるかは完全には分からないということです。
GPTに条件を指定すれば、おすすめの漫画を何十作品、何百作品と挙げてもらうことができます。作品のジャンルや巻数を整理したり、選書の候補を広げたりするには、とても便利なツールです。
一方で、実際の入居者さんから聞く「この漫画が好きなんですよ」という生の声には、また違った価値があります。
今回の女性入居者さんとの会話も、まさにそうでした。
私自身が考えもしなかったジャンルに気づくことができましたし、その方がどんな作品を楽しんでいるのかを知る機会にもなりました。
考えてみれば、年齢も職業も趣味も違う人たちが同じ空間で生活しているからこそ、自分一人では出会わなかった作品に出会える。
今後の入れ替え時には入居者さんからのリクエスト機能も参考にしながら、少しずつラインナップを進化させていきたいと思います。
「運営が選んだ1,000冊」から「入居者みんなで育てる1,000冊」へ。
入居者が育ててきた伝統のタレのような味わいのある、そんなライブラリーにしていけたら完璧ですね。
いよいよ10月末、漫画ライブラリーが始まります!

いよいよ、漫画1,000冊の導入が目前に迫ってきました。
まだ実際に漫画が並んでいない段階ですが、すでに選書や利用ルールの準備、入居者さんからのおすすめ作品の収集など、少しずつ形になってきています。
今回のプロジェクトで私が目指しているのは、単に「漫画が無料で読めるシェアハウス」を作ることではありません。
仕事や学校から帰ってきて、リビングで気になる漫画を手に取る。漫画を読んでいる人に「それ面白いですか?」と声をかけてみる。
普段なら選ばないジャンルの作品を誰かにおすすめされて、試しに読んでみたらすっかりハマってしまう。
そんな日常の小さな交流が生まれる場所にしたいと考えています。
まずは10月末の設置を無事に終えることが第一歩です。
次回は、実際に1,000冊の漫画が搬入され、本棚が設置された様子を写真付きでお届けできればと思っています。
果たして上十条シェアハウスの共用リビングは、どんな空間に生まれ変わるのか!?
どうぞお楽しみに!
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