
食虫植物の話と人間の話。
かつて、ダーウィンはモウセンゴケという植物を綿密に研究した。ハエや卵白やチーズのかけらを与えて、「肉食の植物」が存在することを証明した。

食虫植物をグロテスクに感じる人もいるかもしれないが。おとぎ話からとび出してきたかのような形状と色彩に、私は俄然ワクワクする。

なぜ食餌するようになったのか・多様なワナについてなど、楽しみながら知れるように書いてみる。今回は、植物の話と人間の話を交互にしていくつもり。
食虫植物のワンダー・ランドへようこそ。
食虫植物は、現在、約630種が科学的に知られている。毎年、新しい種類も見つかっているらしい。
植物界で希少な存在であるのは間違いないが。案外、広範囲に分布していて。亜熱帯地域に固有のものが多いが、温帯地域や寒帯気候でも見られる。

食虫植物は完全なる肉食ではない。混合栄養性と言って、普通に土壌からと光合成によっても栄養を得ている。
食虫植物の分類方法の1つとして、獲物を捕獲するために使用するワナの種類によって分類する、という方法がある。

5タイプのワナ:落とし穴式・粘着式・挟みこみ式・吸いこみ式・迷路式。
それぞれどんなワナなのか、具体的に見ていこう。
誰もが知っているであろうウツボカズラは、落とし穴式のワナをもつ食虫植物だ。
独特な筒状の葉。蓋のような部分から分泌されるミツが獲物を誘う。つるつるした縁にとまった獲物は、すべって中へ落ちる。捕虫袋の内壁には、ろう質の鱗片やトゲが。内部は消化液で満ちている。

何重構造よ。巧妙な罠で賞。
襟と呼ばれるパーツにこだわりを感じる。

植物の姿形や昆虫のふるまいを見ると。つくづく、私たちと同じだなぁと思う。
このくらいのコストを使った結果、これだけのリターンがあった。リターンが思わしくないため、コスト削減にとりくむ。〇〇にこだわったらお客さんの反応がとてもよく、ネットでもバズって予約が倍増したが。〇〇をやるには費用も手間もすごくかかる。これを続けるか否か。
コストとリスクは別ものだ。リスクは、推測することはできても、(コストのように)自らコントロールできるものではない。リスクが高ければ、リターンはそれなりに大きくなければならない。リスクが低ければ、リターンが小さくても確実性が魅力となる。

今週来週の気温を見ていればいい。
英語圏では、この部分をカラー(襟)ではなくリブやリップと呼ぶ。生物学用語でも Peristome(口の周りに位置する構造)。器の「口縁」で考えると、こちらの方がしっくりくる気がしないでもない。

熱帯性ウツボカズラは、モンキー・カップと呼ばれていたりもするし。東南アジアに生息するサルが、水を飲むコップとして使用することがあるのだと。私が目撃したわけではないため、本当かわからない。

かなりの大きさになる種類もあって。爬虫類や小型の哺乳類もとらえることができるのでは?というサイズ感だ。


危ないよ!消化液でとけちゃうよ!と、心やさしいあなたは思ったかもしれない。


😂ファンキーなクラスメイト、大好きだ。
爬虫類や小型哺乳類が食べられることがあるとしても(実際にあるのだろう)、植物の望む結果ではないと思われる。人間の胃もたれレベルでは済まないだろうから。
消化酵素を分泌しない落とし穴式ワナの食虫植物も多い。その場合、分解を細菌などにまかせている。ウツボカズラも最初は自分で消化するが、後でそのようにしている。分業。
直感的に、獲物が入ると蓋が閉じるのではないかという気もするが。そういう仕様ではない。出口を封じる必要などない = 落ちたら一巻の終わりという感じがする。

ウツボカズラたちの科名と属名(Nepenthaceae と Nepenthes)の由来は、ギリシャ神話にある。『オデュッセイア』に出てくるネペンテス・ファルマコンーー悲しみを追いはらう媚薬だ。

あらゆる苦労と心配を忘れさせてくれた」
記述されている効能から、アヘン剤に近いものだろうと推測されている。(諸説あり)
神話では、毒を以て毒を制す的なことしか表されていないが。そこに魅惑のウツボカズラをあわせると、堕ちるとぬけ出せない × 苦しみをぬぐい去る になるわけだ。なかなかにエモい。
甘い誘惑に負けて罠にかかって身動きがとれなくなるなんて、バカだと思う?

どう?人間から見たって(視覚だけでも)、ジュースみたいでなんだかおいしそうじゃない?
実際はあまくないらしいが。

あまそうと思うと飲みたくなるものだ。

ブドウ糖は脳のエネルギー源だが。脳の多くは脂質によって構成されているし。神経伝達物質の材料として、タンパク質(からのアミノ酸)とビタミンとミネラルは必須だ。このこともお忘れなく。
エピクロス「誘惑が去ってしまわぬ内に、急いで誘惑に負けよう」
キェルケゴール「人を誘惑することのできないような者は、人を救うこともできない」
バーナード・ショー「私は誘惑に抵抗しないことにした。なぜなら、有害なものに対して私は誘惑を感じないことがわかったからだ」

最近は、現代人に生まれかわったキェルケゴールのマンガ(ビジュが米津さんだとも言われているようだ)なんてのもあって、最高だが。

私が好きなのは最後にあげた言葉だ。
ギリシャ神話を元に『ピグマリオン』を書いた、ノーベル文学賞作家の言葉だ。それを元に書かれたのが『マイ・フェア・レディ』で。そして『プリティ・ウーマン』が生まれた。
和訳はこういう感じなんだね。ステキな訳だけれど。ヒロインが返した言葉は、She rescues him right back. だ。
ダーウィンが研究したモウセンゴケ属は、最も一般的な食虫植物で。南極大陸をのぞく全ての大陸に自生している。世界中で200種類ほど。
モウセンゴケは粘着式のワナを有する。くっついた獲物は動けなくなり、やがてそこに消化液が分泌される。

水滴のように見えるが粘性がある。

もっと拡大しようか?

もっと?

はじめて顕微鏡をのぞいた日のことを覚えているだろうか。世界は、引きで見ても拡大して見ても美しい。


「あはたは大海の一滴ではない。あなたは一滴の中の大海全体なのだ」と、ジャラール・ウッディーン・ルーミーが言っていた。
以前も書いたが。「君の抱える悩みなんて、〇〇から見れば△△に比べたら、とるにたらないちっぽけなものだ」なんて言われたって。誰も元気になれない。
あなたは一滴で大海なのだから。

日本は戦後、工業化社会に貢献する人材を大量育成しようと、一斉授業を中心とした教育を強化した。
今日、与えられた問題を効率よく解くような系ではサバイブできないということを、なんとなくでもみんなが感じている。(半日で世界が大きく動くような時代だ。ここで、前述したリスクの話を思い出してくれてもいい)

今や日常生活で用いてもしっくりくる言葉に。
主に江戸時代の庶民が学んだ寺子屋は、最盛期には全国に1万5千校以上あった。
日本の識字率は昔からとても高かった。たし算ひき算をほとんどの子どもができた。高度な和算を例に言えば、数学は世界最高水準だった。
寺子屋の教科書は往来物と呼ばれていた。商売往来・問屋往来・百姓往来・柱立往来・諸職往来……数えきれないほどの「往来」があった。

午前中は寺子屋で家業にまつわることを学び、午後は実際に家業の手伝いをする。要するに、学習は職業によって個別最適化されていたわけだ。
では、これが理想の教育か。私にはそうは思えない。
教えあいの精神など、複数の点でとてもすばらしいが。発展の礎となったのもわかっているが。先人への感謝やリスペクトとは別の話だ。
当時の教育を研究した学者の1人が言っていた。「子どもが生まれながらに恵まれたいろいろな能力の中から、記憶する力だけをとりだして、大人たちがすでにつくりあげた文化をのみこませようとしていた」
自分ならこう言い表すかも。親子の顔が似ているのとは別のことなのだから、誰も何も継承などしなくてもいい。

She’s just having fun doing it. One of the greatest competitive advantages is having fun.(後半はネットにあったいいコメント)


彼女、日本のアニメは、チェンソーマンとか進撃の巨人とかまどマギが好きだって!



ESSという概念が示すのは、複数の戦略が入り混じった状態での安定性である。海で言うなら凪とは異なる。
動画をお借りする。
11分~15分あたりの考察に私は同意する。
ラスボスを倒した後や全国大会で優勝した後の日々は、少年マンガで描かれない。「日常」は外伝あつかいだ。ラスト・サムライし 危機を乗り越え 終戦し 高度経済成長し、国はすっかり安定した。いいことだ。だが、男性のヒーロー願望や名誉願望(?)が消えてなくなるわけではない。後は富で競いあうしかなくなる。実際そうなった。で、金持ちにもなれないのが今。
何者にもなれない社会で、(発展途上的な環境で労せず急に偉人になれる)異世界転生という物語ジャンルが大ヒット。会社員バトルものも大ヒット(もちろん半沢直樹のことだよ)。「怒りは貧乏人に残された最後のエンタメ」などとSNSで言い放つ人に、他人事のようにLIKEを押す群れ。アインシュタインにも解けなかった問題なのに。




同じ主旨を2度、主人公に語らせている。彼は、人生から目に見える派手なバトルがなくなっても、燃えつきたりぬけ殻になったりしない男として描かれているのだろう。名前も剣心だし。
まさか、私は男性のベーシックな性質を責め立てているのではない。逆。つらいものがあるのではないか、と心を寄せている。それがどのようにどれほどつらいのか(大したことないのかもしれないし)、女の私が真に理解することはできないのだろうから。
男は女のことをがんばって考えてみなければいけないし、女は男のことをがんばって考えてみなければいけない。

こちらからお借りした。
先生の仕事は大変だし生徒も受験勉強など大変だ。大人も子供も一緒に学びながら、楽しくがんばれたらいい。
勉強は楽しいからするんだよ。私、遊びくらい楽しくなかったら絶対に勉強なんかしてないよ。
食虫植物の話に戻る。
食虫植物と聞いて、最も多くの人々がイメージするであろうハエトリグサ(ハエトリソウ)のワナは、挟みこみ式だ。
糖分を含んだ粘着性のある液体を生成し、それに獲物が寄ってくると。歯……いや、葉が閉じる。

これ↓のイメージ元はハエトリグサかなと。

感覚毛の1本に何かが触れ、20秒以内に2本めに触れると。1秒以内に閉じる。(同一の感覚毛に素早く2回でも作動する)

刺激がくり返されないと閉じないという仕組みが、エネルギー損失を防ぐ。消化の工程がはじまるのも、さらに数回の刺激(「口」の中で虫が動くとか)があった場合のみだ。
それが無生物だった場合やとり逃していた場合、無駄な労力を費やすことになってしまうからね。

実際、葉をパックンするにはかなりのエネルギーを消費するようで。何度か開閉すると枯れる。
森林火災が発生した際に、ハエトリグサたちのワナが一斉に作動するのが観測されるらしい。熱センサー機能もあるようだ。かなりコストがかかっている。得れるものが大きい証だ。
属名の Dionaea は、またギリシャ神話由来だ。ディオネーは、愛・美・情熱・快楽・生殖などの女神アフロディーテの別名だとされていたり、アフロディーテの母だとされていたり。意味わかるよね。
ハエトリソウは、もっと露骨に、膣の古語で呼ばれていたこともある。



「そして、彼女に食べられる」昆虫ならリアル生き死にだからあれだけど。人間なら、それが人生の醍醐味かもーーというくらいだ。
生まれてきたからには、愛した人に身も心も奪われて。時に深く傷ついたりして枯れ果てて、春に再生して。男も女も。
ハエトリグサは多年草だ。冬に地上部が枯れても、地下の根は生き続けている。あたたかくなると株の中央に新しい葉をつける。
私的なエロスを語ってみる。
「その眼差し、つま先、唇まで。ブリジット・バルドーという神話がよみがえる」
オフショルダーの服を好んで着るのに・バレエシューズ風のぺたんこ靴を好んで履くのに(どちらもステキなアイテムで私も好きだよ)、彼女とそれらのつながりを知らないなんて、ちょっとダサいよ。それバルドー・ネックって言うんだよ。

成人女性がツインテをしたら痛いとか右にならえで言っているのは、それこそ痛いよ。フレンチ・ポップスを知らないの。それ井の中の蛙って言うんだよ。

「フランスのマリリン・モンロー」と呼ばれ、20世紀ヨーロッパを代表するセックス・シンボルだったバルドーは、1970年代以降は映画界から距離をおき。動物愛護活動に専念した。
世界中から、もったいないとかあなたがそれをやらなくてもとか、いろいろ言われたが。学業成績がふるわなくともふさぎこまず得意なダンスにはげんだ日々や、15才で『ELLE』の表紙をかざった時と同じく、彼女は自分の人生を自分で決めただけだ。

2大ファッション・アイコン、ともにフランス映画黄金期を象徴する存在だった、ジェーン・バーキンとブリジット・バルドー。バーキンは2023年に76才で、バルドーは昨年末に91才で、この世を去った。
2人は同じ男と愛を交わしもした。
Je t'aime. Moi non plus. 私はあなたを愛している。私もあなたを愛していない。
セルジュ・ゲンズブールは、自分がつくったこの意味深なタイトルの曲を歌わせた。ブリジットにもジェーンにも。

エロティックに聞こえる吐息が入っていたりすることに対して、当時のバチカンの広報紙「このような歌を喜ぶ人間は、現代のマス・カルチャーのあり方に因する低次元さを認めるものである」
ひどい言われようだが、現代ならもっと汚い言い方でののしられていただろう。赤の他人のプライベートに口出しし・罵詈雑言をとばすような輩は、往々にして、自らの下品さには気づいていない。
ゲンズブールの生み出した作品で最も物議を醸したのは、これ↓だろうけど。現代人が聞いた方がささるのではないか。性的に奔放な者が奏でる音を嫌いになるような人は、聞かなくていい。歌の方からお断りだよ😂
以下、ゲンズブールのことを語るバーキン。


当たり前だが、彼女を愛した男はいくらでもいた。彼女が最も幸せを感じる愛し方をしたのが、彼だったということだ。

ブリジット・タイプもジェーン・タイプもいいなんて、軽薄な男?私もブリジットにもジェーンにも別々のエロスを感じて、さらにそれぞれをいいと思うけれど。同性なら許されるのか?
バーキンの死が公表された日、バルドーは深く悲しみ。彼女に追悼の言葉をつづった。定型文では全くなく、1つの芸術作品のようなメッセージを。

R.I.P.
浮遊性の水草であるムジナモは、ハエトリグサと同じく挟みこみ式のワナをもち、ミジンコなどの動物プランクトンを捕食する。

ずいぶん地味な見た目だ。
ムジナモは、モウセンゴケ科のムジナモ属(1属1種)。前述したハエトリグサは、モウセンゴケ科のハエトリグサ属。
前者は、ヨーロッパ・アフリカ・オーストラリア・アジアなど世界各地で自生し、アメリカ大陸には存在しない。後者は、アメリカ大陸だけに自生している。

獲物の動きに反応して狭窄運動が起こり、捕虫葉が閉じる。植物界最速レベルで。どのくらい速いの?0.02秒。密閉され、水に消化液がもれ出すことはない。

英名はウォーターホイール・プラント、つまり水車植物。中央の浮遊茎のまわりに、捕獲器がうずまき状に配置されているため。
また拡大で見てみよう。

ムジナモの花を見るのはレア体験だそう。真夏に一定の条件がそろえば開花する。

はじめインドで発見され、ダーウィンが紹介したことで有名になった。
日本では、1890年に牧野博士によって、江戸川河川敷で発見された。
「当主はいつまでも家業に身が入らん」「あきらめろあきらめろ言うて」
「人がつくり出したもんもすごいけんど。わしは、おまんら草木のほうがずっとすごいと思う。この世にひとっつとして同じもんがない。何か理由があって、こうして生まれてきたがじゃろ。なら、わしもわしでいいかのう」
「身分が消えた時、何が残ると思う?己じゃ。自分が何者か、人はそれを探していく。学びはその助けになる。世の中は変わり続けるけんど、いたずらにふりまわされてはいかん。道を選ぶがはいつも己じゃ」(万能の学者と称された伊藤蘭林がモデルだと思われる、本作中のキャラクターのセリフ)
「我らはみな、金銀よりいっそう尊い、自由という権利をもっちゅう。この自由という権利は命よりも重い。自由がなければ、人は生きちょってもしかたがない」(自由民権運動に関係する)
動植物は、実際、壮絶な競争をたえずくり返しているが。「草花はこの中で誰が一番なんて争い方をしていない」という歌詞は、何もおかしくない。人間社会でも、競争がイコール悪ということはないが。くだらないことで上だ下だなど不毛だと言いたいだけで、何もおかしくない。
牧野氏は、アナグマの尾に似ているとして、この植物にムジナモという名前をつけた。
私は「同じ穴のムジナ」がネガティブ寄りな意味であることが嫌いだ。ムジナ = アナグマは(も)すばらしい生き物だ。
こんなのはどうか。僕たちは、あの頃、同じ穴で暮らしていた。
食虫植物の吸いこみ式のワナは、地面の中にあったりする。
南極をのぞく世界中の湖沼や湿地に生育している、タヌキモ科タヌキモ属は、地生だったり水生だったりする食虫植物だ。(8割が陸)

タヌキモの捕虫袋が作動する仕組みはより単純で、モウセンゴケ・ハエトリグサ・ムジナモのように刺激を感知する機構はない。捕虫袋内外に、常に水が出たり入ったりしているだけ。(だけと言っても、能動輸送はすごいメカニズムだが)

プランクトンなどをとらえた捕虫袋は、黒色になるものが多い。

迷路式のワナは、タヌキモ科のゲンリセア属のものだ。

迷路式ワナのことを英語では、ウナギとりのトラップとかエビとりのカゴとか言う。

管状で下向きに伸び先端が逆Y字に分枝している、捕食器。これが水中か湿った土中にある。水流でスリットから管内部に追いこまれていく、獲物たち。たどりつく先は消化室だ。

らせん状にねじれている。
水生だと特に、狩りよりもスカベンジングに近い感じがするな。
残り2種のワナは端的に解説してみた。
ワナの説明では紹介できなかった、その他のおもしろ食虫植物をあげていく。
ヘビのような見た目から、コブラリリーと呼ばれている食虫植物がある。

これも、筒状の葉の中に獲物が落ちる仕組みなのだが。葉の先端が大きくふくらんでいて・その下に筒口があり・2又にわかれた付属物があるのは、独特としか言いようがない。
立ち上がった時のヘッドのカーブと割れた舌先を見てしびれたあの日から、全力でヘビ様のコスプレをしています!という感じだ。
和名は金魚になぞらえたもの。わからなくもないけども。北アメリカ西岸の一部にしか生えていないこの植物からしたら、「キンギョって何」だろう。

ついでに、コブラのおもしろ模様でも見る?AI生成のフェイク画像じゃあないよ。


😂
あとは画像だけにしておく。画像下のコメントは私が勝手につけた名前。




手間をかける気があれば、庭や室内で育てることができる。以下、食虫植物と暮らしてみたくなった人へ。
・指でトラップを発動させないで。大量のエネルギーを消費させてしまうから。
・虫をあげなきゃとあせらないで。日光と水でも育つから。
・枯れた葉はとりのぞいてあげて。菌類をひき寄せてしまうらしいから。
・冬にワナが枯れても心配しないで。春になるとまた元気にワナるから。

種類によってお世話のしかたには違いがある。細かいことは自分で調べて。



観葉植物が空気を浄化してくれるというよく知られた主張は、実は、1989年のNASAの研究に由来する。
実験から。特定の植物が、換気のない密閉された部屋の空気から、ホルムアルデヒドやベンゼンやトリクロロエチレンなどの有害物質をろ過することが示されたのだが。
家庭でこの効果を出すことは、事実上不可能である。有意な空気浄化効果を得るには、膨大な数の植物と完全に密閉された空間が必要になるため。
1㎡あたり観葉植物数十本くらいいる。無理。
誰かの夢を壊してしまったかもしれないが。
たとえば、家の中に緑があるとリラックスできるとか。気持ち的なものはどんなデータにも否定されることはない。それであなたの気分がよくなるのなら、全体的にあなたの健康によいだろう。
まだ〆には向かわない。
一部の植物が肉食をはじめた理由について。
栄養補給にはなるが、食餌は光合成や根系の必要性を代替するものではない。
ご家庭で食虫植物の光合成の実験をした方から、文章をお借りする。日光絶対!だそう。
根からは、窒素やリンやミネラルを吸収する必要がある。
食虫植物は、沼地など窒素とリンの乏しい土壌に生息していることが多い。湿地で豊富なのは昆虫だ。
虫を食べたくて食べはじめたのではなく。成長に欠かせない要素が不足している環境で、食虫せざるを得なかったのだ。
吸収率を上げるだとか、根を進化(変化)させればよかった説?根を維持するだけでも高いコストがかかっているのに、根が酸素不足になりがちな水っけの多い土壌でさらなる開発投資を続けるのは、ハイリスク・ローリターンどころかオンリーリスク・ゼロリターンになる可能性。

最近の研究で。一般の植物が根の機能のために用いている遺伝子と同じ機能をもった遺伝子を、食虫植物は捕虫葉で発現させていることがわかった。
遺伝子発現機構の変更。食虫植物がとった戦略はこれだ。ほぼ間違いないと思われる。
ちなみに。食虫植物は、植物界に数多く見られる収斂進化の一例だ。肉食はなかなか効率的な適応であるようだ。
過去回↓でガッツリ書いたため、今回は収斂進化の解説はしない。
湿地とトレード・オフつながりで。↓


本作を読んだ人/観た人は、そんなクズ男といるために……と思うかもしれない。彼女もたぶん、大したことない男なのはわかっていたと思うよ笑。各個に独特な価値感をもつから、バカなこともするから、人間は美しいのであって。

他のクラスメイトはもっと論理的だ。

生物は常に、それぞれの生育環境の中で、なにかしらの制約条件下にある。


いったん根をはったらそこから二度と動けないこと。これが植物全体にかかっている制限だ。動物はそうではない。


植物界では、それこそ、子孫は親から離れた方がはるかに大きなメリットを得れる。親に近すぎる場所に種が落ちれば、やがては光・水・栄養を競いあう/奪いあうことになるため。(くり返すが、根をはった後は移動できないから)

主旨はわかるが。エドワードにも「立派な足」はついている。ウィンリィがつけてくれたから。
実際は巧妙に適応した葉だが、捕獲器官の形状や色彩は花のような印象を与える。
食虫植物は、長い茎の先端に本物の花を咲かせるなどして、有益な受粉昆虫をワナに近づかせないよう努めている。

「こっちが本当の花だから!気づいて〜〜〜」😂
もう少し見てみる?


強烈な腐敗臭を放つ巨大なコンニャク属は、それこそ肉を食べるように思われているかもしれないが、食虫植物ではない。
(人間からすると)臭いものを求めて飛んでくる虫に受粉を手伝ってもらうため、そういう仕様になっているだけだ。

学名の Amorphophallus は、古代ギリシャ語で不格好なペニス。さんざんな言われようだ。
上は食虫植物ではないが、下は食虫植物だ。


幼児には、おそうじ係さんなどと言うといいだろう。

見た目で決めつけてはいけない、なんて当たり前で。身なりには(も)それぞれが気を使うとよいだろう。自分のためにも他人のためにも。

右のかっこうでどこへでも行っていいわけがない。

世の中には、事情があって、人としての誇りを外見で示しづらくなる人もいる。もしも自分がそうなった時、ひどいあつかいを受けたら悲しいだろう。自分がやられて嫌なことを人にしてはいけない。そんなこと……できてないから言っている。世界は、そういう人らを、もう舞台からおりた役者みたいなあつかいしているよ。もしくは、過剰にかわいそうあつかい。

あえて人の意見をとり入れる方がよい可能性がある代表的なものは、女性のメイクだろう。


こちらからお借りした。
2023年に米連邦最高裁判所が、連邦湿地保護を弱める決断を下した。
ここまで読んでくれたあなたには、これが多くの食虫植物たちにとって悲報だということが、よくわかるだろう。
湿地生態系は、周辺地域を洪水から守ったり・水をろ過したり・地下水を補充したり・野生生物を保護したりする役割も担っているのに。

自分で覚えているのだが。幼児の時に私は、どこで知ったのか、尾瀬にだけ行きたがっていた。動物園でなく尾瀬😂「おぜ」がどこにあるかは知らなかったが、この見た目なのはわかりながら行きたいと言っていた。

ボード・ウォークを歩いてみたかったのか。
自然界の全てが聖域で。私たちは、知らず知らずの内に多くの恩恵を享受しているが。それらを無視しがちである。大前提、知らないと大事に想いようもない。
ぶっちゃけ、私はこう思っている。コブラリリーが絶滅したって、言うて私の人生に悪影響なんか出ないでしょ。さすがにバタフライ・エフェクトも届かないわ。
でも。おもろいクラスメイトたちに、私たちのせいでいなくなってほしくない。めちゃくちゃおもろくて、まじで好きだから。

ラスト。
食虫植物は、部分的に、この紫色↓に属する。

完全な食虫植物は、①獲物の誘引 ②捕獲 ③消化 ④吸収 という4ステップを示すが。このうち1つ以上を省略する種もいて、食虫植物と非食虫植物の境界は必ずしも明瞭ではない。
とらえた昆虫を直接栄養源にせず、それをエサとする他生物の排泄物を栄養源とするものもいたり。これだと共生関係に近い。
上の図で。競争って 損 × 損 なの?と思った人へ。もっといいイメージがあるのだよね。わかる。


種間競争は、同じ時期に同じ場所で同様の限られた資源を利用する全ての種に悪影響をおよぼし、個体群を縮小させる。競争の激しさは、異なる個体間の要求の類似性または重複の程度と、生息地における供給の不足によって決まる。
(あえて、人間でイメージするなら。50人しか入れないシェルターがある。A村の人50人がそこにいて。B村の人50人が自分たちを入れろとやってくる。100人でフィジカルなケンカをするはめに。誰も無傷では済まない。AからもBからも死人が出るかもしれない)
自由競争をモットーに。その帰結としての優勝劣敗をトー タルとしての進歩発展で正当化することによって(進歩と進化という語をわざと混用することで)、後ろを見ず先を見ず争いつつ駆けぬけたというのが、20世紀であった。
これは事実だよ。前回はこういう話を主にした。
だが、これもまた事実だ。
運動会のかけっこで手をつないでゴールするような反競争的な場面で、たとえば座学は苦手だがスポーツは得意な子は、自分の存在価値を他者へ示す/自分で認識する機会を減らすことになる。
競争が 得 × 得 に近づくには、競争Aで勝った子と競争Bで勝った子がコラボするとよいのかもしれない。
デュルケーム曰く。分業とは単に仕事をわけあうことではなく、人と人が互いに助けあいながら社会のつながりを生んでいく仕組み。連帯するには、互いが違いをおぎないあって協力するような関係性が望ましい。
エソラって絵空事からかなと。ファンタジック・プランツにもあうかなと。曲調も明るいし。私は文章を必ずポジティブで〆たいから。
ポジティブだと私で話を終わりにできる。ネガティブだと、世界(環境や関係)をポジティブに変えなきゃと、誰かが私に何かをしにやってきてくれる。友達とか同僚とか。どうしたの大丈夫って。ネガティブを表明する人は、たぶんその仕組みをわかっていてやっている。ワナ系の生存戦略もいいけれど。私は図々しいから、私がただステキだからという理由で愛されていたい。
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