
強さと美しさと優しさについて語る回
美容系の記事のタイトル部分だけをお借りする。

ミストとオイルとバームを使って深呼吸しながらマッサージ、と書かれていた。
ハワイ生まれの方だから、ハワイのオイルを使用なさることもあるかもしれない。


この過去回は、戦争と平和の話・支配と自由の話だが。今回は、美容や健康に関する話題が多くなると思う。
いつもは女性にも興味をもってもらえるよう努めているけれど、今回はその逆を意識して書いてみる。
ステキなライフ・スタイルにあこがれると同時に、平民の女性たちは思うかもしれない。うちらにはそんなゆとり(落ち着いた時間やかけるお金)ない……と。
メイク前のマッサージは5分、とあったが。家事や育児に追われる朝・あわただしい出勤前、それらを同時進行しなければならない女性も大勢いるし、その5分が意外と捻出できないものだ。
みんな本当にがんばっている。

よって、平民という言葉に悪意など全くない。それに、時代や場所にもよるが、裕福な人や著名人にだって苦悩はある。
「私がなんでももっているって?そうね、ガジェットならいくらでもあるわ。一体何の意味があるのかもわからないものばかり。私には本当にほしいものがある。私は自由に生きたいの」



同女性への別のインタビューで。住む場所も働き方も選べて私は自由だ。ハワイに住みながら日本でキャリアを続けられているのも、全て自分の選択あってのこと。という主旨のコメントを見かけた。
以前に短い文章の中でこんなこと↓を書いたが、私レベルはカテゴリー:平民だ。それでも、行動を自由に選べるというのは私をかなり幸せにしてくれる。


米国のウェルビーイング推進センターが行った研究によると。
①自由時間が全く~ほとんどないと、心身に複数の悪影響が起こる。②特に楽しいことをしない場合、1日に5時間以上の自由時間があると心身に悪影響がある。③好きなことややりたいことをする場合は、それでも心身に良い影響がある。(もちろん、睡眠時間をのぞいての話)
①の詳細は、身体において:ホルモンバランスの乱れ・免疫力の低下・睡眠障害。精神において:意欲低下・情緒不安定・思考の鈍化や創造性の停滞。などだそう。



今年は元旦も仕事をしていたが、私は働きたくて働いている。たとえば数ヶ月どこかへ行きたくなったら、そうする。あけて戻ってきても私のポジションはある。体力的に厳しくなるくらいまで、たぶんあるだろう。
複数の要素を組合せて、需要と供給のシンプルな法則で優位に立つこと。自身のレア度をできる限り上げて、人生ゲームを攻略すること。

ある年下の友だちに私は何度もたずねてきた。一体どうやってそんなにバランスのよい人間になったのかと。
彼女は、初任給から平均の倍以上を獲得した(初任給で比較しての話)。選考時は、まわりのより成績のよい人たちがみんな落ちたと言っていた。理解。もう少しだけ今今の座学ができる人をとってその子を手放すなど、愚の骨頂。レア度が違う。
外見も究極美しい子なのだが。彼女が属するのは、容姿でやっていけるような世界では全くないし。その美貌をもっていながら、同性異性のあらゆるタイプとの人づきあいが大変うまいのが、彼女のすごさなのだ。
美人だから生きづらいと語る美人なら、特に都会には、掃いて捨てるほどいる。彼女らは至高の n=1 に反証されている。
AIがつくった歌、いいじゃん。(上から目線)
ゲットーから栄光へと私を導いてくれる物語。かつてレースに出場し、雨の中で洗礼を受けたと思う。これが私の証言。
希望は神話だと言われているが、私はそれをライムで表す。天使の訪れない街を照らそう。
私の十字架、私の規範、私の信条、私の理由。真実を証言する。たとえ季節外れだとしても、本当は落ちこんでいても。


エミネムは「Rap God」で、俺はラップの神なのではないかと思いはじめていると歌った。本人も、ここまで自分の息が長いとは思っていなかったのかもしれない。作品のレベルは上がり続け、今55才くらいか。
劣悪な環境で育っただけでなく、壮絶なイジメにもあい。便器に叩きつけられ鼻を折り・凍った雪玉を投げつけられ脳出血し(この時死にかけている)。信じられないことに、加害者から名誉毀損で訴えられ。地獄から8マイルどころではない距離を這い上がってきた人。
宇宙飛行士の不安やプレッシャーを解消するために、1950年代の旧ソ連ではじめられたもの。後に、メンタル・トレーニングと呼ばれるようになったもの。
従来の心理学の関心は心の弱い部分に多分に向けられてきたとして、見直しをはかる動きもある。
ストレス・コーピングには、問題焦点型コーピングと情動焦点型コーピングがある。
問題解決に向けて、情報を収集したり具体的な計画を立てて実行したりすることは、前者で。不快な感情の原因についてできる限り考えないようにするなどは、後者だ。

先のコーピングがうまく機能すれば、脳は、ストレッサーの影響を軽いと判断・じゅうぶんに対応可能であると認識する。よけいな情動的反応は軽減していく。
どういうこと?こういうこと(でもある)。


さまざまな分野のプロが、このように語っている。苦しい時にたとえば笑顔をつくってみると、体の力みがぬけて、呼吸が安定したり思考がクリアーになったりする。それで、格段にパフォーマンスが向上することがある。
冒頭に貼った記事内にあった文言。
「肌を呼び起こす」
時間をかけて行うスキンケアやヘアケアには、儀式感があるもんな。物理的効果と精神的効果と言うか、浸透しろ〜上がれ〜などと願いをこめると言うか。笑

「自然な血色のジム帰り風メイク」
前回の汗だくフィットネスのシャワー後、鏡を介して視界に入った自分にギョッとした。肩から背中と腰にかけての肌が、白すぎて発光していたからだ。やわらかく光沢のある大理石的な不思議な鉱物できているという感じの無色さで、自然な血色とは言いがたかった。
私はブラウン系の肌色をすごく美しい肌色だと思うため、たまたまそれには喜びを感じないのだが(だからギョッとしたと)。たしかに、基本、運動後は人は美しいのかもしれない。

「クリーン・ビューティーがスタンダード」
オーガニック、ナチュラル、クリーン・ビューティー……こういった概念が複数の国々で定着してから、もう長い。
肌にとって望ましくないものが配合されていないこと・どんな成分が使われているか明確にされていることが、主要ポイントだろう。
そして、動物実験が行われていないことも。これを Cruelty-Free と言う。

EUで化粧品の原料に対する動物実験が禁止されたことなどをきっかけに、業界で代替方法が開発されてきた。
化粧品と香水とパーソナル・ケア製品の動物実験を禁止する新法に大統領が署名し、ブラジルは、世界で46番目に動物実験を行わない化粧品市場となった。(2025年)

リアルな写真はかなりエグいからね。
動物実験を全く行わないなんて非現実的?そうだろうと思うよ。だが、こういうトレンドは終わりようのないトレンドだ。地球の大切な仲間をやっぱりもう一度大切にしないことにしよう、とか。そんな価値観の逆転が起こるというのも、また非現実的だ。

せめて、コスメティック業界だけでもーーこのような方針がどこかで出るのは自然なこと。

人間とはこういうものだと(人間は〇〇を食べるのが普通だとかね)語ることは、時に、ほぼ意味のないことである。
私たちには価値観や思想というものがある。それらは環境や状況に応じて生まれてくる。全て変わらないより部分的に変わっていく方が、よほど「自然」だと私は思う。
あなたはまだサバンナに住んでいるのか、と。そういう話だ。
今日までの定説は明日には定説ではなくなるのだし。(一瞬でくつがえることもある分野だ)


風さんが生放送で朝日を見て感動なさっていたのは、NYだが。LAは1つの側面として、ウェルネスの都市である。
以前にもとりあげたことのある動画。これに対する感想動画をお借りする。


LAにフォーカスした話をする前に、ちょっと寄り道。
ジゼル・ブンチェンのお気に入りスムージー・レシピは、葉物野菜と果物だそう。
現在の彼女の暮らしぶりを数分間見せていただき。さすがジゼル、すごいな幸せそうだなと思っていたが。〆にこう↓言われ、吹きそうになってしまった。本当のことを言ったらイヤミのようになってしまうのだから、彼女は何も悪くない。

ル・コルドン・ブルーで料理を学んだこともあるブレイク・ライブリーのお気に入りスムージー・レシピも、同じく葉物野菜と果物らしい。
「子どもが4人もいるのに午後1時にドレスでライム・パイをつくる」「知らないキッチンにいるのに自分のキッチンのふりをしてライム・パイをつくる」「こんにちは、ブレイクです」
彼女にはユーモアのセンスが(も)ある。台本ありきだとしても、話し方がうまい。

パートナーのいい面がうつったのかもしれない。感じのよいご夫婦だ。

LAのジュース・シーン(一大産業だよ)を牽引した『Moon Juice』は、ビタミンやミネラルや酵素が豊富にとれるコールドプレス・ジュースを販売した。


創始者はホリスティック・シェフの女性。


イメージにもコンセプトにも、ウェルネス・コンシャスな人たちが好む要素が満載だ。


SNSで流行った就寝前のリラックス・ドリンク「スリーピー・ガール・モクテル」を……

我が社の製品で作るとこんな感じ、とHPにあり。オリジナリティーが表現されている。

こちらの方がイメージにあう気がしてきた。
より落ち着いた色あいで、シックな雰囲気がかもし出されている。若年層のトレンドを幅広い年代に拡げるのが、実にうまい。
こういうビジネスのテクニック、好き。自然なPRはセンスがないとできない。
これは Moon Juice を自宅などで楽しむ用の粉末。

マットなこっくり系もシャイニーでより薄めも、パステルのカラバリっていいよね。男性に理由を聞かれても、うまく答えられない。女はなぜかこういう色が好きなのだ。ナイト・ウェアや(細かいことを言うと)お泊まりにランジェリーを入れてもっていく布袋が、こういう色だとテンションが上がるのだ。

本当に、男に見せるためではないということもある。私たちには、私たちの快のためだけにやっていることもある。
SNSでプチ炎上していた、海外の推定男性の投稿↓

以下、私が笑った反応。
「あんたがいらないなら、虹色の髪色のホットな女の子たち、全部あたしがもらうから大丈夫」

続ける。
アダプトゲン・ハーブやキノコが粉末になって入っている。

私はこれを飲んだことがないため、動画をお借りする。
おいしくはなかったようだ。リアクションがかわいい。

露骨なキーワードだと感じて、びっくりする人もいるかもしれないが。シンプルな性的なことを伏字にする必要は、そもそもない。(主観)


声を大にして言うことではないという感覚からかもしれないが。日本の食べ物はおいしすぎるもんな。
今日買った安くておいしい納豆には、占いまでついていたし。いただきもののトルコのお菓子(日本で買える)は、おいしすぎるし。


Karakoy Gulluoglu/Nadir Gullu
私的には。情熱をもって取組めないと、性に限らず、途端になんだかみっともないものになり下がる気がする。
勉強もちっとも楽しくないし・部活動もダルいだけだし・イベント事もくだらないと思うし・同世代との何気ない交流にも興味がないし・恋愛の意味で好きな人もいないが、仕方ないから卒業まで学校へ通っていたら。さすがに、枯れているとしか言いようがない。(学校へ行きたいのに事情があって行けない人・学校へ行きたくないから行かない人とは違って)
元から強い情熱があれば、「情熱を高めるアダプトゲン」はいらない。
Moon Milk という文字が見えるだろうか。

Moon milk は特定のブランド名ではなく。アーユルヴェーダにルーツをもつ、スパイス(アシュワガンダなど)入りのホットミルクだ。
あ、待って。日本の特定のブランド名でもあるようだ。


インド産のヒハツ・パウダーをあたたかい珈琲や紅茶に入れて飲むのが好きで、自宅に常備してある。私はたまたまヒハツ・ミルクにはしないけれど、それも定番の飲み方だと思う。

古今東西、からだをあたためるものは、健康や美容を意識する人々から重宝されてきた。
情「熱」、ホットな話題とか言うが。Cool の存在も無視できない。


これらは数年前のことだが。
LA在住の女性ライターが、「10代でできたニキビのあとが残っている。私は瞑想もしているのに。ヘイリーのスムージーを飲んだら改善するだろうか。Erewhon の美人スタッフはスリムじゃない私にもやさしくしてくれるし。行こう」とつづっていた。

他ライターは、「大人気の Marianna's Coconut Cloud も、ヘイリーのスキンケア・ブランドの立ち上げを記念した Strawberry Glaze Skin には勝てないだろう。リップバームとスムージーの色が同じだ。明日 Erewhon へ行く」とつづっていた。

ブルー・スピルリナ(藍藻から抽出された天然のエキスで抗酸化物質やビタミンが含まれているらしい)の色。普通にネットで買える。貼ったリンクの解説が詳しかったよ。
もう世にあるのだろうけど、デザート系で活用したらバズるでしょう。


どちらも、はしゃぐ感じではなく静かな決意表明みたいな書き口で、笑ってしまった。
Erewhon は、LA発の高級スーパー・マーケットだ。

店内や商品(前述したスムージー含む)を紹介してくださる、動画をお借りする。何か特別な水なのだろうが、それでも、水の値段にぞんぶんにおどろいてほしい。
この部分には吹いた。


もう1つお借りする。
一部の本当に感じの悪い人をのぞいて、気をもたせてはいけないだとか・ぬか喜びさせてはかわいそうだとか、日本人のこれ系もやさしさからきているのだと思う。フルネームを言い残したりはしないが(笑)、私は今目の前にいる人を喜ばせる方針をとっている。ここで言われているアメリカ式だ。
相手が、この人と特別な縁はなかったが人間って悪くないなと思えるようにと、そうしている。人から拒絶されたというのにもグラデーションがある。悲しみや怒りを覚える個別の体験は、積み重なるとマクロな憎悪になりかねない。みんなで愛しあえなくなる。
男性は、電車の車両間とコンビニの扉を後続の自分に対して、手を伸ばして開け続けてくれる。今気づいたが、少年から中年までほぼ全員がしてくださる。(おじいちゃんには私がすればいい)改めて、シンプルなやさしさに感謝があふれてきた。
せっかくの美しい夕日も、悲しい気持ちの帰り道に見たら、そう見えないかもしれない。
話を戻す。
ヘイリーの『rhode』は大ヒットした。


彼女のファンは欲しがるだろうし、話題にもなる。
さすが、PRも売り方もうまい。中身はどうか。
要約すると、このように公式HPに書かれている。
受賞歴のある皮膚科医や化学者と共同開発をした。原料を厳選した。動物実験はしていない。長年にわたって目に見える効果を、手頃な価格で得てほしい。価値あるビジネスをしたい。

本当に安くて。日本のドラコスみたいな値段。(日本未上陸だから日本から買おうとしたら高くなる)
2025年に『e.l.f. Beauty』が、10億ドル(同社史上最高額)で買収した。ヘイリー「私のビジョンを尊重し後押ししてくれる。私のブランドがグローバル展開を含む次のステージに進むために、理想的なパートナー」

彼女の肌は、いい意味で、グレーズド・ドーナツに喩えられたりもしてきた。

まぎれもなくトレンド・セッターだが。ヘイリーは、脳梗塞で倒れたことがあるなど、自身の健康に関する悩みをうちあけている。『Moon Juice』のトップも。

こういった、明るく前向きな精神や困難に立ち向かおうとする行動力が、彼女たちが大勢の同性から支持されてきた理由の1つだ。そういうことを経て美しいから、より美しいととらえられるのだ。
とは言え。ステキな人たちにもアンチはいる。
批判されている理由をわかる時もあるが、ぜんぜんわからない時もある。
インタビュアーがほのめかした下品さを流さず、場が荒れないように調節しながら反撃してくれたから、うれし泣きしそうになっている。
もう慣れっことは、マヒして傷つかなくなるほど、もしくは気にしていないふりで生きていかねばならぬほど、やれてきたことを表す言葉だ。「美人だから生きづらい」の反証を前述したが。メディアにやられるこういうのは別。裏で感じよく接してくれた著名人にもこのようにするのが、彼ら彼女らの仕事の一部なのだから。その中でもちつもたれつ生きている人たちは、基本的に、NO!と叫びたくても叫べない。
『百万円と苦虫女』は良作だ。

佐藤さんとこの鈴子ちゃん
ああいう子に限って何やらかすかわからないじゃない
猫は!?
捨てた
今回のことは猫を捨てられた腹いせにやったと
その中に百万円あったと相手は言っているんだ
向こうが嘘ついてます
あんた1回でもやってないの
何をってセックスだよ
やってません
ちょっとでもやってないの
ちょっとって何ですか!?やってません!!
「大人」は、肉体関係があったと言えば痴情のもつれにできるからと、助け舟を出しているつもりなのだろう。それ(現実)が途中でわかってもどうしても言いたくないんだね。していないことはしていないもんね。



観たい作品リストのトップに『FARGO』をあげる人が、ふと目に入ったDVDパッケージを手にとり、『LEON』も好きだと言う。すかさず、いかにも入りそうな指摘が入る。私も彼女と同じ主旨の短い説明をすると思う。この作品は、レオンとマチルダのまわりで派手なことが起こっているだけだから。2人はいたって静かに暮らしているから。
20才ですでにこのあたまとこころをもっていた(10代からこうだったのだろう)、さらに容姿端麗な女性が、人生どれだけモテてきたと思う。凡人が凡人を1人断って完璧な純粋さでも誇っている間に、この人は魅力的な人たちを99/100人断っているだろう。数の中身を考えろ。魔性の女という解釈、解像度が低すぎる。


マーシャル・ブルース・マザーズ3世より。誰? M&M エミネムだよ。
以下、LE LABO Fragrances の動画 より。

着眼する・意識を向けると言いたい感じの see ね。

Wabi-Sabi Kintsugi Omakase などはかなり知られている。Kawaii や Oishii だけではない。
「スロー・パフューマリー」
効率や大量生産とは対極に位置し、時間をかけて香りの本質と手仕事の美しさを追求する。
先ほどの動画の、ノリータ発のフレグランス・ブランドが提唱したコンセプトだ。

マンハッタン区のダウンタウンにある一画。
『LE LABO』の店舗では、購入者の要望に応じて、調香師による最終的なブレンドが行われる。パーソナライズされた体験。ラベルには日付や名前が印字される。自分だけの特別なアイテム。
これ↓と似ている。はじめ友人と行って楽しかったため、それから2度3度と行った。最も高い材料を混ぜても、そこまで高額になるわけでもなく。スタッフさんがある程度の時間つきっきりで相手をしてくださるのだから、安いくらいだ。


ここも好き。他にもまだ好きなショップがある。麻布台ヒルズのセレクションは良い。

人の手を介することを重んじる、アルチザンの美学。日本は、LE LABO のような感性をもつさまざまな存在にとって、相性のいい国だろう。
もっと、香りの話をしよう。
疲労を癒すとされていたローズ・ウォーターを巡礼者に売ったり、ペストの治療薬を研究したりしていた修道院の一部が、世界最古の薬局店となり。創業に際して支援を受けた貴族や、王族の香水を製造するようにもなった。
『Santa Maria Novella』だ。

カテリーナ・ディ・ロレンツォ・デ・メディチのために調香された「王妃の水」は、オーデコロンの起源の1つで、今も「サンタ・マリア・ノヴェッラの水」として販売されている。




『ハンニバル』(原作)で、レクター博士はここの石鹸をクラリスへ贈る。自身の愛用品でもあるとされている。

アーモンド・ソープだ。
それが何かを知っているのに、彼女の愛用品ではなく俺の香りを好きな女へ贈っちゃう人なのだ。レクター博士らしいなと私は思う。
You use Evian skin cream, and sometimes you wear L'Air du Temps … but not today.

クラリスが愛用しているらしい香水。
ちなみに。このシーンにインスピレーションを得て誰かにつくられた香水、「but not today」なんてのもある。


フィレンツェのヴィア・デッラ・スカラ通りにある老舗の高級店で買い物、これもいかにもレクター博士らしいが。現実 × 現在では観光客がいっぱいで、彼の価値観でいれる場所ではないのではないか。
『羊たちの沈黙』にも『ハンニバル』にも、原作にも映画にも、香りのエピソードがある。
What's ambergris? Ambergris is a whale product. Where isn't it illegal? Japan, of course, a couple places in Europe.
レクターは、生きている人間では自分とクラリスだけが美しいと思っているし。それをミリも疑っていない。自分の香りをプレゼントしたらキモいかななんて、常識的な懸念を抱くわけがない。



クラリスも、レクターが人間で自分たちだけを美しいと思っていることに、幸せを感じているよ。他者からの究極の理解・他者との究極の共鳴だから。

そもそも、「好き」は究極の依怙贔屓だし。
あなただけだ特別だと言われ、いろんな点をほめられ。世界から自分への評価だけでなく、1人の人間から自分への評価というのもあり、それもまた真実なのだと思えるようになる。自分が誰かのこのようなポジションにいる時、誰だって幸せだよ。
「皆さんが見ている蒼井さんと違う蒼井さんを僕は見せてもらってるんでーー」というのと同じ話ね。


「The honey in the lion」「The honey in the lion's mouth」は、士師記に登場するエピソードに由来する言葉だ。
腹を空かせたライオンがサムソンを襲う。怪力のサムソンは素手でライオンをひき裂く。ハチがライオンの死骸に巣をつくる。サムソンはそのハチミツを食べる。
(サムネのライオンは「安らかに眠って」いるんだ)
彼は言った。「食べる者から食べ物が出て、強い者から甘い物が出た」と。
この話の教訓は、逆境の中に潜む恩恵ーー本来は死と結びつくような困難の中に、思いがけない恵みが隠されていることーーだ。
難しい単語が並ぶ論文のような成分表。2色しか使わないのに50色もあるパレット。両手の指を使っても数えきれないスキンケア・ステップ。毎シーズン増えていく身支度リスト。飽和状態の美容市場。
優れていない人々の間で暮らすことを嫌い、彼ら彼女らを自分のレベルまでひきあげようとする人。他人より優れていることに喜びを感じ、優越感を抱くことができる相手を常に欲している人。
こういうことは、テフロン加工でも施されているかのようにずっと変わらなかった。

そうして、私たちはラグジュアリー・ビューティーに疲れた。
「共産主義について私たちが恐れていたこと――家や貯金を失い わずかな賃金で永遠に働き続け 体制に何の発言権ももてなくなること――は、資本主義の下で現実のものとなった」ジェフ・スパロウ
どうしてこんなことになるの?人が人や地球にやさしくしないからだよ。世界の一部のおじさんたちは難しい理由じゃないと許さないから、こんなこと言ったら私におこする。かと言って、私が難しい説明で反論できたらもっとずっとおこするんだ。(理由はさっき書いた)






『No Friend but the Mountains』(山よりほかに友はなし)に対して、興味深い考察をしていた。

クルド系イラン人ジャーナリストのブチャーニー氏が、そこに6年間収容された体験をもとに書いた本。
〆に重めな話してこないでと、思われるだろうか。強さと美しさと優しさについて書くと、タイトルから言っている。
生命を維持するために異物を排除しようとする免疫機能の一部として、私たちの身体で炎症が起きているように。私たちは、困窮している他者を排除すればいいのだろうか。自分の生まれた場所と違う場所に生まれた人間は、異物か。それで短期的に問題が解決したように見えたとして、未来はどうなるだろうね。
たいていの人が、自分を、切り捨てられる側でなく切り捨てる側で考えているからな。そういうとこがあまいんだよ。いつになったら数手先のことを考えられるの。ここはあえて言うけど。本当にバカだね。
まぁ、でも、そうだね。〆は明るくないとね。
今まで何度も書いてきたが、笑いは本当に大事で。笑いが世界を悪くしたことはない。


ラスト、容姿端麗で・ぶっとんでいておもろくて・歌がうまい(知らないがきっとダンスもうまい)この方に、歌ってもらおうかな。
加速し続ける世界で、あえて遅くあることを選んでみようか。他人をスワイプでアリかナシか分類していく現代社会で、効率でははかれない親密さを追求してみようか。
1つの提案だ。
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