
「自己紹介」 スナックゆきで、一杯だけ
40代になると、
同じ失敗を、
何度も繰り返している自分に
気づく夜がある。
仕事のことなのか、
恋愛のことなのか、
それとも人間関係のことなのか。
なんであの時、
また同じことをやったんだろう。
はっきりしないまま、
電車に乗って、家に帰る。
悪気はなかった。
ただ、気づいていなかっただけだ。
そういう夜に、
読んでもらえたらと思って書いている。
名前は佐久間浩一(さくま こういち)。
40代、都内で働く会社員だ。
仕事帰りに、スナックゆきへ寄る。
カウンターにひっそり座って、
一杯だけ頼む。
二杯目には行かない。
引き際を失うからだ。

一度、事業を始めて独立した時期がある。
うまくいった時もあった。
でも、続かなかった。
元の会社員に戻った夜、
惨めで、悔しくて、
自分の甘さを思い知った。
あの時の失敗を、
何度も振り返ってきた。
悪気はなかった。
でも、確かに、
自分のクセが招いた結果だった。
ここで書いているのは、
カッコ悪い40代の敗者復活戦だ。
綺麗ごとは書かない。 スマートな生き方もできない。
ただ、このワンルームで安酒を飲みながら、 「何者にもなれなかった自分」を誤魔化さずに文字にする。
そして私は今、 2026年秋、noteのフォロワーが1,000人を超えた夜の約束通り、自腹で私家版の本(ZINE)を刷った。
デジタルの光のように簡単に消せない、インクで刻んだ116ページの「紙の質量」を、同じ夜をやり過ごす読者の手元へ届けるために。
このnoteは、 安全な観客席から降りて、 もう一度自分の足でグラウンドに立つ男のドキュメンタリーだ。
私の無様な足掻きが、 いつかあなたの夜の救いになったら嬉しい。

ゆきママがいつも迎えてくれる。
40代でも、まだ本気でいたい人へ。
カウンターの隣に座っていってください。
グラスが空いた。
今日はここまでにする。
はじめて来てくれた方へ
スナックゆきの原点となった、出戻り初日の記録です。まずはこの一杯からどうぞ。
【初の書籍『スナックゆきで、一杯だけ』予約受付中】
フォロワー1,000人達成を機に制作した、初の紙の本が完成しました。
役に立つノウハウは一行もありませんが、途中で胸焼けしたときに本をパタンと閉じるための「金箔押し特製しおり」を挟んで、初版100部限定でお届けします。
書籍予約受付ページ(夜想書房 Web Shop)
本を作った経緯と想い
気に入ったら、ぜひ常連(フォロー)になっていってください。
毎週水・土の20時に、カウンターの端でお待ちしています。
