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【専門家監修】家にネズミが出たらどうする?今すぐ自分でできる5つの対策と駆除業者を呼ぶ目安

    監修|地方で害獣駆除の会社を営む代表

    家にネズミが出たら、食べ物をしまう、フンを確認する、種類を推測する、粘着シートを置く、侵入口の目星をつける、の5つを順番にやってみてください。

    夜、台所の電気をつけた瞬間。視界の端を、黒くて小さな何かがサッと横切った。

    「……今の、ネズミ?」

    心臓がバクバクして、しばらくその場から動けない。家の中にネズミがいる。そう思っただけで、食べ物にも、寝ている間のことにも不安がふくらんでいきますよね。

    「どうしよう。今すぐ何をすればいいの?」

    慌てて検索している方も多いと思います。

    ただ、家にネズミが出たとき、いちばんやってはいけないのは、慌てて場当たり的な対策をすることなんです。順番を間違えると、ネズミがかえって家の奥に逃げ込んだり、壁の中で死んで悪臭が出たりすることもあります。

    実際、駆除費用は、被害範囲だけでなく、侵入口の数や封鎖範囲、訪問回数、清掃・消毒の有無で大きく変わります。被害が広がって、塞ぐ場所や清掃する範囲が増えるほど、費用は高くなる傾向があります。最初の動き方で、その後の被害も費用も変わってくるんです。

    私の祖母は、害獣駆除でよく分からないまま高いお金を払い、しかも再発してしまいました。あなたには、慌てたせいで損をしてほしくありません。

    この記事では、家にネズミが出たときに今すぐ自分でできる対策を、順番にお伝えします。

    家にネズミが出たら今すぐ自分でできる5つの対策

    家にネズミが出たら この順番で

    1. 食べ物をすべてしまう

    まずは、ネズミのエサになるものを片付けましょう。

    • お米、パン、お菓子、乾物などは、ふた付きの容器に入れる

    • ペットフードは出しっぱなしにしない

    • 生ゴミはふた付きのゴミ箱に入れ、夜のうちに片付ける

    エサや水を得にくくすれば、ネズミがその場所に居つく理由が減ります。地味ですが、ここがいちばんの土台なんです。

    2. フンや足跡を確認する

    次に、ネズミがどこを通っているのかを確認します。フンや足跡、かじり跡など、ネズミが残す痕跡は「ラットサイン」と呼ばれます。

    • 台所の隅、冷蔵庫や食器棚の裏、シンク下

    • 押し入れ、物置

    • 壁ぎわの黒っぽい汚れ(体がこすれた跡)

    黒っぽいフンがまとまって落ちていれば、ネズミがその周辺を通っている可能性があります。ただし、コウモリやゴキブリのフンと見分けにくいこともあります。フンの場所や形をスマホで撮影しておくと、業者さんに相談するときの手がかりになりますよ。フンの大きさや形からネズミの種類を見分けたい方は、「ハツカネズミのフンの見分け方」にまとめています。

    3. ネズミの種類を推測する

    家に出るネズミは、主に3種類です。

    家に出るネズミの種類と特徴

    「天井から音がする」ならクマネズミの可能性、「台所の床や水まわりで見た」ならドブネズミやハツカネズミの可能性があります。

    4. 粘着シートを置く(ただし過信しない)

    ネズミの通り道に、市販の粘着シートを置いてみましょう。壁ぎわに沿って、すき間なく並べるのがコツです。

    「捕まった!これで一安心」と思いたくなりますよね。でも、粘着シートで捕まえられるのは、今いるネズミの一部だけなんです。粘着シートで数匹捕まった場合は、建物内で活発に活動しているか、同じ侵入口から繰り返し入ってきている可能性があります。捕まえても、入ってくる穴が開いたままなら、また別のネズミが入ってきます。

    5. 侵入口の目星をつける

    ネズミがどこから入っているのかを探します。侵入口になりやすい場所は、このあとの「ネズミはどこから家に入ってくる?」で紹介します。

    侵入口の封鎖は、再発防止に重要です。

    ただ、ここは本っっっっっ当に気をつけてほしいんです。ネズミが建物内に残っている状態で、出入口になっている穴を無計画に塞ぐと、内部に閉じ込めてしまうおそれがあります。閉じ込められたネズミが壁や天井裏で死ぬと、悪臭やダニ・ウジの原因になります。「早く塞がなきゃ」と焦る気持ちをぐっとこらえて、活動状況を確認しながら封鎖してください。

    ネズミはどこから家に入ってくる?

    ネズミは、1〜1.5cm程度の隙間でも通り抜けることがあります。家の中では、次のような場所が侵入口になりやすいです。

    ネズミが家に入ってくる5つの侵入口

    「こんな小さな隙間から?」と思うような場所でも、見落とさずに確認してみてください。

    家にネズミが出たときにやってはいけないこと

    ネズミが出たときにやってはいけない4つのこと

    どれも、焦っているときほどやってしまいがちなことなんです。

    ネズミ駆除を業者に頼む目安

    次のような状態なら、自分での対処より業者への相談を考えましょう。

    ネズミ駆除を業者に頼む目安

    ネズミは繁殖力が高く、放置すると被害が広がることがあります。目撃数が少ないうちでも、フンや物音などの痕跡が続くなら、早めに原因を確認してほしいんです。

    家のネズミ駆除にかかる費用の目安

    業者にネズミ駆除を頼んだ場合の費用の目安を、施工範囲ごとにまとめました。

    家のネズミ駆除の費用の目安

    駆除費用は、被害範囲だけでなく、侵入口の数や封鎖範囲、訪問回数、清掃・消毒の有無で大きく変わります。被害範囲が広がり、封鎖箇所や清掃範囲、確認訪問が増えるほど、費用は高くなる傾向があります。

    室内で目撃した場合は、天井裏だけでなく居住スペースまで移動している可能性があります。ただし、1回の目撃だけで被害規模や費用までは判断できません。

    金額は建物の広さや構造、侵入口の数、保証内容で変わるので、目安として見てください。

    見積もりを受け取ったら、金額だけで判断せず、次の点が書かれているかを確かめてください。

    ネズミ駆除の見積書で確かめる4つのこと

    追加料金がかかる条件も、見積書や公式サイトで確かめておくと安心です。見積もりを取ったからといって、その場で契約する必要はありません。

    賃貸の場合は、まず管理会社へ

    アパートやマンションの場合は、自分で業者を呼ぶ前に、管理会社や大家さんに連絡してください。費用負担は、侵入の原因や賃貸借契約の内容によって変わります。建物側に原因がある場合は貸主側の対応になることもあるため、まず管理会社や大家さんに確認しましょう。共用部分に侵入口がある場合は、住人が勝手に工事をすることもできません。

    「業者さんに頼むなら、どこがいいの?」

    そう迷った方のために、ネットから無料見積もりを頼める7社を同じ基準で採点して、おすすめの5社をまとめました。お住まいの地域と動物から、頼む先が決まる早見表もあります。

    よくある質問

    家でネズミを1匹見かけました。ほかにもいますか?

    1匹だけとは限りません。建物内に巣がある場合や、同じ侵入口から複数が出入りしている場合もあるため、1匹見つけた時点でフンやかじり跡、物音などほかの痕跡も確認しましょう。

    ネズミが出たら、今夜寝るときはどうすればいいですか?

    食べ物や生ゴミ、ペットフードを片付け、寝室に食べ物を置かないようにしましょう。ネズミを見かけても、素手で触ったり追い詰めたりしないでください。

    ネズミ駆除の見積もりは無料ですか?

    無料で調査・見積もりをしている業者もありますが、条件によっては有料になることもあります。依頼する前に確認しましょう。

    まとめ

    家にネズミが出たら、まずは①食べ物をしまう、②フンを確認する、③種類を推測する、④粘着シートを置く、⑤侵入口の目星をつける、の5つを順番にやってみてください。

    そして、ネズミが中に残っている状態で穴を無計画に塞がないこと。毒エサや超音波グッズに頼りすぎないこと。この2つを守ることで、被害の悪化を防ぎやすくなります。

    ただ、自分でできるのは、エサを断ち、痕跡を確かめ、侵入口の目星をつけるところまでです。天井裏や壁の中にある侵入口の数までは、なかなか自分では確認しきれません。音やフン、かじり跡が続くなら、被害範囲が広がる前に一度現地を見てもらい、侵入口の数と施工範囲を確認してもらいましょう。ネズミ駆除の費用について詳しくは、「ネズミ駆除の費用相場は?作業内容別の料金の目安と見積もりの見方」で解説しています。

    ネズミの死骸を見つけたときの片付け方は「ネズミの死骸を見つけたら?正しい捨て方・消毒方法と業者に頼む費用」に、寒くなってからネズミが入ってくる理由は「ネズミは冬眠しない!冬に家へ入ってくる理由・対策と駆除費用の目安」にまとめています。

    ネズミが出た夜は、本当に心細いものです。ひとりで抱え込まずに、困ったときにこの記事を思い出してもらえたらうれしいです。

    業者さん選びで迷ったら、こちらも読んでみてください。

    害獣駆除業者の選び方とおすすめ5選|信頼度で比べた無料見積もり先

     
     
    ネットで害獣駆除を調べても、出てくるのは業者のまとめ記事ばかり。素人と業者の知識の差は大きく、高額請求の相談も後を絶ちません。だから、見積もりの基準と実例の費用を客観的に発信しています。記事は地方で害獣駆除業を営む代表が監修。

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