
新規就航したスプリング・ジャパンの函館線初便で春の函館へ行ってきた
JAL系列のLCCであるスプリング・ジャパンが成田-函館に新規就航し、五稜郭の桜もちょうど満開とのことで、その初便に乗って函館へと行ってきた。
IJ857 NRT✈HKD
ということで、今回の旅の始まりは羽田ではなく成田である。国内LCCの利用は一昨年にスプリング・ジャパンで北海道へ行って以来なので、久々の成田空港第3ターミナルだった。成田では見慣れない「函館」の文字の書かれたチェックインカウンターに寄った後、搭乗口へと向かった。
就航初便ということで搭乗口ではセレモニーがあった。スプリング・ジャパンと成田空港の役員の方からのご挨拶があり、その後記念品を貰ってゲートを通過し、函館行きの初便に搭乗した。






成田を離陸後は、何故か旋回し機窓から成田空港を見ながら一回転して北へ進んでいった。関東地方は曇っていたため景色は見られなかったが、やがて北東北に入るとすっかり晴れて、機窓からは男鹿半島や岩木山が綺麗に見えた。そして津軽半島を通り過ぎ、函館山を見ながら函館に着陸した。着陸時に五稜郭が見えた先週と異なり、この日は東側からの着陸だったので、桜が満開の五稜郭を機窓から見られなかったのが残念だった。














五稜郭
函館に到着したら最初に五稜郭へ行った。先週行ったときにはまだ咲いていなかった桜も、この1週間で満開になっていた。先週は上らなかった五稜郭タワーに上り、桜に染まる五稜郭を見下ろした。




タワーを下りてからは五稜郭公園内を散策した。上から見ると割と桜の無い部分も目立つなと感じたが、地上から見ればどこを歩いても桜があって良かった。





江戸時代末期に箱館の開港を機に築造された城郭である五稜郭の中央には江戸幕府の役所である箱館奉行所がある。明治に入ってから解体されたが、公園の中央には復元されたものが佇んでいた。その近くには唯一現存する築造時の建物である兵糧庫と、復元され土産屋になっている板庫と土蔵が並んでいる。



函館
五稜郭を出て函館の中心部へ行き、赤レンガ倉庫近くのヤマザキ洋服店で函館塩ラーメンを食べた。90年ほど前に建てられた洋服店の建物を利用してラーメン店を営んでいるそう。北海道の食材にこだわって作られたラーメンは美味しかった。
この近くには、かつて市電の分岐器の切り替えに使われていた操車塔や、日本最古だというコンクリート電柱がある。そして少し歩いたところに有名な金森赤レンガ倉庫があるが、こちらは歴史的な場所というよりは観光用の商業施設といった感じだった。









赤レンガ倉庫を離れて函館山の麓にある元町地区へ行った。この辺りには箱館の開港時からの歴史的な建物が集まる。教会など西洋風の建築が並び、異国感のある場所だった。

和洋が混ざった雰囲気が良い

パステルブルーの塗装がかわいらしい







1135年に観音堂を建てたのが始まりとされ、北海道最古の神社ともいわれている。




日本初のロシア正教会聖堂だそう



この辺りは教会が集う
元町の教会群を過ぎると函館山ロープウェイの乗り場がある。その横の元町配水場は、横浜に次ぐ国内2番目の上水道として創設され、現在も市民へ生活水を供給しているそう。



函館山
元町地区を散策しロープウェイ乗り場に辿り着いたが、バスの1日券を買っていたのでロープウェイではなくバスで函館山に登った。夕景と夜景の両方を愉しもうと思い日没前に登ったが、日没30分前の時点で既に夜景待ちで激混みしていたので、まわりに倣って夕景から夜景に移り変わるまで同じ場所で待機した。夕日に照らされた街並みから夜景に染まる街並みまで1時間のうちに様々な色合いを纏う函館の景色を堪能でき、大混雑している事を除けば素晴らしかった。






宿の近くには函館で有名なやきとり弁当の店であるハセガワストアが入ったセイコーマートがあったので、そこでやきそば弁当とやきとり弁当の北海道弁当セットを買い込み夕飯とした。





翌朝は函館朝市へ行った。朝市の建物の中には海鮮をメインに様々な店が立ち並び、朝から活気があった。店の人は商売魂いっぱいで、ゆったりウインドウショッピングを愉しもうとしていたら声をかけられまくったのでそそくさと退散した。


函館は何度も来ているのに毎回経由地として通るだけでしっかり観光した事が無かったので、スプリング・ジャパンの新路線開設をきっかけに、桜に染まる五稜郭をはじめ函館の観光地を満喫できて良かった。