
ザイオン国立公園で美しい自然の中を散策する グランドサークル旅行記#6
前回に続き,グランドサークルの旅行記をお届けする。今回のグランドサークル旅行で最後に訪れたのは,巨大な岩々に囲まれた自然が美しいザイオン国立公園である。
Zion National Park
Zion-Mt. Carmel
ザイオン国立公園の中心部は南側から入った先にある Zion Canyon であるが,今回は東側からアプローチした。東側から国立公園内に入ると美しい岩肌に囲まれた中に道路が続き,最後に長いトンネルを通ってカーブの続く山道を過ぎると Zion Canyon に到達する。


名前の通りチェッカーボードのようなマス目模様のある岩壁が見られる


Zion Canyon に出るトンネルの手前には Canyon Overlook という展望所に続く往復1マイルのトレイルがある。展望所からは,トンネルの先に広がる,トンネルの手前までの狭い渓谷とは違った,壮大な渓谷の景色が広がっているのが見られた。


Zion Canyon
ザイオン国立公園の中心部である Zion Canyon を南北に貫く Zion Canyon Scenic Drive という道路は,3月から11月までの間はマイカー規制となっており,シャトルバスでないとアクセスできない。
国立公園の中心部に着いたら,車をビジターセンターの駐車場に停め,終点である Temple of Sinawava までシャトルバスに乗車した。


道路の終点である Temple of Sinawava からは Riverside Walk というトレイルが続いている。名前の通り Virgin River の川沿いを歩くトレイルであり,巨大な岩々の間に川が流れる,まさに渓谷らしい景色の中を散策できる。
Riverside Walk の終点からは The Narrows というトレイルが続く。The Narrows はザイオン国立公園の一番の見どころであり,岩に囲まれた狭い川の中を歩く往復10マイルのトレイルである。さすがに私は川の中を歩く用意はしていなかったので Riverside Walk の終点で引き返したが,やはり人気なようで意外と多くの人が川の中へ入っていた。The Narrows から戻ってきた人を見ると腰の位置まで濡れていたので,もはやトレイルというより水泳レベルである。


多くの人が川の中を歩きその先へと進んでいた
Riverside Walk から戻ってきたらシャトルバスに乗り,途中の展望スポットに立ち寄りながら Emerald Pool という池を見に向かった。Emerald Pool にアクセスする最も近い橋は壊れているため,The Grotto という場所から往復2マイルのトレイルを歩く必要がある。川を見下ろしながら山の中腹を進み,途中から渓谷の奥へと入っていくと,その先に小さな滝が現れる。その滝の下にできている小さな池が Emerald Pool であり,確かに名前の通り少しエメラルド色を帯びている。

名前の通り川が大きく曲がっている場所である
奥に見える大きな一枚岩は Great White Throne





若干ではあるが,確かに名前の通り少し緑色がかっている。
Lower Emerald Pool からさらに往復1マイル歩いた先にある Upper Emerald Pool はよりエメラルド色に輝いているそう。しかし,この日は少し疲れを感じていたため,無理せず Lower だけ訪れて引き返し,シャトルバスで途中の展望所に立ち寄りつつビジターセンターへと戻った。

3つの立派な岩峰が見られる
左から Abraham Peak, Isaac Peak, Jacob Peak.

ここからの写真がよく使われるそう
Kolob Canyons
ザイオン国立公園の中心は Zion Canyon であるが,北西には Kolob Canyons と呼ばれる地区があり,道路沿いの展望所から雄大な渓谷の景色を愉しむことができる。Zion Canyon から一旦国立公園を出て回り込んだ場所にあるせいか,Zion Canyon と比べるととても空いている。




Fly back
ザイオン国立公園から今回のグランドサークル旅行の出発地であるラスベガスへと戻ったら,翌朝の飛行機でシアトルへと帰った。

ということで,アメリカ留学中の春休みに行った,グランドキャニオン等の国立公園が集まるエリアであるグランドサークルを旅した1週間であったが,日本では見られないような雄大な景色をたくさん見ることができ非常に良い思い出となった。グランドサークルは複数の国立公園が集まるエリアであるが,どの国立公園も特徴的でそれぞれ異なる景色があり,地球の凄さとアメリカ大陸の壮大さを感じる旅であった。