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ブライスキャニオン国立公園で壮大な尖塔群に圧倒される グランドサークル旅行記#5

     前回に引き続き,グランドサークルの旅行記をお届けする。6日目となったこの日は,地層によって彩られた景観を見るべくキャピトルリーフ国立公園とブライスキャニオン国立公園を訪れた。

    Capitol Reef National Park

     この日最初に訪れたのはキャピトルリーフ国立公園である。この国立公園は南北に細長いが,道路は東西に横切っているため,フロントカントリーでアクセスできる場所は少ない。また,この国立公園の一番の見どころの Cathedral Valley という場所は4WDでしかアクセスできない未舗装路の先にある。今回は公園の東から道路沿いの見どころに立ち寄りながら西へと抜けた。

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    まずはキャピトルリーフ国立公園へ
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    Navajo Dome Viewpoint
    玉ねぎ型の岩が Capitol Dome である
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    道路沿いには川が流れておりのどかな渓谷らしい景色である
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    公園の中央部付近にはわかりにくいがペトログリフがあった

     国立公園の中央部にはビジターセンターがあり,そこから南には Scenic Drive という道が続く。どんな景色が見られるのだろうと試しに Scenic Drive へ行ってみたが,岩に囲まれたメインの道路と異なり開けた景色が広がっており,あまり面白みはなかった。
     Scenic Drive から戻ったら西へと進んだ。公園の西側は地層が美しかった。2億4千万年前にできた焦茶色の Moenkopi Formation, 2億2千万年前にできた灰色の Chinle Formation, 2億年前にできた赤茶色の Wingate Sandstone の3層で構成された地層はカラフルで美しい。

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    ビジターセンターにも立ち寄った
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    Scenic Drive
    言うほどシーニックでは無かったが地層が美しい
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    The Castle
    カラフルな地層の上に奇岩が佇む

     最後にビジターセンターでオススメされた Sunset Point に立ち寄ったが,正直その反対側にある Goosenecks Overlook のほうが好みであった。今回は朝の訪問となったが,名前からしておそらく夕暮れ時が美しいのだろう。

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    Goosenecks Overlook
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    Sunset Point
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    Panorama Point
    空気が澄んでいると奥の山が綺麗に見えるそう
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    Twin Rocks
    名前の通り対になっている奇岩が聳える不思議な光景が見られる

    Bryce Canyon National Park

     キャピトルリーフ国立公園から東へ進み,次に訪問したのはブライスキャニオン国立公園である。

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    昼過ぎにはブライスキャニオン国立公園へ
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    まずはビジターセンターに立ち寄る

    Rainbow Point

     ブライスキャニオンの見どころである展望スポットはビジターセンター周辺と国立公園の南側にそれぞれまとまっている。まずはビジターセンター周辺からまわろうと考えていたが,情報収集のためにビジターセンターに寄った際にこの時間は駐車場が混んでいるため南側の展望所へ行くことをおすすめされた。南端の展望所である Rainbow Point へは往復2時間程度で行けると言われたが,実際には片道30分で到着した。そこからゆっくり展望所に立ち寄りながら戻ると確かに往復2時間となった。
     国立公園の南端に向かって車を走らせているうちに,白い雪と緑の木に囲まれた景色の中に,橙色の岩肌が見えてくるのである。そして展望所に辿り着くと,橙・緑・白の3色で彩られた,ここでしか見られない期待以上に美しい景色に心を奪われる。

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    Rainbow Point
    国立公園の南端から北側にかけて続く橙色の岩の絶壁が見渡せる
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    Yovimpa Point
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    Black Birch Canyon
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    Ponderosa Point
    橙色の尖った岩が並ぶ崖の先に高原が広がる景色が美しい
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    Agua Canyon
    不思議な形の岩が見られた
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    Pink Cliffs
    名前の通りピンク色の崖がある
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    Natural Bridge
    自然のアーチがここでも見られるとは驚きである

     国立公園の道路の南端から展望所に寄りながら北へと進んでいるが,景色を構成する要素は同じでも展望所ごとに異なる景色が見られるのが面白い。

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    Farview Point
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    Piracy Point
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    Swamp Canyon

    Bryce Amphitheater

     Rainbow Point からビジターセンター近くまで戻ってきたら,今度はビジターセンター周辺の展望所をまわっていく。この時間にもなると夕方も近づいているおかげかそこまで混雑していない中でまわることができた。
     ここからの景色は国立公園の南側で見たものとは大きく異なり,橙色系の色で彩られた尖塔型の岩々が辺り一面に広がる大パノラマで圧巻であった。この景色は今回のグランドサークル旅行で見た中でグランドキャニオンをも超えて一番かもしれない。

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    Bryce Point
    尖塔群が広がる景色が圧巻である
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    Paria View
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    Lower Inspiration Point
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    Upper Inspiration Point
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    Sunrise Point

     Sunset point という展望所からは,Navajo Loop Trail というトレイルが続いている。展望所からは岩々が織りなす壮観な景色を俯瞰して眺めることができるが,トレイルを歩くことでその岩の間や谷底からの風景を愉しめる。

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    Sunset Point
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    Sunset Point からトレイルを下った先にある Thor's Hammer
    岩の上にハンマーが置かれているかのような不思議な形で他の岩より存在感がある
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    これ以上下りると帰りが大変そうなのでここで折り返したが,さらに深くまで下りられる。
    展望所から見た尖塔の麓の世界を見られた

    Mossy Cave

     ブライスキャニオンの見どころである展望所巡りを終える頃には日没も近づいていたが,最後に国立公園の北側にある Mossy Cave へと向かった。

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    国立公園の北側にある展望所である Fairyland Canyon

     Mossy Cave はブライスキャニオンの展望所が集中しているエリアとは離れた国立公園の北側にある。国立公園のゲートを抜けて北東へ進むと道路沿いに駐車場があり,そこからトレイルを歩いて Mossy Cave へ向かう。Mossy Cave は名前の通りしみ出した地下水によって苔むした洞窟であるが,冬場はその水が凍り洞窟の中に美しい氷柱を作るそう。3月も終わりが近づき暖かくなっている中で氷柱が残っているか疑問であったが,なんとかまだ少し残っているのを見ることができた。

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    ここではブライスキャニオンの岩々を下から見られる
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    Mossy Cave
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    凍った滝がまだ残っているのを見られた
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    Mossy Cave の反対側にある Tropic Ditch Falls
    水量は少なく迫力は無い
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    上流側を見ると雪解け水が小川を流れているのがわかる
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    丘からはまだ雪の残っている小川を俯瞰できる
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    帰り際に通った Red Canyon Tunnels
    岩が道路に掛かっている部分に短いトンネルを彫っているのが面白い

     標高2800m近くある山の上に広がる,橙色の尖塔型の岩々によって作り出された景色は,壮大なだけでなく非常に美しいものであった。正直,グランドキャニオンよりもブライスキャニオンのほうが好みである。
     グランドサークル旅行最終日となる翌日はザイオン国立公園へと行ったが,その様子はまた次回。

     
     
    主に旅行記を投稿。いろいろなところへ旅行をしています。「日本最長片道きっぷの旅」実施中。総合旅行業務取扱管理者。

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