
初めてのグランドキャニオンで壮大な渓谷美に感動する グランドサークル旅行記#1
アメリカ留学に来てから3ヶ月が経ち,ついに冬学期が終わり春休みとなった。
この春休みにはフロリダに行きたいと思っていたが,目的のフェリーが満席であったので,グランドサークルと呼ばれるグランドキャニオン等の国立公園が多く集まるエリアを旅することとした。
そして,この旅の最初の目的地は,アメリカの観光地の中でも特に有名な巨大な渓谷,グランドキャニオンである。
Fly to Las Vegas
まずは飛行機でシアトルからラスベガスへと向かう。今回は留学に来てから初めてのデルタ航空を利用した。




機窓からの景色が緑→白→茶と変化に富んでおりアメリカの広さを実感した
Williams
ラスベガスに到着したらレンタカーでグランドキャニオンの入口の街である Williams へ向かった。
飛行機は定刻よりも30分早く到着したが,レンタカーターミナル行きのバスが1時間弱待ちで結局予定通りの時間にラスベガスを発つことになった。
ラスベガスから30分ほど走ると,ネバダとアリゾナの州境にフーバーダムというダムが現れる。このダムはアメリカ最大のダムであり,多くの観光客が訪れる場所であるが,駐車場代と入場料がそれぞれかかるらしい。人工物を見るのにお金を払う気は起きなかったので,ダムへ向かう道を途中で逸れて,ダムによって出来た湖を望める無料の展望台へと向かった。

さすがアメリカ最大のダムによってできたダム湖とあり,黒部湖とは比べものにならないほどのスケールの大きさであった。
そこからさらに3時間ほど車を走らせ,グランドキャニオンの入口,Williams に到着する。この日は Williams で一泊し,翌日に朝イチでグランドキャニオンへと向かう。


Grand Canyon National Park
Williams からは1時間ほどでグランドキャニオンに到着する。朝イチとあってか入場ゲートは並ぶことなく通ることができた。

West Rim
グランドキャニオンは渓谷の南側の South Rim と北側の North Rim があるが,North Rim は5月まで閉鎖されているため,今回訪れるのは South Rim のみである。
South Rim には宿などが集まる Grand Canyon Village を中心に東西に道路があり,まずは西側の West Rim からまわってゆく。
West Rim に続く道路である Hermit Road は3月から11月までは一般車立ち入り禁止であり,シャトルバスでしかアクセスできない。そのため,バス停近くの駐車場に車を止めてからシャトルバスでまわる。朝イチでも宿泊客が多く駐車場は埋まっているが,運良く良い場所に車を止められた。
シャトルバスは終点までの間に8個の展望スポットに停まる。最初の停車は Trailview Overlook であるが,東向きで逆光であったのでそこは最後に立ち寄ることとし,その次の展望台から寄っていく。




壮大な渓谷の景色も展望所ごとに少しずつ変わっていく。そして Hopi Point まで来ると谷底を流れる Colorado River の川面が見えてくる。
バスの運転手によるとこの次の Mohave Point が Hermit Road 沿いで一番良い眺めだそう。しかし,個人的には Hopi Point のほうが好みであった。







バスの運転手のよると,終点のひとつ手前の Pima Point では,Colorado River の川の音が聞こえるそう。確かに,バスが過ぎ去った後に耳をすませてみるとかすかに川の音が聞こえた。
Hermits Rest に到着すると道路も終点となる。その先にはトレイルが続いているが,今回はトレイルまでは歩かずにバスで折り返した。

名前の通りトレイルの道が続いているのが見える

South Rim
South Rim の中心部である Grand Canyon Village 周辺にはビジターセンター等があるほか,展望所も複数整備されている。
Grand Canyon Village に戻ったら,ビジターセンターに立ち寄りながら展望所をまわっていく。




Grand Canyon Village の東にはグランドキャニオン最大のビジターセンターである Grand Canyon Visitor Center がある。その裏には数ある展望所の中でも特に景色が良いと言われる Mather Point という展望所もあり,多くの人で賑わっていたが,正直ほかと比べると普通であるように感じた。
また,ここからはシャトルバスも出ており,周辺の展望所へ行くこともできる。

駐車場が無いため実質シャトルバスでしか行けない



East Rim
中心部を離れ今度は東側へ進む。西側と異なり東側は一般車も通れるため,East Rim の展望スポットに立ち寄りながらグランドキャニオンの東端へと向かった。

最も標高が高い展望所だそう



渓谷の幅が最も狭い場所だそう
朝からずっとグランドキャニオンを見ているが,場所が変わるごとに違った顔を見せてくれるのが面白い。
グランドキャニオンも東端に近づき,Lipan Point を過ぎると Colorado River がより近くに見え,「グランドキャニオンらしい景色」から「渓谷らしい景色」に変わっているように感じる。





人生で初めてのグランドキャニオン訪問となったが,その名前の通りまさに「大渓谷」であり,その壮大さには見ている景色は本物の渓谷なのかと驚きさえも覚えた。
翌日はアンテロープキャニオンへと向かったが,その様子はまた次回。