
Fujifilm X-Tシリーズの圧倒的に不便なのに満ち足りた撮影体験
思えば私のFujifilmライフは、
最初はX-T200、

そしてすぐにX-T3を購入して、

その後もX-H2やX-M5などを導入して、
かれこれ6年Fujifilmユーザーを続けていますがその間常にX-Tシリーズが手元にありました。
今回はそのX-Tシリーズへの偏愛を語りたいと思います。
①圧倒的に不便なダイヤル操作
②自分で設定を選ぶという操作感
③物理ダイヤルを通して得られた能動的な撮影体験
①圧倒的に不便なダイヤル操作
Fujifilm X-Tシリーズの1番の特徴といえば露出関連を操作する物理ダイヤルだと思います。

他のカメラメーカーやFujifilmでもX-H2などのカメラは、物理ダイヤルにはより多くのカスタム項目をあり当てるなど素早く簡単にシーンに応じて設定を切り替える現代的なインターフェースになっていると思います。


それに比べてX-TシリーズはISO、絞り、シャッタースピードなど露出に関する操作を全て物理ダイヤルで完結出来るようになっています。
現代のミラーレスカメラの露出制御なら、基本オートで撮って事故はそこまで起きないと思いますが、
いまだにこのようなマニュアルで操作するアナログなインターフェイスを採用しているのがX-Tシリーズになります。

これが便利かと言われると、、、多分不便なことが多いのかもしれませんね。
私は最初からX-Tユーザーでこのインターフェイスで育ったも同然なので不便を感じたことはなかったのですが、
X-H2やX-M5を導入して、カスタム項目にレンズごとの設定を入れたら楽なこと楽なこと。

星景写真は昼間の写真とはかなり設定が変わるので、いちいち設定し直さなくてよくて便利ですね。
他社ユーザーさんがX-Tシリーズを触ってめっちゃ使いずらいって言ってるのがなんとなく理解できるようになってしまいました。
でもね、不便って悪いことだけじゃないと思うんです。
②自分で設定を選ぶという操作感
この物理ダイヤルで露出を自分で決めて撮るという感覚。

本当に不便ではあるんですが、これが「写真撮ってる!」っていう感覚を持たせてくれるんですよね。
全然関係ないけど私は車の運転が好きです。
よく家族で山にドライブに行きます。


山道は狭いしクネクネだし先は見えないしで運転は疲れるんですけど運転が難しいゾーンは絶対私が運転します。
疲れはするんだけど運転自体は楽しいし、自分で運転した方が安心する面もあります。
なんかね、自分の中では車の運転とX-Tシリーズの物理ダイヤルの操作ってちょっと通ずる面があるんです。

「車を自分でコントロールしてるぜ!」っていう感覚と、
「カメラを自分で操作して撮ってるぜ!」
っていう感覚が自分の中では共通してるんだと思うんです(果てしない自己満ですが)
③物理ダイヤルを通して得られた能動的な撮影体験
そう、不便だから楽しい。

自動車でもマニュアル車が好きって人いますよね。
自分で設定を選んで撮るという行為はなんとなくカメラに撮らされているというのではなく「自分が撮っている」という主体性を感じさせるんだと思うんです。

その場の光を読んで、被写体と写真をどう表現したいかによって絞りやシャッタースピードを自分で決めて撮る。
この撮影体験を大事にしているのがX-Tシリーズなんだと個人的には考えています。

カメラ買いたての頃は全然設定のことは何も分かってなかったけど、とにかく夢中でシャッターを切っていました。
業務でとる場合はやはり効率が良くないといけないので、撮影体験とか言ってられないと思うのですが、趣味で撮る場合は楽しんでシャッターを切りたい。

だからなのか、プロの写真家やフォトグラファーの方にも業務ではSONYをつかているけど、プラベート用にFujifilmを使っているという方をたまに見かけます。
X-Tシリーズはややゆっくり目のテンポで構図や露出を決めて撮影する風景に向いているかもね。

慣れると電源を入れなくても露出が全てアナログ操作で確認できたり操作できたりと便利と感じてきます。
前回の記事にも書いたけど、
撮りたいシーンによって感度は大体決まっているから、あらかじめ感度だけ決めておいてあとは表現に合わせて絞りとシャッタースピードを決めるだけだから慣れてくるとこのほうが意図に合わせた写真も撮りやすくなります。
まあ風景や星景、たまに夜のスナップ写真とそんなに素早い動きものを撮らないからという前提ではありますが。

物理ダイヤルでマニュアルで露出を決めて、マニュアルレンズでピントもマニュアルで撮影していると「写真撮ってる」っていう満足感を感じやすいのでおすすめです。
ということで今日は私のメインのFujifilm X-Tシリーズへの偏愛を語る回でした。
普段はXとInstagramで定期的に作品を投稿していますので気になる方はチェックしてみてくださいね。