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新卒経理が『クローズZERO』を感じながら残業した夜

    あなたが白ベルトを巻いて出社するぐらい
    会社員を誇れる話をしよう。

     新卒1年目からどれだけ残業させても
    俺はこの創作を続けてやるよ。

    あっ、ようこそ☺️
    現実解凍キャンパスへ。
    文筆遊民のわく輔です。

    今回の講義は、「会社員クローズ」。



    組織の頂点を狙わないとしても

    会社員のお前は鈴蘭だな


    サラリーマンよ、なぜそんなに働くんだ?
    賃金よりも税金が増えるなかで。


    満員電車の中に突っ込んで往復通勤。
    特に冬は、鈴蘭のごとく黒ずくめのスーツと革靴を身にまとって。


    平日は労働で1日が終わる。
    さらに、当たり前のように残業をしていないか?
    おそらく、伸びるであろう定年まで「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」。


    考えれば考えるほどおかしくて狂っている。その先に光はあるのだろうか。




    『クローズ』:
    偏差値最低・喧嘩最強の不良が集まる「鈴蘭高校」を舞台にした、男たちの熱い群像劇が描かれている。

    ​鈴蘭高校:
    通称「カラスの学校」。県内最強の不良たちが集まるが、個性が強すぎて誰もまとめ上げられない。



    ​潰れる前に化けろ


    「失敗したら」というプレッシャー。
    イケる気がせず絶望。
    潰れそう……


    いや
    潰れる前に役者としてどんな状態でも
    化けてその場に立ち続けるんだ。
    「失敗したらどうしよう」と震えるときでも、次のシナリオのために演じきる。

    成功条件として静かな狂気が必要なんだ。

    「化ける」のは、自分を削って会社に合わせることではない。あくまで「まだ降りない」と決めて、今日を演じきるだけの話だ。

    仕事ショーに命をかけるな。
    化けようとしても辛いままなら逃げようぜ。別の舞台があるさ。




    感覚に基づいた持論

    慣れではなく麻痺


    よく「慣れ」で物事を片付ける場合が多いが、あまりにも解像度が低い。

    ​「楽しむ」や「自然体」の境地は以下のサイクルを越えた先にある。

    ​絶望 → 再挑戦 → 麻痺・狂気 → 諦め → 自然体

    感覚が麻痺するほど泥臭くやり抜いたとき
    最終的によい結果が待っている。
    俺はこれを「成長」とは呼ばない。 
    生き残った結果なんだ。

    是非、8.77割で生き残ってもらいたい。



    残業したあの日、俺は少し痺れた

    HERO LIVES IN 経理


    1月初旬、1年目の俺は残業をしていた。
    18時を過ぎて清掃員がやって来た。

    19時を過ぎて人が減っていき、省エネモードが起動。オフィスは、暗雲が立ち込めたかのような重たい静寂に支配される。
    周りを見渡すと残っているのは、ほとんどが我ら経理部員。


    19時半を過ぎて、俺は開き直ってゾーンに突入する。
    まず、脳内であの曲が流れ出す。


    さらに、劇場版『クローズZERO』のクライマックス序盤が描かれていく。
    大雨が降る校舎で滝谷率いるGPS(GENJI PERFECT SEIHA)と芹沢軍団が、鈴蘭の頂点をかけて殴り合うシーンだ。

    「ブン、おらー、ヴン、お〜らー」

    抑えられないこの衝動
    体中から溢れ出す
    ……
    ひとりですべて背負って
    止まることを知らずに
    (トゥールルルー  ルルルールー)
    何を求めてあの空へ飛び立っていくんだろう
    Hero lives in you  心の中に
    ほんとに向かうべき場所は そこにあるの
    未来をかけてくほどの光になって
    ……

    ♫『HERO LIVES IN YOU』

    へとへとになりながらも髪をかき上げ、鋭い視線を向ける滝谷。
    殴り倒した後、笑顔で立ち上がる芹沢。

    曲が終わるタイミングでこの2人だけが
    残る。※その後、一対一の最終決戦になる。

    一方

    「夜まで残る会社員は、"漠然とした未来"をかけて殴り続けている」
        殴る相手        →無限に現れる業務 
    大雨・泥だらけ→暗い社会

    残業で殴り終えたときの電車は、朝の混雑が嘘みたいに空いていた。

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    講義の〆


    会社員クローズは、あなたの近くで
    今日も業務の前に立っている。

    あっ、それから
    残業終わり、黒コート姿でバナナ片手に
    帰宅するお前が一番かっこいいぞ。

    また、キャンパスでお会いしましょう☺️


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