
<2025梅スケッチ>世田谷・羽根木公園「梅まつり」スケッチ
3月2日、快晴の日曜日、小田急線の梅ヶ丘にある用事で出かけました。丁度15年前、関西に単身で居住する前にわずかな期間、内輪の人たち向けの「線スケッチ教室」を開いた懐かしい場所ですが、しばらく来ていませんでした。
天気が良いので、豪徳寺駅から緑道を歩いて行くことにしました。すると、すでに春を告げる花が咲きだしていました(図1,2)。


緑道を進むと、遠くに人波が見えます。私は用事の前に、羽根木公園の丘の麓にある「世田谷区立梅ヶ丘図書館」に寄るつもりでした。
そこで、気が付いたのです。「あっ、梅見の人々だ」と。それは梅ヶ丘駅から羽根木公園に向かう人々だったのです。
長い間来ていなかったので、「羽根木公園」が梅の花の名所であることを忘れていました。
左手に満開の梅の花を見ながら図書館に向かうと、何やら様子が違います。なんと白い塀に囲まれて改装中だったのです。
あきらめて、公園入口にもどり梅の花をみることにしました。

緑道を歩いて疲れたので入口の広場でコンビニで買ったおむすびでランチをとることにしました。
家族ずれの人々も広場で楽しそうに談笑しています。そこで、その姿をスケッチしました。

羽根木公園は小高い丘になっており、その丘全面に梅が植えられているので、下から見上げると、青い空に白やピンクの梅の花がまぶしく浮かび上がります。

丘の中腹に広がる梅林と眼下に広がる住宅街の家並みを見ながら丘の上に昇ると、「梅まつり」らしく、臨時の屋台が設けられ、人々が群がっています。
羽根木公園の梅は白加賀や枝垂れ梅が中心で、品種的には面白みはなかったのですが、新しく整地して品種を増やす努力をしているようです(図5の下段)。

以前、何度も来た時に私の興味を惹いたのは、俳人の中村汀女の俳句
外(と)にも出よ触るるばかりに春の月
が刻まれた石碑と、そこから見下ろすと、梅林に見え隠れする和風建築です。


梅の花越しに見えるこの日本家屋を以前スケッチしたことがあります。その日本家屋に近づいてみることにしました。
すると、丁度庭の広場で簡易の茶席が設けられているところに出くわしました。物珍しそうに、海外の若い人達が覗いています。

和服姿の女性が多く見えたので、スケッチしてみました。

このあと本来の目的の場所に向かいました。
その場所とは、「世田谷区立総合保健医療総合福祉センター」、愛称「うめとぴあ」です。
近づくと新しい建物の遊歩道に見事な河津桜が咲いています。

この建物は、「うめとぴあ」の東隣に建っています。
実は文学の好きな人ならばご存じかもしれません、この建物は、歌人斎藤茂吉が院長をしていたかつての「青山脳病院」、後の「都立松沢病院分院」の跡地に建ったものです。
奥に石碑が立っています。
(おしまい)
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