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【天皇賞・秋2026】「王道ローテ」が消えた? 毎日王冠組は直近10年連対ゼロ──過去20年から見えた大きな変化

    さて皆さん、菊花賞の余韻が残っていますが切り替えて11月1日に開催される天皇賞(秋)について面白いデータがありましたので是非見て頂ければと思います!!
    ではいきます!

    過去20年では6勝。

    天皇賞・秋へ向かう「王道ローテ」と聞いて、

    毎日王冠を思い浮かべる方も多いと思います。

    実際、

    2006年〜2025年の20年間で、

    毎日王冠組は最多の6勝。

    これだけを見ると、

    今年も毎日王冠上位馬は当然有力。

    そう考えたくなります。

    ところが――

    20年を前半と後半に分けてみると、

    かなり景色が変わりました。

    2006〜2015年

    毎日王冠組
    6勝。

    そして、

    2016〜2025年

    32頭が出走して、

    0勝。

    さらに、

    2着も0頭。

    最高着順は3着です。

    つまり、

    過去20年では最多勝の「王道ローテ」。
    でも、その6勝はすべて前半10年に集中している。

    これ、

    かなり面白いと思いませんか?

    こんにちは。

    shoma×馬券師🏇勝ち馬ロジックです。

    ▼ 私のプロフィール記事はこちら ▼

    ▼ Xでも競馬予想・データ分析を発信しています ▼

    2026年11月1日(日)に行われる、

    天皇賞・秋 GⅠ。

    舞台は東京芝2000m。

    今回は、

    2006〜2025年の過去20年間を対象に、

    「どのレースを使って天皇賞・秋へ来た馬が好走しているのか」

    を調べました。

    そして単純な20年合計だけではなく、

    前半10年と後半10年を分けて比較。

    さらに、

    前走着順。

    前走人気。

    レース間隔。

    回収率。

    そこまで見たうえで、

    2026年の登録・特集掲載馬を当てはめていきます。

    今回の調査、

    思っていた以上に、

    天皇賞・秋のローテーションそのものが変わっている

    ことが見えてきました。


    まず過去20年の主要ローテを全部並べてみる

    2006〜2025年。

    今回注目した主要5ローテは、

    宝塚記念

    毎日王冠

    札幌記念

    オールカマー

    京都大賞典

    です。

    過去20年間の成績はこうなりました。


    宝塚記念組

    42頭出走。

    5勝・2着5回・3着4回

    勝率11.9%。

    複勝率33.3%。


    毎日王冠組

    94頭出走。

    6勝・2着4回・3着7回

    勝率6.4%。

    複勝率18.1%。


    札幌記念組

    32頭出走。

    2勝・2着2回・3着3回

    勝率6.3%。

    複勝率21.9%。


    オールカマー組

    44頭出走。

    1勝・2着1回・3着0回

    勝率2.3%。

    複勝率4.5%。


    京都大賞典組

    26頭出走。

    1勝・2着0回・3着0回

    勝率3.8%。

    複勝率3.8%。


    この数字だけを見ると、

    勝利数では毎日王冠がトップ。

    安定感では宝塚記念。

    そんな見え方になります。

    でも、

    ここで終わらせると、

    2026年の予想では少し危ないと思っています。

    なぜなら、

    20年前の天皇賞・秋と、今の天皇賞・秋では、ローテーションの使われ方そのものが変わっている

    からです。

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    20年を「前半10年」と「後半10年」に分ける

    ここからが今回の本題です。

    まず宝塚記念。

    2006〜2015年

    2-3-1-13

    複勝率31.6%。

    2016〜2025年

    3-2-3-15

    複勝率34.8%。

    ほとんど変わっていません。

    約20年間、

    3頭に1頭程度が馬券圏内。

    これはかなり安定しています。



    では、

    毎日王冠。

    2006〜2015年

    6-4-3-49

    複勝率21.0%。

    6勝。

    まさに、

    天皇賞・秋への王道ローテです。

    ところが、

    2016〜2025年

    0-0-4-28

    複勝率12.5%。

    勝利なし。

    2着なし。

    32頭出走して、

    3着4頭だけ。

    これ、

    同じ「毎日王冠組」として20年分をまとめてしまっていいのでしょうか。

    私は、

    かなり疑問です。

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    「毎日王冠→天皇賞・秋」が王道だった時代

    昔は、

    秋初戦に毎日王冠。

    そこから天皇賞・秋。

    非常に分かりやすいローテでした。

    実際、

    2006〜2015年だけなら、

    毎日王冠組から6頭も勝っています。

    この時代だけを見ると、

    「毎日王冠を好走した馬は秋天でも買い」

    という考え方はかなり合理的でした。

    特に、

    毎日王冠2着以内。

    この条件は強かった。

    2006〜2015年では、

    毎日王冠1着

    8頭出走。

    2-1-1-4

    勝率25%。

    複勝率50%。

    毎日王冠2着

    8頭出走。

    2-1-1-4

    こちらも、

    勝率25%。

    複勝率50%。

    つまり当時は、

    毎日王冠1〜2着馬の半分が天皇賞・秋でも馬券圏内。

    かなり強い条件でした。

    ところが、

    2016年以降は状況が変わります。

    毎日王冠組そのものが、

    10年間で連対ゼロ。

    だから私は、

    昔の

    「毎日王冠1着だから買い」

    「毎日王冠2着だから秋天でも有力」

    という考えを、

    そのまま2026年へ持ってくるのは危険だと思っています。


    なぜ「王道」が変わったのか

    これは、

    データだけでは一つに断定できません。

    ただ、

    近年の競馬を見ていると、

    大きな変化があります。

    それが、

    GⅠからの直行。

    です。

    以前なら、

    春のGⅠを使う。

    夏を休む。

    秋に一度前哨戦を使う。

    そしてGⅠ。

    この形が一般的でした。

    今は、

    春のGⅠから、

    そのまま秋の大目標へ直行する一流馬が増えています。

    つまり、

    「一戦使って状態を作る」より、
    「休養を挟んで目標レースへ直接仕上げる」

    というローテーションが増えた。

    この変化が、

    天皇賞・秋にもかなり表れているように見えます。


    直近10年は「前走GⅠ」が中心になった

    2016〜2025年。

    天皇賞・秋の勝ち馬を見ると、

    かなり分かりやすい変化があります。

    前半10年間、

    2006〜2015年では、

    前走GⅠからの優勝は2頭。

    対して、

    前走GⅡからは、

    8頭。

    完全に、

    GⅡを一度使って天皇賞・秋へ向かう形が主流でした。

    ところが、

    2016〜2025年。

    前走GⅠから、

    8勝。

    前走GⅡからは、

    2勝。

    完全に逆転しています。

    昔は「前哨戦を使う馬」が勝っていた。

    今は「GⅠから直行する馬」が勝っている。

    これが、

    今回の20年比較で見えた一番大きな変化です。

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    近10年の毎日王冠は本当に厳しい

    JRA公式の直近10年データでも、

    毎日王冠組は、

    0-0-4-28。

    32頭。

    勝率0%。

    連対率0%。

    複勝率12.5%。

    これはかなり明確です。

    もちろん、

    「毎日王冠組だから絶対来ない」

    とは言いません。

    競馬なので、

    今年変わる可能性はあります。

    でも、

    少なくとも、

    「王道だから加点」

    は、

    現在のデータではかなりしづらい。

    むしろ、

    毎日王冠組を買うなら、

    過去10年の不振を覆すだけの個別材料が必要。

    私はそう考えます。


    一方で宝塚記念組は崩れていない

    ここが毎日王冠との大きな違いです。

    宝塚記念組。

    前半10年の複勝率、

    31.6%。

    後半10年、

    34.8%。

    ほぼ変化なし。

    さらに直近10年では、

    3勝。

    前走GⅠ直行型が強くなった現在の天皇賞・秋と、

    非常に相性のいいローテになっています。

    そして、

    宝塚記念組にはもう一つ特徴があります。

    それが、

    前走着順をそこまで気にしなくていい。

    ということ。


    宝塚記念で負けていても巻き返せる

    過去20年。

    宝塚記念組で、

    天皇賞・秋3着以内に入った馬は14頭。

    その内訳は、

    前走1着から3頭。

    前走2着から3頭。

    前走3着から3頭。

    そして、

    前走4着以下から5頭。

    つまり、

    馬券圏内14頭のうち、

    約3分の1が、

    宝塚記念では4着以下でした。

    有名なのが、

    2017年キタサンブラック。

    宝塚記念9着。

    そこから天皇賞・秋1着。

    そして、

    2024年ドウデュース。

    宝塚記念6着。

    そこから天皇賞・秋1着。

    この2頭を見るだけでも、

    宝塚記念組を

    前走着順だけで切る危険性

    は分かります。

    だから、

    宝塚記念で負けた。

    それだけでは、

    私は評価を下げません。

    見るべきなのは、

    なぜ負けたのか。

    そして、

    東京2000mに替わって何が変わるのか。

    です。


    2026年の宝塚記念組は強力

    今年の登録・特集掲載馬を見ると、

    まず、

    クロワデュノール。

    前走、

    宝塚記念2着。

    1番人気。

    4コーナー3番手。

    近年強い、

    GⅠからの直行。

    さらに、

    前走で高い評価を受けながら、

    実際に2着。

    ローテーションだけを見るなら、

    今年の登録馬の中でも、

    かなり綺麗に好走条件と重なります。


    そして、

    ダノンデサイル。

    宝塚記念3着。

    前走3番人気。

    4コーナー9番手。

    こちらも、

    近年主流のGⅠ直行型。

    クロワデュノールほど

    「前走1番人気」

    という強い条件まではありません。

    ただ、

    宝塚記念組というだけで、

    現在の天皇賞・秋ではかなり重要なローテです。

    2026年のローテーション分析だけなら、
    クロワデュノールとダノンデサイルは最初に確認したい2頭。

    私はそう見ています。


    札幌記念組も面白い。ただし数字の見せ方には注意

    札幌記念組。

    過去20年では、

    32頭。

    2-2-3-25。

    勝率6.3%。

    複勝率21.9%。

    そして、

    単勝回収率は、

    なんと、

    115.3%。

    これだけを見ると、

    「札幌記念組を全部買えば儲かるじゃん」

    と思いますよね。笑

    でも、

    ここが回収率データの怖いところです。

    この数字には、

    2011年のトーセンジョーダン。

    単勝33.3倍。

    この一発が大きく影響しています。

    この1頭を除くと、

    残り31頭の単勝回収率は、

    約11.6%。

    一気に景色が変わります。

    回収率100%超え=再現性が高い

    とは限りません。

    どの馬が数字を押し上げているのか。

    ここまで見ないと危険です。


    ただし札幌記念組には、かなり明確な条件がある

    過去20年間、

    札幌記念から天皇賞・秋で3着以内に入った馬は、

    7頭。

    その札幌記念での着順を見ると、

    1着から5頭。

    2着から2頭。

    そして、

    3着以下から0頭。

    つまり、

    過去20年間の札幌記念経由好走馬は、

    全頭が札幌記念2着以内。

    これはかなり綺麗です。

    今年該当するのが、

    シェイクユアハート。

    札幌記念1着。

    そして、

    サクラファレル。

    札幌記念2着。

    どちらも、

    過去20年間の「札幌記念組好走馬」の必要条件には合っています。


    シェイクユアハートは条件合致。ただし6歳

    シェイクユアハート。

    札幌記念1着。

    3番人気。

    4コーナー8番手。

    札幌記念組としては、

    かなり面白い条件です。

    ただし、

    一つ大きな問題があります。

    6歳。

    JRA公式の直近10年データでは、

    6歳馬は、

    0-0-1-23。

    勝率0%。

    連対率0%。

    複勝率4.2%。

    7歳以上は、

    馬券圏内すらありません。

    つまり、

    ローテは面白い。

    でも年齢は逆風。

    だから、

    札幌記念1着だから軸。

    ではなく、

    能力。

    年齢。

    東京2000m適性。

    人気。

    ここまで見て判断したい馬です。


    サクラファレルも「札幌記念2着」は強いが…

    サクラファレル。

    札幌記念2着。

    4コーナー2番手。

    過去20年の札幌記念組好走条件には、

    しっかり当てはまります。

    ただ、

    前走では5番人気。

    ここが気になります。

    JRA公式の直近10年では、

    前走5番人気以下だった馬は60頭いて、連対ゼロ。

    3着が3頭だけ。

    つまり、

    前走で市場から高く評価されていなかった馬は、

    天皇賞・秋で1着・2着まで来るケースが近年ありません。

    サクラファレルを見るなら、

    札幌記念2着というプラス

    と、

    前走5番人気というマイナス

    の両方を見る必要があります。


    毎日王冠組を2026年へ当てはめる

    今年の毎日王冠組は多いです。

    セイウンハーデス

    毎日王冠1着。

    ホウオウビスケッツ

    2着。

    レディネス

    3着。

    さらに、

    リアライズシリウス

    7着。

    エルトンバローズ

    9着。

    シャンパンカラー

    13着。

    過去の感覚なら、

    毎日王冠1〜3着馬。

    かなり有力に見えます。

    でも、

    先ほど書いた通り、

    直近10年の毎日王冠組は、

    32頭で0勝・2着0。

    だから、

    今年も私は、

    「毎日王冠上位=天皇賞でも上位」

    とは考えません。


    セイウンハーデス──「毎日王冠勝ち」をどう扱うか

    セイウンハーデス。

    毎日王冠1着。

    一見すると、

    完璧な前哨戦勝ち。

    昔なら、

    かなり強い材料です。

    ところが、

    今回の調査では、

    毎日王冠勝ちという事実だけでは加点しづらい。

    直近10年、

    毎日王冠組から勝ち馬が出ていない。

    さらに、

    前走5番人気。

    そして、

    7歳。

    近10年の年齢データでは、

    7歳以上は、

    0-0-0-13。

    この条件はかなり厳しいです。

    もちろん、

    今年その壁を破る可能性はあります。

    でも、

    「毎日王冠を勝ったから買い」

    という根拠だけでは、

    私は足りないと思っています。


    ホウオウビスケッツ──同じローテで過去に3着

    こちらは少し面白いです。

    ホウオウビスケッツ。

    2024年。

    毎日王冠2着から、

    天皇賞・秋3着。

    そして2026年も、

    毎日王冠2着。

    同じローテです。

    ただし、

    2024年は4歳。

    今年は6歳。

    さらに前走9番人気。

    直近10年の

    6歳以上

    前走5番人気以下

    という2つのデータでは、

    明確に逆風。

    なので、

    私は頭や2着まで強く見るというより、

    馬自身の能力・展開を評価できるなら、

    3着候補として残すか

    という考え方になりそうです。


    レディネス──毎日王冠3着でも、ローテだけなら慎重

    レディネス。

    4歳。

    これはプラスです。

    毎日王冠3着。

    4コーナー5番手。

    内容自体は悪くありません。

    ただ、

    前走7番人気。

    そして、

    毎日王冠組。

    つまり、

    馬の年齢はいい。

    前走着順もいい。

    でも、

    現在の天皇賞・秋で弱くなっているローテ

    と、

    前走低人気

    というマイナスがあります。

    だからこそ、

    この馬は過去データだけで切るのではなく、

    前走の内容そのもの

    を見直したいタイプです。


    リアライズシリウスは「前走1番人気」をどう見るか

    リアライズシリウス。

    毎日王冠7着。

    結果だけ見れば、

    評価を下げたくなります。

    でも、

    前走1番人気。

    JRA公式の直近10年では、

    前走1番人気だった馬の天皇賞・秋成績は、

    8-3-2-14。

    複勝率48.1%。

    かなり強いです。

    つまり、

    前走で負けたとはいえ、

    市場から高く評価されるだけの能力があった。

    ここをどう考えるか。

    毎日王冠組というマイナスと、

    前走1番人気というプラス。

    さらに、

    7着になった理由。

    ここまで確認して、

    初めて評価したい馬です。


    エルトンバローズ、シャンパンカラーは条件的には厳しい

    エルトンバローズ。

    毎日王冠9着。

    10番人気。

    シャンパンカラー。

    毎日王冠13着。

    14番人気。

    毎日王冠組の近年不振。

    前走着順。

    前走人気。

    複数の条件が重なります。

    もちろん、

    競馬なので一変はあります。

    でも、

    過去データから候補を絞るという目的なら、

    かなり強い巻き返し根拠が必要。

    私はそう見ます。


    オールカマー組は20年間でもかなり厳しい

    オールカマー組。

    過去20年、

    44頭。

    1-1-0-42。

    勝率2.3%。

    複勝率4.5%。

    単勝回収率7.0%。

    複勝回収率13.2%。

    数字だけなら、

    かなり厳しい。

    今年の該当馬は、

    レガレイラ

    と、

    コスモキュランダ。


    レガレイラは「前走4着」だけで切りたくない

    レガレイラ。

    オールカマー4着。

    1番人気。

    ローテ成績だけなら、

    かなりマイナスです。

    でも、

    今回私は、

    簡単には切りたくありません。

    理由は、

    前走が重馬場だったこと。

    そして、

    前走1番人気。

    先ほどの通り、

    直近10年で、

    前走1番人気馬は、

    非常に高い好走率を残しています。

    つまり、

    オールカマー組だから消し。

    でもない。

    前走1番人気だから買い。

    でもない。

    前走4着になった理由。

    馬場。

    競走内容。

    そして東京2000mへの条件替わり。

    ここを見直す必要があります。


    コスモキュランダは「前走2番人気」だけでは足りない

    コスモキュランダ。

    オールカマー11着。

    前走2番人気。

    JRA公式では、

    前走2番人気馬も、

    直近10年で複勝率43.5%。

    数字自体は強いです。

    でも、

    11着。

    しかもローテは、

    20年間で複勝率4.5%のオールカマー。

    だから、

    前走人気だけで再評価するには、

    少し材料が足りません。

    なぜ11着だったのか。

    そこが明確に説明できるなら、

    再検討。

    そうでなければ、

    ローテーション面では高く評価しづらいです。


    実は「レース間隔」も近年の変化とつながっている

    ここまで読んで、

    一つ気づくと思います。

    GⅠ直行型が増えた。

    宝塚記念組が強い。

    毎日王冠組が弱くなった。

    これ、

    レース間隔

    ともつながっています。

    過去20年間。

    中10週以上。

    123頭。

    12-13-11-87。

    勝率9.8%。

    複勝率29.3%。

    対して、

    中10週未満。

    195頭。

    8-7-9-171。

    勝率4.1%。

    複勝率12.3%。

    かなり差があります。


    2026年の主要ローテに当てはめると、

    宝塚記念から、

    約20週。

    札幌記念から、

    約11週。

    オールカマーから、

    約6週。

    毎日王冠から、

    約4週。

    つまり、

    近年強い宝塚記念組と、

    比較的好走率のある札幌記念組は、

    どちらも中10週以上。

    一方、

    毎日王冠は4週。

    この数字も、

    現在のGⅠ直行型優勢と整合します。


    ただし、

    ここも注意。

    休めば強くなる

    という話ではありません。

    春のGⅠを戦った能力上位馬が、

    しっかり休ませて、

    秋の大目標へ直行している。

    つまり、

    馬の能力差そのものが含まれます。

    なので、

    「中10週以上だから買い」

    という単純な使い方はしません。

    画像

    2026年には「通常ローテではない馬」もいる

    そして今年、

    主要5ローテ以外にも、

    面白い馬がいます。

    マスカレードボール

    前走は、

    2025年ジャパンカップ2着。

    今回出走すれば、

    約48週ぶり。

    これは、

    宝塚記念から20週、

    札幌記念から11週、

    というレベルを大きく超えます。

    「休み明けが強い」

    という今回のデータを、

    そのまま48週へ伸ばしてはいけません。

    別枠で考える必要があります。


    ジョバンニ

    前走チャレンジC1着。

    タガノデュード

    同11着。

    ジュンブロッサム

    オクトーバーS3着。

    ネブラディスク

    博多S1着。

    このあたりは、

    今回比較した主要ローテとは性格が違います。

    特にJRA公式の直近10年では、

    前走GⅢ以下の馬は、

    非常に苦戦しています。

    だから、

    これらの馬を買うなら、

    ローテーションの不利を上回る個別の強さ

    が必要になります。


    回収率を見るときに、一番注意したいこと

    今回、

    単勝・複勝回収率も調べました。

    宝塚記念。

    単勝31.7%。

    複勝83.8%。

    毎日王冠。

    単勝68.4%。

    複勝61.0%。

    札幌記念。

    単勝115.3%。

    複勝74.1%。

    オールカマー。

    単勝7.0%。

    複勝13.2%。

    京都大賞典。

    単勝13.1%。

    複勝6.2%。

    この数字だけを見ると、

    札幌記念が最強です。

    でも、

    先ほど書いた通り、

    単勝33.3倍のトーセンジョーダン1頭を除けば、

    札幌記念組の単勝回収率は約11.6%。

    つまり、

    回収率は「なぜその数字になったのか」まで見ないと危険。

    平均値だけでは分からない。

    これは競馬データ全般で、

    かなり重要な考え方だと思っています。


    2026年をローテーションだけで整理すると

    ここまでを、

    かなり単純化してまとめます。

    ローテ面で評価しやすい

    クロワデュノール

    宝塚記念2着。

    前走1番人気。

    GⅠから20週。

    近年の天皇賞・秋に最も合う形の一つ。

    ダノンデサイル

    宝塚記念3着。

    GⅠから20週。

    こちらも近年優勢な直行型。


    条件に合うが、別の課題あり

    シェイクユアハート

    札幌記念1着。

    札幌記念組の好走条件に合致。

    ただし6歳。

    サクラファレル

    札幌記念2着。

    条件には合う。

    ただし前走5番人気。


    取捨がかなり難しい毎日王冠組

    セイウンハーデス

    毎日王冠1着。

    ただし近10年ローテ不振。

    前走5番人気。

    7歳。

    ホウオウビスケッツ

    毎日王冠2着。

    過去に同ローテで秋天3着。

    ただし今回は6歳。

    前走9番人気。

    レディネス

    毎日王冠3着。

    4歳はプラス。

    ただし前走7番人気。

    リアライズシリウス

    毎日王冠7着。

    前走1番人気は強い材料。

    敗因の再確認が必要。


    ローテだけなら厳しいが、再評価余地あり

    レガレイラ

    オールカマー4着。

    ローテ成績は悪い。

    ただし前走1番人気。

    重馬場だった点も含めて、

    着順だけで切りたくない。


    私が今回一番伝えたいこと

    今回、

    過去20年を調べて、

    一番面白かったのは、

    「どのローテが一番勝っているか」

    ではありません。

    ローテーションの価値が、時間とともに変化していたこと。

    です。

    過去20年だけなら、

    毎日王冠が6勝。

    最多。

    でも、

    その6勝は全部、

    2006〜2015年。

    2016年以降は、

    連対すらありません。

    一方で、

    前走GⅠ直行型は、

    直近10年で圧倒的に存在感を増しています。

    つまり、

    古いデータを長く集めれば集めるほど、
    現在とは違う競馬の常識まで混ざってくる。

    ここが重要です。

    「20年データだから信頼できる」

    とも限りません。

    場合によっては、

    20年間をまとめることで、

    現在の傾向を薄めてしまうこともある。

    今回の毎日王冠は、

    まさにその例だと思っています。


    過去データは「答え」ではなく、今年の馬への質問

    だから私は、

    過去データを、

    買い条件

    として使いすぎないようにしています。

    宝塚記念組だから買い。

    毎日王冠組だから消し。

    札幌記念2着以内だから買い。

    そんな簡単なら、

    競馬はもっと簡単です。笑

    そうではなく、

    過去データから、

    今年の馬へ質問する。

    例えば、

    クロワデュノールなら、

    「近年強いGⅠ直行型。その能力を東京2000mでも最大限出せるか?」

    ダノンデサイルなら、

    「宝塚記念3着から20週。今回の東京替わりはプラスか?」

    シェイクユアハートなら、

    「札幌記念1着という強いローテ条件を、6歳という年齢データがどこまで打ち消すか?」

    セイウンハーデスなら、

    「毎日王冠勝ちという実績で、直近10年連対ゼロというローテ不振を覆せるか?」

    レガレイラなら、

    「オールカマー4着は能力負けなのか。それとも重馬場による一時的な敗戦なのか?」

    こういう問いに変える。

    私は、

    この使い方のほうが大事だと思っています。


    最終的には「ローテ × 能力 × 条件 × オッズ」

    今回の記事は、

    あくまで、

    前走ローテーション

    という一つの角度です。

    最終予想では、

    これだけでは決めません。

    能力。

    東京芝2000mへの適性。

    脚質。

    位置取り。

    展開。

    枠順。

    調教。

    当日の馬場。

    そしてオッズ。

    全部重ねます。

    その中で、

    今回のローテーションデータを、

    一つの補正材料

    として使います。

    画像

    今年の天皇賞・秋で、このデータをどう使うか

    前走レースだけで結論は出ません。枠順、脚質、東京芝2000mでの位置取りまで重ねて、最終的な評価を考えます。
    天皇賞・秋の全頭診断を公開したら、この記事にも追記します。

    ▼重賞全頭診断▼

    ▼ 中央競馬新聞はこちら ▼

    ▼ shoma競馬コラムはこちら ▼


    天皇賞・秋。

    かつての王道、

    毎日王冠。

    そのローテーションが、

    今では直近10年間、

    0勝・2着0。

    一方、

    宝塚記念など、

    春のGⅠからの直行型が主流になった。

    これは、

    単なる一つの数字ではなく、

    競馬そのもののローテーション戦略が変化している可能性

    を示していると思っています。

    2026年。

    昔の「王道」が復活するのか。

    それとも、

    近年のGⅠ直行型が今年も強いのか。

    私は、

    そこにも注目して天皇賞・秋を見たいと思います。

    最後に一つ。

    皆さんは、毎日王冠1着馬と宝塚記念直行馬なら、どちらを先に評価しますか?

    今年のメンバーを見ながら、

    ぜひコメントで教えてください。

    本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

    shoma×馬券師🏇勝ち馬ロジック


    データについて

    今回の集計は2006〜2025年の天皇賞・秋20回を対象に、JRA、JRA-VAN等の公開資料と各年の結果を照合して作成しています。

    前走4コーナー位置については2026年の各馬の実際の前走結果を確認。

    なお、過去20年間の全出走馬についての前走4コーナー位置別勝率・複勝率は今回未集計です。

    また、レース間隔別の20年成績は外部集計値を使用しており、318頭すべての原票を今回独立再計算したものではありません。

    確定している数字と、未検算の数字を分けたうえで参考にしてください。


     
     
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